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『アメリカは何のために日本に軍を置いているの?』

先日、 「アメリカは何のために日本に軍を置いているんですか?」 という質問を受けました。 さらには 「尖閣もシナ海も中国は思うような成果を上げることが出来ていません。 紛争の種になっているだけで、実質的に中国の支配権となってはいません。」 とも。 さて どうお答えすると いいと思いますか?

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  • sudacyu
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回答No.12

 現時点で述べると、アメリカの世界戦略・アメリカ本土防衛計画上の大切な場所だからです。 ・アメリカの本土防衛方法  太平洋・大西洋上のアメリカ軍以外の艦船、特に同盟国以外の艦船は、いつでも撃沈できる体制を取ることで、アメリカ本土に対する攻撃を、『テロ』・『大陸間ミサイル攻撃』に限定している。  そのため、太平洋・大西洋の反対側の海岸にある同盟国に、海軍基地を置いて、両大洋の制海権を完全に把握している。 ・アメリカの世界戦略  アメリカから最も遠いインド洋沿岸が、アメリカに敵対するテロの温床となっている。  このインド洋沿岸及び日本を含む西太平洋を担当する第七艦隊の本拠地を日本の横須賀に置いている。  第七艦隊の旗艦、ブルーリッジの母港は横須賀であり、巨大な原子力空母ミニッツ級をいつでも整備できる巨大で、高度な技術を備えたドックがあるのは、世界で三か所、アメリカ東海岸のニューポートニューズ、西海岸のブレマートン、日本の横須賀米海軍基地となっている。  東南アジアやインド洋で空母を運用する場合、横須賀がなければ、空母の運用能力は大幅に低下する。 (もし横須賀で補給できなければ、整備・補給のために、アメリカ本土まで帰らなければならず、そのための時間ロスを補うには、あと二~三隻程度、追加の空母が必要となる。)   また、アメリカ軍の緊急展開実戦部隊である海兵隊の3個師団のうち、1個師団を沖縄(他の2個師団は、アメリカ本土に置いている。)に置いており、その海兵隊が行う上陸作戦用艦艇は、佐世保に置いている。  更に、アメリカ軍の全世界に対するテロ対策司令部は、アメリカ本土ではなく、治安が良く外国人をチェックしやすい、東京の横田基地内にある。

hhasegawa
質問者

お礼

ありがとうございます。 世界戦略上、太平洋地域にアメリカ軍が日本に駐留するということは 重要なのですね 横須賀の基地も空母運用に欠かせないことがよくわかりました!

その他の回答 (13)

回答No.14

中国に対する抑止力で良いのではないですか、実際アジアの米軍の意味合いは大きく、ロシア兵器の劣化コピーの中国兵器ではこれに対抗できないから、尖閣やその他が、南シナ海だと言い張り、ベトナムまで出ているのと対照的です。 また、米軍の駐留費用を日本が出している訳ですから、米国にすれば、軍事費が削減できるメリットがと中国に牽制出来るメリット、軍備縮小しないで軍備を維持できるメリットがあるからで、アメリカの外交、経済にとっても大きなメリットです。 一方日本にとっては、軍隊が持てない以上、唯一の手段でしか無い訳ですから、日本にメリットが多くなくても、選択肢は無いのでそうするしか無いです。

hhasegawa
質問者

お礼

なるほど 中国に対する抑止力としても役立っているし アメリカにも十分メリットがあるということですね。 よくわかりました! ありがとうございます

  • OsatKaso
  • ベストアンサー率24% (43/178)
回答No.13

これは「Noと言える日本」に書いてあった答えです。 米軍はなぜ日本にいるのか? 日本を守るため。残念ながらこれはタテマエだけです。 (確かに日本を失って、太平洋をソ連や中国に乗っ取られてはダメだことはありますが...) 証拠に日本を守るためならば、海兵隊はいらないはずです。 実は、ハワイ~喜望峰までの領域で戦争を展開するための前衛基地とするために、在日米軍はいるのです。 この領域には工業国がないので、日本が頼りなのです。 もう一つ、首都圏に、横須賀・座間・立川・横田と4つも基地がある訳はなぜか? それは、日本が各武装をしたときに、日本を再占領するためです。 (このことは、「ビンの口効果」と呼ばれています) 実は、おたかさんブーム(土井たか子の社会党がフィーバーしたときのことです)の時に、朝日新聞の記者が、マンスフィールド大使に「もし、社会党政権ができればどうしますか?」と聞いたとき、こういう答えが返ってきました。 「それは、我々が出ていく時だ。」(つまり、日本を再占領するということです) さすがに記事にはなりませんでした。(こんなことを書けば、誰も社会党にいれませんね) これが本当の回答でしょう。

hhasegawa
質問者

お礼

よくわかりました ありがとうございます。 日本を守るというのは建前なのですね ビンの口効果・・・そこまで考えられていると思っていませんでした。 狡猾ですね。 社会党が勢力を失ったとき だいぶアメリカも安心した可能性もありますね。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.11

こういうのは、歴史を紐解くと理解しやすいです。 米国は、日本が二度と軍事的に立ち直れないようにするため 憲法9条を作りました。 その後、ソ連、中国、北朝鮮と、社会主義が台頭してきましたので、 方針を変え日本の再軍備を迫りました。 しかし、時の総理大臣、吉田茂が、経済復興路線をとり 民需に投資を集中するようになったのです。 そのあおりで軍事に予算を回せなくなりました。 それで米国がやむなく日本に米国軍を駐留するように なったのです。 それが現代まで尾を引いているわけですが、現代でも米国軍が 駐留している理由。 1,中国、ロシア、北朝鮮に対する前線基地としての  意味がある。 2,米国軍の中継地として意味がある。  例えば、ベトナムやフイリピン、台湾などでトラブルが  発生すれば、即駆けつけることができます。  事実、ベトナム戦争や朝鮮戦争では、日本にある米軍基地から  多くの兵士や兵器が飛び立ちました。 3,対日外交で有利に立てる。 ・例えば中曾根政権の時、次期支援戦闘機は日本で作ることを  閣議決定しましたが、米国が圧力を掛けてこれを潰した  ことがあります。  その圧力に使ったのが、防衛です。  米国軍基地が日本にある、日本を防衛している、こういう  防衛問題に絡まれた外交をして、日本の意図が潰されました。 ・今でも、日本外交は米国の顔色をうかがう外交しか  やっていませんが、背後には米国軍基地があるわけです。 ・米国国債を買ってやっているのは日本です。  これも米国が日本を守っているから、というのが理由です。  中国も買っていますが、これは米国に対する圧力という  色彩が強いです。  今話題のピケテイ教授も指摘していますが、儲けようと思ったら  米国国債など購入しません。

hhasegawa
質問者

お礼

ありがとうございます。 米国にとってあらゆる有事にたいして 日本へ軍隊を駐留させておくことが有利に働くわけですね さらには日本に対しても戦闘機を開発させないなどして アメリカ軍を必要というように仕向けるということですね この問題は奥が深いですね  

  • kohichiro
  • ベストアンサー率21% (306/1447)
回答No.10

>アメリカは何のために日本に軍を置いているんですか?」 基本的にアメリカは世界の警察を自認していますから、世界中に駐在所のような駐留軍を置いています。もちろんうっとおしいので断る国も多いのです(これが普通の感覚だと思います)が、日本はおもてなしの精神で歓待し続けていますので、アメリカは自軍の養成も低コストでできるし、機嫌よく居座っているのですね。 >「尖閣もシナ海も中国は思うような成果を上げることが出来ていません。 紛争の種になっているだけで、実質的に中国の支配権となってはいません。」 >どうお答えするといいと思いますか? そうですね、中国はもっと自軍の軍事力を高めねばならないなと思っているでしょうねえ、実際にも毎年10%以上軍事予算を増やしていますし。 それとも首記のアメリカ軍との関連で答えねばならないのですか?それはあるでしょうね。

hhasegawa
質問者

お礼

おもてなしの精神はアメリカ軍のためにもなっているのですね ありがとうございます

回答No.9

多分、私がこういう質問をあなたにした、ということにあなたの脳内ではなっているでしょうから、私が答えるのもおかしいですが(笑) ちゃんと文脈を読んでくださいね。?が付いたら即座に質問だと判断しないように。 日本語は奥が深いことを知っておいて下さい。 さて、何故米国がいまだに日本に軍をおいているのか。 簡単ですよ。 米国が得をするからです。 米国が何故海外に向かって外交で強権を振るえるかわかりますか? 米国が世界中の海を抑え、空をおさえているからです。 そのおかげで、米国は外交がめちゃくちゃ強い。経済制裁の強権を振るえるのです。 言っておきますが、これがすべてではないですよ。米国のメリットの一つです。 日本は、太平洋の抑えにめちゃくちゃ都合がいいんです。世界地図を見てくださいね。

hhasegawa
質問者

お礼

ありがとうございます 全てごもっともです。 またよろしくお願いします。

  • 4237438
  • ベストアンサー率28% (278/974)
回答No.8

最初は軍事大国日本を制圧するためのものでしが、だんだん対ソ連に移行し、最近は対中国の軍事基地となって来ました。アメリカは世界の警察の役割を果たそうとしていますからそれで良いと私は思います。 フィリピンは何を思ったのか、アメリカに対して基地をおかしてあげていると勘違いして基地をおかしてあげているから○○をせよとか、対米交渉に基地を使いました。で、アメリカがとうとう切れて出て行ってしまい、フィリピンは収入減を失って困っています。沖縄もそうなろうとしています。困ったものだ・・・ 沖縄県民も目覚めて欲しいです。基地は迷惑かもしれませんが、経済効果はあるんです。

hhasegawa
質問者

お礼

軍事基地としての日本ということですね 基地を置くことにもメリットがあるのですね フィリピンの二の舞にならない方がいいのかもしれませんね

  • ootemon
  • ベストアンサー率13% (558/4273)
回答No.7

日本がアメリカに戦争で負けたときにそういう契約をしたから、って答えます。

hhasegawa
質問者

お礼

なるほど 契約期間は、未来永劫なのでしょうね・・・

回答No.6

中東対策でしょ? アメリカが日本に駐留してるのはアジアへの抑止力が目的と思ってる人が多いですが 実際は中東に迅速に軍を派遣するためです 中国や北朝鮮への抑止は いわば、ついで です

hhasegawa
質問者

お礼

なるほど 中東に行くまでの途中の駅のような存在なんですね 日本列島はアメリカにとって利用されているにすぎないのかな

回答No.5

>「尖閣もシナ海も中国は思うような成果を上げることが出来ていません。 >紛争の種になっているだけで、実質的に中国の支配権となってはいません。」 「その程度で済んでいるのは日本に米軍が駐留して睨みを利かせているからだ」 でいいのでは。

hhasegawa
質問者

お礼

米軍のおかげで東シナ海が安定しているということですね ありがとうございます

回答No.4

日本に再軍備させたくなかったからでしょう。 ドイツにおいては、NATO軍という連合部隊が駐留しておりますが、日本近辺の国々には信頼のおける政府が無いので、集団を形成せずにアメリカが単独で日本の再軍備を阻止したわけです。 でも、それも70年も続くとは想定外だったでしょう。 日本政府に与えた憲法を70年間も一言一句改定しない民族だってことが想定外。 近年は、なんとか、日本が自力で極東の安定に貢献してほしいと思いだしているはずですが、いかんせんアメリカがあたえた憲法をお経のようにひたすら念じている国民なので、思うようにはゆかないってことですね。

hhasegawa
質問者

お礼

なるほど アメリカ単独で70年間とは、本当長期間ですね 自力で極東の安定に貢献するというのは 今の日本からはなかなか難しいかもしれませんね。

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