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裁量労働制の目的は?
最近、国会で議論になっている裁量労働制ですが、こんなものって、労働者側には何のメリットもない気がするのですが、どうなのでしょうか? こんなの、企業側が、労働時間を減らす目的ではなく、賃金を減らす目的ですよね? 違いますか。 クリエイター系とかの社員が、ムダに居残って残業稼ぎやっているのを削りたいのが本音で、人件費を削ることが、目的ですよね? いかがでしょうか。
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最近、国会で議論になっている裁量労働制ですが、こんなものって、 労働者側には何のメリットもない気がするのですが、どうなのでしょうか? ↑ ハイ、その通りです。 こんなの、企業側が、労働時間を減らす目的ではなく、賃金を減らす目的ですよね? 違いますか。 ↑ 違いません。 クリエイター系とかの社員が、ムダに居残って残業稼ぎやっているのを 削りたいのが本音で、人件費を削ることが、目的ですよね? ↑ 違います。 本音は総ての労働者にこの制度を広げることに あります。 当初は特定の業務に限ってやるが、なし崩し的に 他の業務にも拡大する、というのは政府の得意技です。 派遣制度がその例です。 これはドイツでやったアジェンダ2010,ハルツ改革 に倣ったものです。 東ドイツを吸収したドイツは、社会主義に慣れた怠け者 労働者に足を引っ張られ、経済が落ち込み、欧州の病人とまで いわれました。 それで、労働者を締め付ける改革を行ったわけです。 これが成功して、ドイツは今やEUの牽引役です。 永い不況に苦しむ日本も、何とか不況から脱出しようとして 似たようなことを始めたのです。
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- hue2011
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これは「働かざる者食うべからず」ということを法律にしようという考えです。 やればできることを伸ばして時間を稼ぎ、残業手当や何かをとれるようにして作業をしているような人間たちがいますから、そんなもん成果のぶんしか払わんぞ、ということを明言できるという話です。 もちろんクリエイターなんていう仕事は何度も絵を描きなおしたり振出からやり直したりしますから、最後に到達した1枚だけしか払わんと言われたら大変に労働に合わない収入になります。 だから、そういうものを本当に最後の1枚だけ払うということでいいことにしないためには、ボツにしたいくつものものを提示して、作業は現実にはこれだけかかったという交渉が必要になります。 そういう交渉がなしで泣き寝入りをするなら、10時間働いているのに1時間分の時給しかとれないなんていうことは起きうることです。あくまでコミュニケーション能力が要求されるのです。そしてその交渉は成立します。裁量労働であってその判断自体はマニュアルですから。 人件費を削るんじゃなく、無駄に出ている経費を抑えようというのが裁量労働制の目的です。
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回答ありがとうございます。
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