安倍総理の「我が軍」発言について

質問

先の予算案会議において安倍首相が自衛隊のことを「我が軍」と表現した件について問題になっているようです。海外ではほとんど話題になっていないようですが、韓国を中心にネットでも話題のようです。

　ネット上では「我が軍とは私物化してるのか？」「安倍が本性をあらわした！」などと意見もあるようです。

　みなさんはこの問題に関してどういった考えや感想を持ちましたか？

　自分自身はどちらかというと、自民党など右翼は耳障りが悪いことを言ってるが言いたい理屈はわかる、リアリスト。民主党などの左翼の人間は耳障りのいいことは言ってるが現実的な発言ができてない、ロマンチスト。といった見解をもっている、やや保守的な考え方を持っている人間です。

　個人的な意見を申しますと、憲法で「軍を保持しない」と明記しているのにも関わらず自衛隊を「軍」と表現したのは表面的には問題だと思う。が、海外諸国からしてみれば自衛隊は軍扱い(陸上自衛隊は英語でjapan army【日本陸軍】)されているのだし、そこまでぐちゃぐちゃ騒ぐほどなのか？と思うわけです(まあ、安倍叩きをしたい人にとっては格好のネタなんだろうが)
　ぶっちゃけ私物化どうこう言う人間に対しても、「わが社の製品」はと言ってる人が会社を私物化しているわけなでしょ。結局は発言内容とか首相が言った事実よりも気に入らない人間を叩きたいだけなんじゃ……とは思う。

　自分が右翼的、左翼的、どっちでもいい方に限らず意見を述べてみてください。

回答No.11

lions-123 · ベストアンサー

追記します。

私は自衛隊員に対する高い支持や期待があると思う半面、その根底には災害救助活動への評価であり、防衛出動が余りイメージされず、第一義としての任務使命は国防軍であると言う認識と原点が意図的か無意識かは分からぬが翳みおろそかにされていると思います。
これは、長い平和の恩恵に浴し、日米安保条約の下に経済に特化して来た我が国の特殊性にも起因していると思うが、反面で国防意識の欠如や他力本願や不確かな平和信仰に縋ってるような脆さや危うさも感じます。

単に特別公務員と言う職業、職種職場ではなく※自衛隊法にて定められた服務宣誓を行った者で構成される特別な使命任務に従事する組織である。
企業に従業員規則や社是があるように、自衛隊員には我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえる義務が課せられ宣誓している。

その使命・任務を以て軍隊（国防の為の実行組織）と見るのは当然だと思いますし国際的にもそのように見なされ遇される。
その組織の長が最高司令長官としての立場や思いで自衛隊を語る時に「我が軍」は私が「最高責任者である自衛隊」の意味であり、何も違和感が無い＆問題とする事ではないと考えます。
私には、企業や組織団体トップが我が社・我が組織団体と語り表現する事と何ら変わりがないと思います。
それを問題視するのは、偏見と為にする批判に根付くレッテル貼りだと思います。

※関連記事
http://blog.goo.ne.jp/kyuudou-syugyounikki/e/203cfa1fc84131af646a7c53edf6cb59

※自衛隊員等の「服務宣誓」

自衛隊法施行規則

第三節　服務の宣誓

（一般の服務の宣誓）
第三十九条　隊員（自衛官候補生、学生、生徒、予備自衛官等及び非常勤の隊員（法第四十四条の五第一項 に規定する短時間勤務の官職を占める隊員を除く。第四十六条において同じ。）を除く。以下この条において同じ。）となつた者は、次の宣誓文を記載した宣誓書に署名押印して服務の宣誓を行わなければならない。自衛官候補生、学生、生徒、予備自衛官等又は非常勤の隊員が隊員となつたとき（法第七十条第三項 又は第七十五条の四第三項 の規定により予備自衛官又は即応予備自衛官が自衛官になつたときを除く。）も同様とする。

　　　　　宣　　誓
　私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。

※国を守る意識調査

http://survey.gov-online.go.jp/h11/bouei/index.html
http://www05.jaycee.or.jp/modules/tinycontent4/jccs/archives/101.html

回答No.1

eroero4649

先日、とある元首相がロシアが編入したと主張するクリミア半島にロシアを経由して訪問しました。単なる日本の政治家が訪問すればそれはまあちょっと話題になる程度ですが、仮にも元首相という人が訪問すると「それは日本政府の意向を受けて行動したことだ」というふうに受け取られかねません。例えばかつては北朝鮮に元アメリカ大統領が訪問したこともありますが、そのときはそのときの大統領の意向とメッセージを伝えに行く役割がありました。外交とはそういうものなのです。
しかし、あの、本当に頭の中が宇宙人なルーピーは周囲が止めるにも関わらず自分の立場にまったく自覚なく訪問してしまいました。おかげで日本政府も民主党も「これはウチらが関知していないことですから。止めたんですよ、僕らは」と関係各国に説明して回らなければならない羽目になりました。

そう、世の中には「立場」っつうものがあるのです。公けの立場ある人、あるいはあった人というのは本人の主義主張は別としてもその立場に沿って立ち振る舞わらなければならないことがあります。
現在の首相が「わが軍」と発言するのは、「現首相が自衛隊を正式な軍にしようと思っている」と周辺諸国に誤解されかねない発言です。自民党幹事長とは違うのです。政権のトップに立つ人なわけです。韓国のいち政治家が「日本とは断交だ！」といってもまあたいした影響はありませんが、大統領が「日本との断交も辞さない」といったら大変な大騒ぎになります。言っちゃいけないことってのもあるんですよ。

そういう自覚がないあたりがやっぱりお坊ちゃまだなあと思います。まあロクな「お友達」がいないんですから「またか」という感じはしますけどね。思ったより大騒ぎにならないのは、さすがの中国、韓国も「またか」と思ったからかもしれないですね。朴大統領が二言目には「日本の歴史認識云々」というようなものと捉えられているのかな。

お礼

回答ありがとうございます。
　おおむね同感です。ただまあ、最後の段落ではかなり個人的な偏見が入り混じっているようですが……。