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形質転換を導入する際のフェノールの役割

EDTAと水酸化ナトリウム+SDSをいれるのは意味が分かったのですが その後、フェノールを入れてゆっくりかき混ぜる という操作が形質転換をプラスミドに導入させる手順で解説されていました。 アルカリSDSで十分じゃないのかな?と思うのですがどうしてこのフェノールの手順を加えるのでしょうか。 ご指導お願い申し上げます。

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回答No.1

最初の1行はアルカリSDSで、その後の遠心で得られた水層 (沈殿は菌のカスです) に対してフェノール処理をするということでしょう。 フェノールは菌由来のタンパク質を変性して沈殿させるのが目的です(徐タンパク)。 「形質転換をプラスミドに導入する」という解釈ではなく、 これらのステップは、プラスミドを大腸菌に形質転換するための前処理の手順です。

ligase
質問者

お礼

非常にわかりやすいご説明と私の解釈の間違えのご指摘までしてくださりありがとうございました。 これで菌の膜がばらばらになってプラスミドがまずは抽出しやすくなったということなんですね。 今後ともご指導お願い申し上げます。

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