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自然災害等によるCO2排出量は京都議定書にどう反映されるか?
自然災害(森林災害等)や戦争によるCO2排出量は議定書でどのように扱われているのですか?例えば、ある締約国の中で発生した上記不可抗力によるCO2発生量は、その国の削減目標に影響するのでしょうか?宜しくお願いいたします。
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>>排出量の削減対象となるは、産業と位置付けられるものに限定されると言う >>ことですね。 えっと、本当は非産業である家庭生活からの排出も削減したいでしょう。 (私は会議に出席していないので推測にしていますが) なにせい、家庭にはせいぜい省エネの呼びかけくらいしかできず、法規制や 指導によって排出量削減をすることが不可能ですから。 ですので、規制の掛けられる産業に矛先が向きます。 家庭に直接入り込む事が出来るとしたら、リサイクルくらいでしょうか? リサイクルを通じて排出量削減を目指し、応分のコストは料金として徴収する という形ですね。 □ >>でも不可抗力による排出量って結構馬鹿にならないと思うのですが 噴火とか森林火災とか、馬鹿に出来ない量だと思いますよ。 さすがに都市火災まで考慮している算出モデルは無かったと思うんですが、そこら の諸源の見込み方が色々ですから、算出モデルや算出結果も色々です。 □ >>不可抗力による排出を考慮していないのでしょうか?していないなら >>実際はもっと早く温暖化してしまうことになりますが。。 これは無いと思います。 削減方針は常に「○○年レベルの排出量に落としましょう」って出ますよね? つまり、(誤解を生みますが解りやすい言い方で)『○○年の排出量なら問題は 発生しそうにないから、そこまで落としましょう』って意味です。 つまり、「バックグラウンド(不可抗力も含んだ削減できない排出量)と、人類 が積極的に排出する量(産業等)を含めて、○○年なら問題なさそうなので、そ のレベルまで削減しましょう。 ただし、バックグラウンドは狙って削減できる ものではないから、削減可能な部分(産業等)で対策しましょう」ですね。 ※:本当は炭酸ガス濃度の評価方法(大気中で図るか等)とか色々 な話は有りますが、それはここでは書ききれないので割愛。
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- kenchin
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天変地災戦争の『結果』として排出されるものはは対象になりません。 不可抗力によるCO2発生量も排出量としてはカウントされません。 直接的に安全保障に関わって排出されるものについても、対象外になるで しょう。(艦艇航空機等からの排出) ただし、戦争を行うための武器生産等「経済活動の範囲内」と捉えて対象に なります。
補足
早速回答有難う御座います。 排出量の削減対象となるは、産業と位置付けられるものに限定されると言うことですね。でも不可抗力による排出量って結構馬鹿にならないと思うのですが、どうですか? ところで、もう1つ解れば教えて欲しいのは、よく10、100年後の世界の気温を算出したデータがありますが(京都議定書でも何らかの予測はしていると思いますが。。)、その算出根拠としてのCO2等排出量も、不可抗力による排出を考慮していないのでしょうか?していないなら実際はもっと早く温暖化してしまうことになりますが。。
お礼
詳しい回答有難うございます。よくわかりました。