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快削鋼の面粗度を安定させる方法とは?
- スイス型自動旋盤で快削鋼SUM24Lを使用した部品加工を行っていますが、素材径φ12でφ5、φ8、φ10の段削り箇所の面粗度が安定しません。
- 以前はチップを使用していましたが、ロウ付けバイトを使用した方が良いとのアドバイスを受け、角度を変えながら試していますが、うまくいきません。
- 快削鋼で安定した面粗度を出すためには、どのような方法があるでしょうか?ご教授願いませんか?
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私共も、スイス型自動旋盤(ピータマンタイプ) を使用しており素材径も似ております。 おすすめできるチップは東芝タンガロイのネガタイプのブレーカー27(NS530), 京セラのワイパーチップ(TN6020) ワイパーチップのほうが面精度が良いと思われます。rpm5000でお試しを
スイス型自動旋盤の刃物については、下記の桜井産業へ相談するのが一番かと思われます。
- 参考URL:
- http://www.grandroyal.co.jp/
スイス型自動旋盤での加工ですが、φ10.8.5を一発で仕上ないといけませんよね。SUM24Lも秋山製鋼・下村特殊精工など種類も豊富です。総合的に理解できる?ナステック・協和石油ルブリカンツ?へ相談する事が一番の近道だと思います。 今回の相談でも、前or後挽きだか分かりませんの上記の業者に相談を。
私どもでも SUM24L材でφ11.0からφ6.0へ切削加工を行いますが Rmax1.6Sです。安定して加工が出来るのは3,000個ぐらいですね。バイトはローヤルMxa22 周速120m150m 、F0.03ぐらいです。 色々試してみた感じでは わりと良い結果がでました。 以上が 私の所でのやり方です。 ロウ付けバイトの研磨の方法や材料の問題も有りますので 参考までに。
製品の形状によりますが刃先のRを極力大きくする事の他に、ミゾ形状のバイトで削ってみてはどうでしょうか?ロー付バイトだと研磨が難しいかもしれませんが、やってみる価値はあると思います。点で挽くより面で挽くという感じです。サーメットチップだとうちの場合は、確かに光沢は出ますが、刃の寿命が短いと感じます。参考になれば幸いです。
快削鋼で面粗度を上げるのは意外と難しいですね。チップであれば本来ならばK種の超硬を使うべきなのでしょうがなかなかそれに適したすくいの入ったものがないですしK種で削ると少し白濁した感じに仕上がると思います。弊社ではチップならばサーメットを使用しています。京○ラさんなら外径であれば小径と言う事もありTNGG160402R-Sあたりがいいと思います。またロー付バイトの方ですが刃先にホーニングは施してますか?ハンドラッパー等で何回か刃先を擦ってみてから使用してみて下さい。あと小径ですので周速を上げるのは厳しいかもしれませんが200m/min以上がいいと思います。