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旋盤加工での面精度
- 旋盤初心者の方へ!外径及び端面の仕上げ加工での切削面のむしれに困っていませんか?
- 東芝のNS530チップを使用した旋盤加工において、S45C素材の加工径φ25からφ60位までの面精度向上方法をお教えします!
- 1500回転までの回転速度を持つ汎用旋盤を使用して、切削条件を変えながらの面精度向上トライアンドエラーに挑戦してみませんか?
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主に注意すべき点を以下に上げます。 ?バイト刃先は、外形・端面切削の場合、芯にぴったりか、芯より多少低めになるようにセットします。(絶対に芯より高くしてはいけません) (外形の仕上げ面がむしれるのであれば原因はこれでしょうね) ?端面切削の場合、超硬など堅い材種はハイスとは違い、外形→回転中心部方向へ送りをかけるのが一般的です。 もし回転中心部→外形方向へ送りをかけたいのであれば送りを下げてみてください。 もしそれでもだめならば、チップブレーカーを変えてみることです。
ムシレの要因ですが 周速が遅すぎる →高速領域で切削できるチップが低速領域でも 安定して削れるというわけではありません。 周速にあった材質を使いましょう。 切れ味重視でPVDコーティングなものを中心に。 送りが遅すぎる →仕上面をキレイにしようと送りを落として いませんか?送りが低すぎるとかえってムシレが 酷くなります。 ブレーカーが違う →切削面は良いものの、切粉によってムシレが 発生してしまう場合があります。とはいえS45C ならばそんなに問題にはならないと思いますが。 ジオメトリーが違う →下にも指摘がありますが、芯高が狂っていると ムシレやすくなりますね。若干下げ気味でよい 結果が出たことがあります。
お礼
御回答有難うございます。ブレーカーを変えてみたり、チップのカタログデータ上の推奨値を基準に条件を上下させてみたりしましたが、二進も三進もいきません。送りをあげると光沢面はでるのですが面精度が出ずお手上げ状態です。 またなにか困った事がありましたらアドバイス宜しくお願い致します。ありがとうございました。
こんにちは、宜しくお願いしますね。 (むしれの問題) だいたいの原因として、チップの高さに問題があります。つまりZ点の事ですね、チップが加工物の中心より上か下にあるとそのような現象になります、今の状況は刃先で加工物を削っているのではなく、チップの側面で加工している時にこすった跡が残るのが(むしれ)の原因だと思います。回避方法としては、チップの刃先をセンターにもってくる事がベストですね。一度、削っている時に止めてみて観察してみて下さいね。これが原因でない時は、又、質問してください。
お礼
御回答ありがとうございます。チップの高さは確認しましたが問題ありませんでした。ブレーカを 変えてみたりしましたが思うようにはいきませんでした。またなにかありましたらアドバイス宜しくお願い致します。有難うございました。
サーメットはチッピングをおこすとザラっとしますね。 荒加工用、仕上用とバイトを変えて走ったらどうでしょうか? コーティングのチップで最後1ミリ程度の取り代で回転をあげて削ったら光るかもしれません。 知人の旋盤工の方に聞いた話ですが、 汎用旋盤でフランジ加工の際に中心にいったら周速回転じゃないから、仕上げ面に苦労しませんか?と質問したら、 日本特殊陶業の超硬が低速切削でピカリ☆と光ると教えてくれました。 サンプルをもらって試してみてはどうでしょうか。
お礼
御回答ありがとうございます。荒加工用、仕上用とバイトを変えてはみたのですが思うようには・・・。日本特殊陶業のチップの情報有難うございます。サンプルもらってみたいと思います。 ありがとうございました。
こんにちは。 小径物などは、なかなかきれいにならないですよね。 チップの刃をハンドラッパ、油砥石などで少しころしてやってみてください。 ころしかたが微妙ですが、何回がやっていると結構きれいな面が出せるようになると思います。 頑張ってください!
お礼
回答ありがとうございます。本当にころしかたが微妙ですね。素人には簡単そうで難しいです。 ありがとうございました。
お礼
御回答ありがとうございます。バイトの高さいろいろ試してみましたが納得のいく切削面は出ませんでした。チップブレーカーも変えてみたのですが大差なくこまっています。今回はアドバイス誠にありがとうございました。