量子論セミナー

質問

お尋ねです。
先日、夫から量子論のセミナーに行きたいと相談がありました。
会社を経営していまして、色々ごちゃごちゃがあり改革をしている真っ最中です。
そこで、今後の事を色々考えて辿り着いたのが量子論のセミナーらしいです。
ここ数ヶ月、父の他界や社員の退社が重なり自分自身が今までやって来た事への不具合は自分の責任だと自暴自棄になっています。
私は夫に、自分を信じる事。
見つめ直す様に促していますが…。
一緒に乗り越えたいと思っています。

さらに、世の中的には功績をたたえられて
会社では上手くいっていないギャップが大きいようです。
長くなりましたが、セミナーに行くと解決出来るのでしょうか？
ちなみに、計6回のセミナーで30万です。
こんな高いお金を払うのは、宗教なんじゃないか心配です。

回答No.2

hue2011 · ベストアンサー

なんでもそうなんですが、解決するかどうか、はすべて当人次第です。

直接解決しようと考えてがつがつ行く人間はたいがい失敗します。
理由は、考えないで「正解」を求めようとするからです。
こういうことをして解決した人がいる、と聞いても、それはその解決した人の話であって自分じゃないのです。
自分も解決する「かもしれない」というレベルの話を、聞いただけで解決と思いたがる。
それは本質的な問題の除去にはなっていませんので、何を聞いても無効になるんです。

解決する人は「ヒント」あるいは「契機」として聞けた人です。
問題は人それぞれ個別ですから、全く同じものなんかありません。
あ、そういう考え方ができるのか、そうか、と何かに気付けばそれが自分側のエンジンを回すことになる契機になるのです。
津軽三味線を聴きにいっただけで、資金繰りの解決ができるようになったという話を聞いたことがあります。

正解を求めようとして失敗するタイプの人にとってはそれは一種の宗教です。
教祖様が手をかざしてくれたら解決すると信じるのですから。
だけど、宗教でも「天はみずから助けるものを助く」という考えがあります。責任は負いきれません。

ご当人次第です。

夏目漱石に「門」というのがありますが、あれは自分だけが悩んでいて問題を抱えていると思っている人間が禅寺にいって修行したら解決するかと思ってでかけて何も得られなかったという話です。
どんな悩みでもあれに陥る危険性があります。

ちなみに6回のセミナーで30万は全然高くありません。

むしろ無料セミナーとか500円ぐらいだったらそちらのほうが怪しい。
980円のお守りブレスレットを買ったらそれに対して祈祷料だとかいろいろいわれて30万のほうがいやらしい話です。

こういうセミナーが、えいやと乗り越えないといけない値段にするにはわけがあります。
無料のセミナーなら遊び半分に参加してダメでもいいやと思ってくるから、自分で解決しようという意志がない人がくるからです。
そのお金を払っても自分の問題を解決したい、という覚悟が必要だということを示しているのです。
そして、当然ですけど、その価格に相応の効果が得られるようにできるという自信がある教材のはずです。

別に税金としてとるのじゃないですから、参加不参加は当人の自由で意志決定次第です。誰も強制していません。
その敷居を超えてやる気があるかどうか、ということです。

量子論というのがテーマとしては面白いと思いますが、内容はまずこういうことです。

参加者は講師に向かって受講状態で座りますが、2人がペアとなって並ぶカタチになるはずです。
そして、隣にいる人間を、そのときだけのことですがパートナーとして意識してくれという設定にします。

講師が何かをしゃべります。そして、受講者に考えてもらうスポットをしばしば作ります。
「わかりましたか」「はーい、わかりました」ではなく、自分がどう考えたかを発信できるように持っていくのです。
とはいえ講師と受講者は1対多ですからいちいち聞いていたら時間が足りない。
そこでパートナーに対しそれをしゃべってくれという形にするのです。
そうすると、自分が理解したりしたこと、あるいは自分の体験を、初対面の隣の人に話す必要があります。
そこには悶々と悩んでいるだけでは働かないアタマの動きが必要です。
これをパートナーと交互におこなってある程度時間がたったら「シェアしてください」という号令がかかります。
パートナーとのチーム単位で、大勢の前でしゃべるということです。
この場合、第三者にかたるためにどうしたらいいか、をパートナーと相談する必要が出てきます。

これを繰り返すのです。
そうすると、自分の抱えている問題点は隣の人と共有され、大勢にも認知されるわけです。
問題点が、じゃなく、問題点に対する判断や方針を共有認知されるということになるのです。

これは実は薬物中毒の患者やアルコールやタバコで生活が害されている人があつまって行うワークショップと基本的には同じです。

つまり、悩んでいるのは自分だけではないということを知ること、皆が同じ方向にいこうとするので声をかけあおうということです。

まあご主人次第です。
あなたがとやかく言うべきこととは思えません。言うとすればそのお金が出せるかどうかということだけです。

値段は高くはありません。ま、安くもありませんが、安くしない理由は今述べた通りです。
それなりに本気の人間が集まるのは間違いありません。お金の出費を許すかどうか、だけです。

何度もいいますが、成功するかどうかは当人次第です。
私は高くないと言いましたし、心理的にどういうことがおきるかもいま説明しました。
何もしないよりは一歩踏み出せますけど、問題がすべて片付くかどうかは誰も保証できません。

しかし、サッカーの試合なんかでもそうですけど、勝ち癖がつくということがあって、勝つことを信じてうたがわないようになったら問題はありません。
1点や2点とられても大丈夫なんです。
そういう域に自分をもっていくというのは、なかなかひとりではむつかしいことです、ということだけ言っておきます。

お礼

ありがとうございます。
私も、納得して送り出したい気持ちでいっぱいです。
セミナー＝怪しい
固定観念や
見えない何かに意識を持って行き過ぎになりそうで、怖かただけかもしれません。
結果良い方に進める様に、私自身も勉強して行きたいです。
お時間頂きありがとうございました。

回答No.5

mqm

ご主人がどのような会社の事業をなさっているのか、
その事業内容が物理学の専門知識を利用するものなのかどうか、
その量子論セミナーの案内のページのネット上の探し方

そして、もしすでにセミナーが始まっているのでしたら
参加した後に、どのような変化がみられたかどうか

以上、４つの項目について、補足質問の欄から
お知らせいただければ
さらに明確な助言が得られやすいことと存じます。

それでは、ご主人の再起を祈っております。

回答No.4

kanstar

まず、他の回答にもありますように、「量子論」とは物理学の一分野です。

なので、「量子論」を本来学ぶとしたら、大学の「工学部」に進学すればいいだけです。
ただ、計6回のセミナーで「量子論」を理解出来るかは疑問です。

そして、そもそも会社の経営者が物理学を理解する必要があるのかも疑問です。

まあ、個人的にはエセ科学のセミナーではと推察します。

回答No.3

IDii24

>今後の事を色々考えて辿り着いたのが量子論のセミナー
ほー。何を思ったんでしょうか？なんか機械や技術系の会社でしょうか？宗教と量子論は違いますが、宇宙と宗教を結びつけている団体があるように、量子論というのは生きとし生けるもの宇宙全体の話になるので強引にむすびつけようとするならできますね。アメリカでも宇宙飛行士は神の声を聴くとかありますからね。科学とい宗教は紙一重です。
ただ純粋に量子論を理解して今後の技術に生かすという意味であれば、今はやりのAIにもつながる技術ですので価値はあります。
しかしどうでしょう？6回でこれを理解できるほど簡単ではないですよ。元々物理の知識や数学の知識がある人ならある程度理解可能です。量子ビット計算式についてちゃんと計算できる人はかなり頭のいい人です。
まあこれを何かのチャンスにしたいと考える事も出来ます。例えば通信やクラウドの商売ですね。
しかしあなたのご主人はどのレベルの人でしょう。思い付きだけで前知識がないならよくわからずに帰ってくると思います。しかし前提知識がある人なら何かをつかむかもしれません。このセミナー自体が何なのかはわかりません。そもそも大学の授業でやるような内容ならわざわざお金儲けとしてやるかな？という疑問はあります。

回答No.1

catpow

>>こんな高いお金を払うのは、宗教なんじゃないか心配です。

専門知識のある人が講師を務めて、しかも６回のセミナーであれば、金額としては普通でしょう。
驚くほどのものではありません。

質問者さんの金銭感覚がちょっとおかしい気がします。

お礼

金銭感覚がおかしい事がわかりました。
自分自身が知らない事が沢山あり、理解力も備わっていないと反省しています。