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漢文の白文について

白文に送り仮名をつける問題をしていてふと疑問が浮かびました。 問 :水流。 答案:水は流る。 というのがテキストの答えです。注訳には「主語+述語」の文構造とかかれていました。 このとき、「水が流る。」ではだめなのだろうかという疑問がでました。 主語と述語の関係ならむしろ主語を作る助詞「が」を使うほうが適切なのではないかと思います。 おそらく「どちらでも大丈夫」というものなのだと思いますが、なにぶんテキストにはそのように書かれていないし、自信が持てません。 どうか教えてください。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kzsIV
  • ベストアンサー率53% (238/446)
回答No.2

 漢文を現代日本語に訳す問題、いうのであれば No.1 busters516 さんの回答で十分でしょう。  ただ、質問者 vqnc13625 さんの訳は「水は流る」「水が流る」となっています。古語の「ながる」であって、現代語の「ながれる」ではないように見受けられます。  「白文に送り仮名をつける問題」も「白文に仮名を送って漢文の読み下し文を作る問題」であろうかと思われます。  「漢文」の勉強は「古語」の勉強と共に「国語」の「古典」という勉強に属します(「現代文」「国語表現」と並んで、)。  漢文の読み下し文(訓読文)も、「古語」を使います。「古語」は一応西暦1000年頃、「源氏物語」のころの日本語を基準とします。平安中期にまだ使われていなかった用法は漢文訓読には使いません。「水」を「主語」、「流」を「術語」とする平安中期の構文は、   「みづながる」   「みづはながる」   「みづもながる」   「みづぞながるる」   「みづこそながるれ」 等ですが、漢文訓読として「正しい」のは最初の二つです。おそらく「仮名をつける」方を優先して「水は流る」を正しいとしたものでしょう。

vqnc13625
質問者

お礼

お二方のおかげで疑問に思っていたことがすっきりとしました。 特にkzsIV さんの回答は、漢文のルールでしっかりと教えてくださったので大変助かりました。どうもありがとうございます!

その他の回答 (1)

回答No.1

どちらも正解です。 なぜなら日本語では、 主語+助詞+述語 (水+が+流れる) のように表し、助詞の部分には「は、も、こそ、さえ」などを入れることで、違ったニュアンスの意味を持たせることができますよね。 しかし、漢文(中国語)はちがいます。 主語+述語 (水 流) のように助詞が必要ありません。 なので訳すときには、文章に自然な形になるように訳せばいいのです。 なので、例えば、 「風不吹、水流。」という文があった場合、 「風が吹かず、水が流れる。」とも訳せますけど、「風は吹かないが、水は流れる。」と訳したほうが日本語として自然ですよね。 そんな感じです。 …わかりますかね。説明下手ですね。笑

vqnc13625
質問者

お礼

回答ありがとうございました!お二方の回答のおかげで疑問がすっきり解決しました!

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