• ベストアンサー

学問は唯物論と観念論で構成されていますか?

urigadai2013の回答

回答No.7

再々再度の補足に対する、再々再度の再度の回答をします。 美学も、哲学も、「学」と言っている以上、学問の範疇に入るんじゃないですか? 主観を中心とするものかは、別として。 主観を中心とするから、観念論という訳でもないですよね? 観念論というのはすでに申し上げているように認識論上の区分です。 そして観念というのは実在の反映とか、「写し」です。 だからほとんど実在といっていいものです。 美学は主観と客観の中間、感性に基づきます。 主観だけでは、美というものは解明できません。 美は主観的であるとともに、普遍性があります。 主観的だから、何が美かは、人それぞれです。 あなたが、あるものを美しいと言っても、別の人はそれを美しいとは言わないかもしれません。 カントは「判断力批判」で、美的判断を「趣味判断」といっています。 美は趣味と同じだから、趣味といったら各人いろいろな趣味があるように、美もそれぞれ。 にもかかわらず、美しいものは誰が見ても美しい、普遍性があります。 カントは人間には共通の共通感官、とか共通感覚があるからだ、といっています。 でも、それはよく考えると循環論、あるいは堂々巡りになります。 いずれにしても、美は主観的であるとともに、主観を越えたものです。 古代ギリシャでは、美を「イデア」といいました。 美の範型・モデルがあらかじめ先天的にあり、私たちは主観を通してその「イデア」を垣間見るのだ、と。 だからギリシャ的にいえば、主観は、客観的に普遍的に存在する「美のイデア」を知るための手段にしかすぎません。 つまり、美は主観の中にあるわけではありません。 そして次に、哲学ですが、哲学には依然として唯物論・唯心論、観念論・実在論の考え方の対立が、残っています。 あなたは哲学なども、主観を中心とするもの、といいますが、主観を中心としない哲学もあります。 唯物論・実在論は主観を中心としません。 唯物論・実在論は、主観だけでなく、人間がいなくたって、実在は、物質はある、という考えですから。 哲学もいろいろです。 それでも哲学は学問です。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

何度もありがとうございます。 碩学の皆様からのアドバイスを聞き、私は学門に対するtaxonomyは、まず最初にArt と Scienceに二分するのが良いと思うようになりました。

関連するQ&A

  • 超越論的観念論

    「カントに即して・・・時間・空間の内に存在するものは、概念として存在するのみならず(1)空間の内にのみ存在するものは数学的実在として、(2)時間の内にのみ存在するものは心理的実在として、そして(3)時間・空間の内に存在するものは物理的実在として存在する。認識の対象とは、この三種類の実在物しかない。よって、その外にはいかなる意味でも実在世界は広がっていないのだが、内と外という言葉に引きずられて、外をも実在化してしまうのだ。」(『観念的生活』超越論的観念論p118 中島義道) 実は、この本を読む前から、存在に関する「この三種類」存在様式について、あれこれ考えていました、勉強不足なのでしょうが、書物にはっきり書かれているのを見るのは初めてです。 ところで、中島さんは「観念論者」ですから、問題ないのですが、私の中には、唯物論・観念論・二元論から、マルクス主義、果てはアナーキーまで、混沌と同居しています。 そうすると、3)は当面問題ないのですが、1)空間の内にのみ存在、2)時間の内にのみ存在、と言う、この二つの表現は、比喩的ではなく字義道理、空間のみ・時間のみの存在は、可能なのでしょうか。 連休中、暇でお金のない、同志の皆さん、此処のところ額に汗、脳ミソに皺を刻んで、深刻に考えるような難問が見当たりません(酔っ払いの戯言ですから、各質問者の皆さん、さらっと流してください)。 さて、皆様、心は完全に、時間だけの中、空間には存在しないでしょうか。 酒の抓みにでもなれば、幸いです。

  • ふと思ったんですが、学問って・・・?

    おはようございます。 課題のレポートを書いていてふと思う所があって質問させていただきました。いくつかありますが、アドバイスお願いします。 まず、「学問」というのはどういう定義なんでしょうか? ~~学という言葉はたくさんありますが、それがすべて学問なんでしょうか? それから、学問の分類、というか、どこから出てきた学問か、というのがいまひとつわからないんですが、うまく調べる方法は無いでしょうか? 例えば、動物学は生物学とどういう関係ですか?生物学が派生してその中に動物学があるって感じでしょうか? 心理学と社会学なんかはよく関係してきますが、学問事態は全然違うものなんでしょうか? あとひとつ、○○論、というのは、これも学問に入るんでしょうか? 出版論とか宇宙論とか・・・。 考えていたらすっかり煮詰まってしまいました。 どなたかアドバイスお願いいたします!

  • どちらの構成が向いているでしょうか?

    BF3をプレイ出来るPCを自作しようと思いパーツ構成を考えているのですが、どちらの構成がBF3を快適にプレイ出来るでしょうか? 予算は5万円(少しならハミでても構わない) ※OSは予算に含みません。(光学ドライブとのDSP) 購入は1月を予定していますので、売り切れなどもありえますのでどちらかだけお聞かせください。 一つ目の構成がIntel構成です。 CPU Core i5 3470 Box マザボ P8H77-V 電源  KRPW-L4-600W   メモリ W3U1600HQ-4G  グラボ GF-GTX560-E1GHD/SHORT  予算が少ないのであまりいいグラボを積めてないです。(ゲームに関わってくるパーツしか書いていません) 次がAMD構成です。 CPU A8 5600K Black Edition BOX マザボ GA-F2A75M-D3H グラボ A8-5600K Twin Frozr III OC  CPU、マザボ、グラボ以外は両者同じです。 ツクモさんでいろいろと調べていた時に上記のCPUとグラボのセット販売をしていたので、どちらがよりBF3向きかお聞きしたくて質問をさせていただきました。 調べてみたところ少しではありますが、GTX560tiよりHD7870の方がベンチマークテスト?の結果がよかったです。 なので上記のGTX560よりもHD7870の方がより快適にBF3をプレイ出来るのではないか?と思ったのですが、どう思いになられますか? 1月という事もあり(クリスマス後&お正月後)品切れも十分ありえるのであまり期待はしないようにしますが・・・ 上記のGTX560は安さでひかれました(アマゾンさんで14000程度) 本当ならばGTX660を積みたいのですが、予算をかなりオーバーしてしまいます。 削れるところは削って電源も安く(電源は1年持てばいいと思っています)全てを削っているのでこれ以上他を削るのは不可能です。 唯一削れるところがCPUだったのでCPUをA8にしようと思って上記の構成を考えた次第です。 そしてCPUの性能についてなのですが、LlanoとTrinityでは性能に大きな違いなどはありますか? あまり性能に差がないならばA8-5600KではなくA8-3870KでグラボをGTX660を積もうかなと思っています。 これであれば予算内にも収まると思いますし、グラボも性能がいいのでストレスなくプレイ出来ると思います。(逆にCPUが足を引っ張りそうですが・・・) 皆様はこの3つの構成ならばどの構成が一番BF3に向いてると思われますか? (1)Core i5でGTX560 (2)A8-5600KでHD7870 (3)A8-3870KでGTX660 上記の構成だと、どれが一番ゲーム向きな構成なのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

  • 命題とその対偶、真偽について

    高校数学のある命題についてです。 a,b が整数であるとき、以下の命題があります。 ・命題:   a*b が奇数のとき、aまたはbのどちらか一つが奇数である。 このとき、命題について対偶を考えます。 まず、「a*bが奇数である」 の否定は 「a*bが偶数である」 また、「aまたはbのどちらか一つが奇数」の否定は 「aが奇数 または bが奇数」の否定なので、ド・モルガンの法則より 「aが偶数 かつ bが偶数」、つまり「a,bの両方が偶数」 となり、本命題についての対偶は以下の様になると考えました。 ・対偶:   a,bの両方が偶数のとき、a*bは偶数となる。 この命題の対偶は真となりますが、命題は疑となると思います。 一般的に命題とその待遇の真偽は一致するはずなので、 何かが間違えているのではないかと思っています。 (1) 命題は真? (2) 対偶のとり方が間違えている? (3) 対偶は真ではない? (4) 命題と対偶の真偽は一致しない? 大変困っております。どなたか教えて下さい。お願いいたします。

  • 至急お願いします!

    至急お願いします! a,b,c,dを定数とする。またwはx,y,zから w=ax+by+cz+dによって定まるものとする。以下の命題を考える。 命題1: x≧0かつy≧0かつz≧0 ⇒ w≧0 命題2: 「x≧0かつz≧0」または「y≧0かつz≧0」 ⇒ w≧0 命題3: z≧0 ⇒ w≧0 以下の問いに答えよ。 (1) b=0かつc=0のとき、命題1が真であれば、a≧0かつd≧0であることを示せ。 (2) 命題1が真であれば、a,b,c,dはすべて0以上であることを示せ。 (3) 命題2が真であれば、命題3も真であることを示せ。 どなたかお願いします(>_<)

  • 文の構成を教えて下さい? (2)

    NHKラジオ英会話講座より How was I to know there'd be a sudden deluge?! まさか突然大雨になるなんて?! 質問:文章の構成がよくわかりません。教えて下さい。 a)How (C) b)was (V) c)I (S) d)to know there'd be a sudden deluge?! (C) (質問1)上記を平叙文にすると次のようになると判断しました。如何でしょうか?  I was how to know there'd be a sudden deluge?! (質問2)疑問文ですね、感嘆文ではありませんね? (質問3)[there]の使い方がよく判りません。[it]ではいけませんか?その違いは? 上記の質問は無視してかまいませんので、文の構成について易しい説明をお願いいたします.以上

  • 英語の語用論についてです。

    「(1) This is a pen. と言う場合と, (2) I say this is a pen. と言う場合とでは全くちがった文が発話されていることになる。」 (毛利可信 『英語の語用論』 [大修館書店、 1980年]、 68ページ) と言われるのは何故でしょうか。どう違うのでしょうか。 上記にも拘わらず、下記が言われているのは何故でしょうか。:  「 [・・・] 以下のものは語用論的に等価であり得る.  (30) It was written by Ann and myself. (31) I tell you that it was written by Ann and myself. 」 (G. N. リーチ 『意味論と語用論の現在』 [理想社、 1987年]、 101ページ) この場合、「等価であり得る」とは、どういう意味でしょうか。また、「等価である」場合と「等価でない」場合の違いをお教え下さい。

  • 対偶が正しいのは経験的なものですか?

    間違っている可能性がありますが、数学的に正しいと言われているのは、種類は二つあると思っていていまして、証明はできないが経験的に正しいものと、証明ができ、完全に正しいと言えるものです 証明はできないが経験的に正しいものの例としては、偶数 * 偶数を一つ一つ計算して、正しいと言えるかどうかを判断されているものです 2*2 =4 6 8 10 12 と何度計算し直しても、偶数になりますが、これは完璧に正しいものとは言えません なぜなら、偶数に当てはまる数を全て計算したわけではないので、命題 偶数 * 偶数=偶数が絶対に真であると言えないからです(私は、例としてこれを出しただけで、偶数*偶数を証明したいわけではありません) 証明ができ、完全に正しいと言えるものの例として、定理と言われているものです 質問タイトルの”経験的なもの”というのは、前述で説明した”証明はできないが経験的に正しいもの”という意味です この質問をしたところ、” 経験的ではありません 元の命題とその対偶の両方の真理値表を書いてみればよいです。” と返ってきましたが、この元の命題をAとすると、命題Aと命題Aの対偶の真偽が一致しているというだけで、全ての命題で正しいとは言えないので、対偶が正しいのは経験的と言えます

  • 信仰でない無神論というのは あるのでしょうか?

    信仰でない無神論というのは あるのでしょうか?  ないと考えるのですが ご見解をお寄せください。  有神論と同じ条件においてひとしく非思考の場で成り立つものだと考えるから 無いという現在の結論です。  ちょうど この非思考の領域において 唯心論と唯物論とが けっきょくのところ互いに同等の原理論であるというのと同じことだとも理解しています。  原理論という意味は 先験的に――あるいは 超越論的にというのでしょうか――そうであるという捉え方をする場合のことです。つまり 非思考の場のことです。  もし経験思考の世界においてでしたら 唯心論は 一般に精神世界すなわち心ないし観念の現象に対応するでしょうし 唯物論は 一般に質料(マタ―・もの)論としての世界認識に対応するのだと思います。  ・・・・・経験世界・・・・(経験思考)・・・・・・/ 非思考(超経験世界)  _____________________________________  モノ:内容(コンテンツ)・質料(マタ―・ヒュレ)・/第一質料=物質(マタ―)  心 :形式(フォルム)・・形相(フォルム・エイドス)/第一形相=世界精神  ☆ つまりは 物質というのと無神と言うのとは 同じことだと考えますし その唯物論=無神論は けっきょく対極の唯心論ないし観念哲学としての世界観と 非思考の場において兄弟のようなものだと見ます。どうでしょう?

  • 偽の命題AとAと矛盾する命題BのA⇨B

    初歩的な質問ですみません! つねに偽な命題Aと任意な命題BでA⇨BというときのBは、Aと矛盾する命題も含みますか? たとえば、「2+2=5」⇨「2+2=4」という命題も、真ですか?