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資金繰り上の単純な確認
小さな会社の経理の初心者です。 資金繰り上の単純な疑問です。 例えば 毎月100万銀行に返済するとして、利益も月100万(年1,200万)出さないと手持ち資金が足りなくなると、単純に考えるのですが間違っているでしょうか?
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●単純な資金繰りを考える場合は、#1で回答されているとおり、P/L上の数値をみて判断します。 一般的には、税引後当期利益(借入利息も控除されています)に資金支出のない減価償却費をプラスしたものが、借入金の元金の返済原資になります。 例えば、減価償却費300万、法人税40%、借入金元金返済額1200万の場合、 税引前当期利益 1,500万(借入利息差引後) 法人税(40%) 600万 (税引後)当期利益 900万 税引後当期利益900万+300万=1200万 これが借入金の元金の返済原資になります。 この場合、1200万の借入金元金を返済するのに税引前当期利益が1500万必要になるわけです。 ●厳密な資金繰りを判断する場合は、#2で回答されている通り、B/S上の数値もみて判断します。 具体的には既に説明されている通りで、売上債権等の資産の回収期間を早めて、逆に債務の支払いは遅らせることで資金は回っていきます。 しかし、事業上の収益が上がらないことには、B/S上の資産の回収期間を早めても限界があります(財政状態が悪化したらどうしようもない)ので、P/Lの収益力をUPさせて資金繰りを改善するのが基本的な考え方です。
その他の回答 (2)
借入金を12000万円返済するのに、過去の売掛債権を回収したり、現金売り上げの比率を高める、掛売の回収期間を短縮する、買掛金の支払期間を長くするなどで、資金の回転率を高めれば、利益を1200万円確保しなくても返済は可能です。 又、利益が出ても、売掛金の回収が長期化したり、在庫が増えると利益が現金化されず、資金繰りが悪化して返済資金を確保できません。 この典型が「黒字倒産」です。 利益と資金繰りは連動しません。 下記のページと参考urlをご覧ください。 http://www.toyokeizai.co.jp/mag/special/2003tousan/extra07.html
お礼
参考URL 参考になりました。 ありがとうございました。
- cyobin_man
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納税資金を考えない場合 年間返済額1200万円(利息を含まず)の場合 利益+減価償却費が1200万円あれば 差し引き0ですね。 ただし 資産の購入(経費科目にならないもの)代金は別に必要です。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 減価償却費を忘れていました。
お礼
売掛にしろ在庫にしろ削減には限界がありますよね! ありがとうございました。