急転、金正恩の思惑って？

質問

突然、南北首脳会談の開催が合意され、南北関係が対話方向に進展しているようですが、金正恩はもとからこのストーリーを描いてミサイルや核実験をしてたのでしょうかね？
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180307-00000038-jnn-int

核保有を認めさせたいという思惑があったと思うんですが、現体制が守られるなら核保有の必要はないとも言っているようですし。不気味に感じています。

回答No.3

eroero4649 · ベストアンサー

＞金正恩はもとからこのストーリーを描いてミサイルや核実験をしてたのでしょうかね？

元からそうだったとは考えにくいですが、オプションのひとつとして考えていたでしょうし、そうなることが理想だとも考えていたでしょう。
金正恩にとって、韓国の政権が親北朝鮮のムンジェイン政権になったのはまたとないチャンスだったと思います。かといって北朝鮮側から頭を下げるわけにはいかない。するとこれまた都合がいいことに平昌オリンピックがやってきてそこから韓国側から秋波が送られてきたので、これこそ渡りに船だと乗っかったのでしょう。
何より驚いたのが韓国側の特使と食事を共にしただけではなく、妻や例の妹も同席させたことです。それに加えて妻も妹も従えて特使団を見送りました。最上級の歓待をしたわけで、ここまで歓待するとは私も思いませんでしたね。私は特使団とはマスコミ向けにちょっと会うだけで、食事の席まで一緒にはならないだろうと思っていましたから。

日本ではイカれた狂信者扱いされる金正恩ですが、元々はスイス育ちで西側の国々がどんなものであるか冷静に見通す目は持っていたと思います。まさか異母兄である金正男氏を暗殺するとは思いませんでしたけどね。
これでムンジェイン大統領が平壌訪問となったら世界的に雪解けムードとなるでしょう。もちろん、北朝鮮がそう簡単に核兵器を手放すことはありません。あれは切り札ですからね。朝鮮半島の非核化なんて、どうやって担保するのかって話になりますからね（まさか在韓米軍が北朝鮮の査察を受け入れることはないでしょう。どのみち、米側が朝鮮半島の非核化を担保する術がないのです）。
絶対実現不可能な条件を出して「それが受け入れられるなら核兵器にはこだわらない」と発言したのは、したたかながら相当勝負をかけてきているとも思います。

世界で最も北朝鮮に対して強硬圧力をかけるように主張していた安倍政権が、一番立場を失っているのは否めませんね。この状況で強硬路線は国際的な孤立も招きかねませんし、かといって融和路線に舵を切ったら支持層のネトウヨの間で失望されるリスクがあります。

お礼

ありがとうございます。

＞私は特使団とはマスコミ向けにちょっと会うだけで、食事の席まで一緒にはならないだろうと思っていましたから。

同感でした。金正日時代の自転車操業とはかなりやり方が異なるように見えるし、金正恩は対外的なイメージよりもずっと合理的で戦略的に考えているようにみえてきました。

回答No.12

あずき なな（@azuki-7）

正直　ビビってるんじゃないですか？
今まではアメリカも強気に出る事はあってもそれ以上の事はしなかった
しかしトランプはどうやら本気で北朝鮮に核を撃ち込むかも知れない
真正面からまともにぶつかれば北朝鮮は到底アメリカには勝てません

今までは北朝鮮が強気に出てもアメリカは戦争にまでは至らなかったけど
どうやらトランプをこれ以上刺激するとマジでやべぇ　
って正恩は思ったかも知れません(スパイとか情報当局辺りからどうやらアメリカが本気らしいと言う情報を入手したのかもしれませんね)

ただ北朝鮮はいつも先手に手で
結局相手が折れなかったら「俺たちは下手に出たのに相手が折れなかった」と難癖をつけてまた核開発を続けます
もしかすると今回もそれが狙いかも知れません

回答No.11

koncha108

>「こっそり開発は進め」て、支援を得るという、金正日からの自転車操業をつづけていくということですか？

前科があるので、その可能性を頭に入れておく必要があると思います。北朝鮮に限らずですが、イランでも核合意がされた後にそれを確認するための査察を拒否したり妨害したりと言うことはありました。合意して従わないと言うのが金一族の常套手段と思います。
一方で経済制裁の影響が深刻で北朝鮮人民の金正恩体制への不信感が目に見えて広がっていると言う情報もあり、それで金正恩も核を諦めざるを得なくなったと言う観測も一部にはあるようです。ただ、それにしてもそんなに簡単に諦めきれるものではなく、まずは経済制裁の緩和が大目標でしょう。

回答No.10

staratras

北朝鮮の至上命題は、現在の政治体制を維持して国家として安泰な状態にすることです。戦前の日本風に言えば「國軆の護持」です。

核・ミサイル開発もそのために欠かせないと考えて行っていることなので、簡単に止めるとは考えられません。ただし、核・ミサイルと心中して国の存続を断念してでもこちらを優先するかといえば、それも違うでしょう。

その意味から言えば、ここにきて「対話」を持ち出してきたのも、経済制裁が強化されて懐具合が苦しくなる中、そのための手段として有効だと判断したからです。悪く言えば「時間稼ぎ」ですが、前向きの可能性が皆無ではなく、すべてはこれからの対話内容しだいです。

それにしても、核実験やミサイル発射など危機感をできるだけ高めた上で、絶妙のタイミングで「対話」を持ち出してくるあたり、最高指導者というよりも北朝鮮の指導部の中に相当優秀なブレーンがいるようです。逆にそうした人たちが次々に辞めていくアメリカは大丈夫でしょうか。

お礼

ありがとうございます。

回答No.9

mrst48

現段階では、何も変わっていません。
なので、一連の言動も金英恩サイドの戦略かもね。

あと、北朝鮮専門家・評論家が
あれこれ言っていますが、それはその本人の推測でしかありませんね。

回答No.8

g27anato

メディアをはじめ、多くの人が何か勘違いしてるように思えるのですが…。

急転
…特に何かが急転したとも思えないのですが。
しいて言うなら、米朝の争いでカヤの外に置かれながら北の核に怯えて尻尾を畳んだまま遠吠えさえできずにいた南が、
北のバラ蒔いた餌を見て後先考えずに尻尾を振って飛びついてしまったという事くらいでしょうか。

金正恩の思惑
…父親正日の時代には、北は米朝の直接対話を望んでいました。
その実現の為に、核とミサイルを保有した今こそ対等に話しあえると考え、その第一段階として南を仲介の為の手下にしようと考えたのなら、ある程度納得できるのではないでしょうか。

ミサイルや核実験
…以前から北は「抑止力」と言ってます。
在韓米軍は以前から核を持ち込んでいる筈ですから、それに自力で対抗する力を持とうとしていたのは確かです。

現体制が守られるなら
…米朝は今も停戦中であり、祖父と父親の二代にわたり支援しながら核放棄の約束を無視され続けたアメリカは、その孫に受け継がれた現体制を完全否定してます。
アメリカの立場は金一族の退場が前提ですから、現体制が守られることは有りません。

核保有の必要はない
…これまでの核開発は、在韓米軍が持ち込んでいると思われる核に対抗する抑止力という大前提があります。
今回の話は、その大前提が無くなってこその話です。
つまり「半島に核を持ち込んでいる米軍は韓国から手を引け」という事であり、
その無理難題をアメリカが受け入れない限り、この話は無かった事になります。

これまで二度も北に騙されたと思ってるアメリカですから、在韓米軍の核を引き上げてまで今回の話に乗るつもりは毛頭無いでしょう。

北にとっては南が金一族の手下になることで目的の半分は達したことになり、
今後のアメリカ追い出し作戦がやりやすくなるという読みは有るかと思います。

勿論、北はアメリカが南に留まる限り、金一族の破滅に繋がる核廃棄なんてするつもりは毛頭ありません。
今後もアメリカに対して難癖を付けながら核の拡大を謀る筈です。

お礼

ありがとうございました。よくわかりました。

回答No.7

dragon-man

新手の詐欺です。アメリカはクリントンもブッシュもオバマも何度も引っ掛かりました。アホなトランプがまた引っ掛かりそうです。アメリカってつくづくバカな国ですね。何度騙されたら分かるのか。自分のアホさ加減が。

回答No.6

roadhead

表では対話と言いながら原子炉で原爆の材料であるプルトニウムを作っているらしき事が確認されています。
一度手に入れた核兵器を手放した国は１つもありません。
北朝鮮側はとにかく時間稼ぎの為に対話を持ち出しているだけだと思われます。

回答No.5

edogawaai

時間稼ぎ　と思います
アメリカからの予防攻撃を、防ぐ為に
十分な、ＩＣＢＭと核弾頭を所有するまでは　対話路線を取るでしょう
核弾頭に付いては、すでに　適当な数を保有していると思います
後は、ＩＣＢＭの完成と　それに載せる核弾頭の準備ですね

核保有は絶対に破棄しません
核兵器が無ければ、誰も　北朝鮮を相手にしませんよ
世界に多く有る　独裁国の一つとして　自然に消滅するでしょう

お礼

アメリカに届くミサイルが完成したとアメリカ国民が不安に考えいてる現時点で、すでに抑止力になっているわけで、仮にICBMの実際の精度が十分でなくても、「時間かせぎ」をする理由はないと思うのです。
ここで対話に転じてきたのは、これまでの瀬戸際外交のやり方とは別次元のストーリーに思えてなりません。

回答No.4

IXTYS

こんにちは。　

南北対話がいくら進展しても朝鮮半島が統一されることはありません。　それはそれぞれが描く将来予想図が全く違うからです。

先ず北は金一族による支配が続き、北が独立国として存続し続けること。　そのためにはアメリカと平和条約を締結し、その際北朝鮮の基本インフラの整備を米国の指示で日本にやって欲しい。　当然無償で。

続いて韓国の描く未来予想図は北が南と一緒になりたければ併合してやるが、北のインフラ整備は一切担当しない。　それは日本にやらせれば良い。　当然、全額日本負担で。　

どちらの国も北の基本インフラ整備は全額日本に負担させてやらせよう。　ここだけは一致しています。　いやロシアも中国もそう考えています。　ひょっとしたらアメリカもそうかも知れません。　鍵は馬鹿な日本をどう巻き込んで北のインフラ整備をやらせるか。　ここが鍵です。　馬鹿な日本がこれに気がつくでしょうか？　彼らは本当に馬鹿だからなあ！

回答No.2

noname#230885

> 金正恩はもとからこのストーリーを描いてミサイルや核実験をしてたのでしょうかね？

もとからこのストーリーは描いてはなかったと思います。
ムン政権が発足して、韓国も融和路線に切り替わってきたため
ではないでしょうか。オリンピックも済んで季節も春ですし、いい頃合い。

北の「瀬戸際外交」からの「ほほ笑み外交」。
南北朝鮮はかつて国を失ったことのある民族で、朝鮮戦争も経験し、
北は国家存亡の危機にたたされていました。
日本は、自衛隊の憲法上の位置づけさえあいまいな国なので
ぜんぜんかなわない部分がありますね。

いずれにせよ、戦争にならないことが大事かと思います。

お礼

ありがとうございます。
たしかにそう思います。