溶接の工程能力とは?溶接強度の規格と工程能力の関係について

このQ&Aのポイント
  • 大量生産ラインでの溶接を行う際には、溶接強度の下限の規格と工程能力(Cp)との関係が重要です。
  • 溶接強度の下限の規格を満たすためには、工程能力を適切に評価する必要があります。
  • しかし、工程能力を数学上の指標で見ると、ばらつきの大きな溶接強度が存在する場合に低い値になってしまうことがあります。そのため、溶接強度の工程能力を正しく評価するためには、他の要素も考慮する必要があります。
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溶接の工程能力

大量生産ラインで溶接を行うとします。 ISO9000などでは少し前まで”特殊工程”などに該当するような アーク溶接、tig溶接などで質問なのですが、溶接強度の下限の規格があって それに対する工程能力(Cp)を出そうとすると、サンプル数が50程度では 規格はぜんぜん余裕で満たす(10倍値以上)のですが、ばらつきが大きく 特に問題とならないはずの規格を大幅に超える強度(20倍のものなど) の存在が工程能力(数学上)を低い値にしてしまいます。 片側規格のCp計算には{(平均-下限規格)/3σ}をつかってます。 このような、溶接強度の工程能力(Cp)の見極めは 皆さんどのように考えておられますか? アドバイスいただけると幸いです。 よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

内容を平たく言うと次のようでいいのでしょうか? ・ほとんどの物は規格の10倍程度あり規格を楽に満足している。 ・時々やたらと強度が大きいものが出ることがある。 ・このやたらと強いもののために偏差が大きくなり、工程能力が出ない。 測定方法が妥当であるかの検証をします。その上で考察。 内容から考えますに、強度の分布は明らかに正規分布になっていないように 思います。工程能力は正規分布であることを前提にしているのでこの状態で 工程の能力を問うことは難しいのではないでしょうか? 残念ながら正規分布になっていないということは管理された工程とはいえま せん。極端に強いものが集団の中に発生しているということは、その原因と なる影響度の大きな要因がありそれが管理されていないと考えられます。 裏を返せば、極端に強度が劣るものが発生する可能性を否定しきれません。 影響度が大きく管理されていない要因を取り除かないと工程能力OKとは できないと思います。 (私は溶接に関しては素人なので、何か良い方法が存在するのかは ちょっとわかりませんが)

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