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万年筆用インキの劣化について

万年筆用インキの劣化について 万年筆にて筆記した字の劣化(色落ち)についてお伺いしたい事が御座います。 添付画像を見ていただきたいのですが、劣化のテストのため2014年11月に紙に試し書きし、室内の窓際においておいた結果画像のような結果となりました。(2015.02.12) 上:ラミーカートリッジ LT10 ブルーブラック 下:パイロット カートリッジインキ ブラック 劣悪な環境だとこんなものなのでしょうか?(窓に結露等よくできます) 上:ブルーブラックだったものが灰色になっており非常に薄い。 下:ほぼ変化無し。 どちらも同時期に購入しておりインキは染料ですよね?(ラミーが変わったのはボトルだけでしたか…?) この違いは… 元々万年筆は保存等には不向きという情報はあり、少しでもましだというブルーブラックを購入しました。 ブルーブラックは時間経過により青が抜けて黒っぽくなるという情報があり選択したのですがこれでは黒ではなくあきらかな灰色かと…. ブルーブラックで日記をつけており、そちらは保存状態が良いためか現状は目に見える劣化はありません。 が、このテストを見ると今度が心配です。 日記はアピカのもの。 テストは100均のメモ。 紙の質も関係しているのでしょうか? この2種類の劣化の違いがとても気になります。 ・この黒(灰色)は正常に色が抜けた色なのでしょうか? ・ラミーのブルーブラックが悪いのか? ・パイロットのブラックがすばらしいのか? ・メーカー全体としてパイロットのインキがすばらしいのか? などなどご教授下さいませ。 また、「パイロット 習字ペン」についてですが 万年筆っぽい書き味ではない?のかもしれませんがこのニブが気に入っております。カリカリ?EFなのですがパイロットのステンレスEFニブはどれもこのような感じのニブなのでしょうか? 書くのは良いですが見栄えが少し… *字が汚いのは現在練習中ですのでご勘弁を *テストのメモが土台の色落ち?の為染みがついているのもご勘弁を 宜しくご指導御鞭撻のほど

みんなの回答

回答No.5

パイロットのインクは優れていると思います。色が変わりません。Waxxxx会社のは数ヶ月で薄れてしまい。ちょっと、コピーすると薄かったです。色雫の方は全く変化がありませんでした。同一の紙のことですから、これはインク自体の問題と思います。  また、インクのpHと紙のpHの違いは色合い(見え方の濃度)に関わると思います。染料がpHで色が変化するものなら当然のそうなるかもしれないと思います。  経年変化ですが、モンxxのカートリッジインクおよびボトルインクが数年単位ではありますが、放置していたら本来の色とは違ったものになりました。  紙に接触していたわけではありませんから、酸化して色が変化したとおもっています。量も減っていたので濃度は濃くなっているでしょうが、濃い色になったということではなく、色が変化しておりました。  様々な影響を受けますので、大切な公文書そのたの書類は、カーボン系のインクにするべきであると改めて思いました。  文豪の作品が図書館に保存されているに関わらず、インクと紙の相性がわるく、文字は読めなくなるし、紙もボロボロになってだめになったという話しを読んだことがあります。  そういうことが起こらないように保存する専門職も外国にはあるようですね。 インクの歴史も深いものがあるようです。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9601)
回答No.4

kkkkokoko さん、こんばんは。 万年筆にて筆記した字の劣化(色落ち)についてお伺いしたい事が御座います。 添付画像を見ていただきたいのですが、劣化のテストのため2014年11月に紙に試し書きし、室内の窓際においておいた結果画像のような結果となりました。(2015.02.12) 上:ラミーカートリッジ LT10 ブルーブラック 下:パイロット カートリッジインキ ブラック 劣悪な環境だとこんなものなのでしょうか?(窓に結露等よくできます) 上:ブルーブラックだったものが灰色になっており非常に薄い。 下:ほぼ変化無し。 どちらも同時期に購入しておりインキは染料ですよね?(ラミーが変わったのはボトルだけでしたか…?) そうですね。染料インクで過酷な条件下での保存というのははっきり言って無理があります。だから、顔料インクのインクを購入し、使用するほかないと思います。これはプラチナとセーラーから出ているそうです。 しかし、メーカーが違うのにこれらを使用した場合、万年筆と同じメーカーのブルーブラック以上にお手入れは厳重にする必要があります。 またインクもメーカーが違えば、配合が違います。パイロットは日本のメーカーですから日本の条件下においてある程度考慮しているのでしょう。また、紙の質についてもメーカーによっては万年筆の使用に対応するものがあると聞いていますが、かなり高価だとも聞いています。 また、「パイロット 習字ペン」についてですが 万年筆っぽい書き味ではない?のかもしれませんがこのニブが気に入っております。カリカリ?EFなのですがパイロットのステンレスEFニブはどれもこのような感じのニブなのでしょうか? 書くのは良いですが見栄えが少し… 多分、同じだと思いますが…詳細はお店に行って試し書きするのがよいと思います。線という微妙な問題なので、私としてはお答えできかねます。また、見栄えはよくないならばパイロットにはこのスチールニブを使用したカクノとプレラとコクーンとかがあります。でも、EFはありません。それでもEFでないと飽き足らない場合は金ペンのカスタムがあります。 詳細は下記のURL・文献を参照ください。 万年筆のインクに付いて 参考文献「趣味の文具箱29」p69「ペン道楽のQ&A」より 紙質 参考文献「趣味の文具箱24」p64「幸せの三角関係」より パイロットプレラ http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/prera_iro_ai/ カクノ http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/kakuno/ コクーン http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/cocoon/ カスタム http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/custom/

kkkkokoko
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やはりインクで耐久性を考えると顔料にいくしかないのですね。 取り扱いや選択の少なさより少し二の足を踏んでおります。 それと、まだそこまでの耐久性までは求めていないという部分もあるんですよね。 確かにテストに関してはそこそこ過酷な環境での実施となりましたが、本来私のもとめる耐久性のレベルは普通に保存している日記を数年後に読み返すことが出来る程度のものです。 その程度なのですが、過酷な環境下ではあるもののテストであそこまで色がなくなってしまった為心配になった次第です。 ペンのご紹介ありがとうございます。 カスタムってEFがあったんですね。 価格的に手の出しやすいものだな...なんて思っていたものなのですがEFがあるとなるとかなり有力になりそうです。 14Kということで書き心地がどの程度変化するのかはわかりませんが検討してみようと思います。 どうもありがとうございました。

回答No.3

パイロット万年筆のインクがするれているのは評判ですよ。 時間がたってもなかなか色落ちしない。  Wxxxxmのインクは、普通にしてても、数ヶ月で薄くなってしまうことを経験し、スキャンするときに菲くなるので、使うのを止めました。  経年変化に耐えるものは、やはりカーボン含有のものと思います。 何百年か昔の文豪の文書がインクがわるいために、だめになったといいますね。  こういう末長残さなければならないものを管理する職業のかたもおられるようですね。(海外) インクのpHと紙が合わなくて、ボロボロになったという記事を読んだ覚えがあります。  そのためにインク製造業者はその改良に長年取り組んできたと読んだことがあります。 インクの耐水性、耐光性など大きな問題であると思います。あまり、評価が良くないインクの ブランドはちょっとイメージが悪くなったりします(個人的に)。  カリカリの件ですが、F、EFなどは先が尖ってますので、特に表面が粗い紙では抵抗が大きくなって カリカリします。パイロットより、セーラーの方がカリカリが少しだけ大きいと感じます。ただ、その カリカリが好きな人がいますね。Gペンなどもカリカリします。紙も表面がつるつるにしてある製品はすべりはいいようです。表面が粗いとちょっとひっかかるというと大袈裟ですが、その抵抗でカリカリ気味ですね。  インクは乾くと水性の色づけしたものの発色が無くなり、微量こ固形成分の発色となるので色は変わりますね。あまり代わらないインクもあります。  特に乾くと酸素に触れて、色が全く変わってしまうものまでありますよね。 色が変わって気に入らない色になった時はガッカリしますから、インク選びは重要と思います。  パイロットの黒を使っていて、最初から黒で、乾いても黒・・安心して使ってます(この辺は好みがあります)。  セーラーの極黒はいいと評判ですね。  好みでかつ、乾いた後の色も好み、経年変化にも耐えるインクを使って頂けると嬉しく思います。  

kkkkokoko
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 パイロット製品は本当にすばらしいものが多いようですね。 海外のメーカーはここ数年で商品の仕様がかなり変わってしまったようでなかなか選ぶのが難しいです。 極黒を調べてみました。 現行インクのなかではトップクラスの耐久性がありそうですね。 他にも青墨やプラチナのものは数少ない顔料で良さそうですね。 古典BBなども使ってみたいなと.... 万年筆らしくない?カリカリと、らしいヌラヌラ?なものを使いこなしていきたいと思います。 Gペンってつけペンですね。 取り合えず万年筆を使いこなせるようになってから考えます。 アレもコレもでどっちも飽きてしまうパターンが多々ありますので。 どうもありがとうございました。

noname#208507
noname#208507
回答No.2

万年筆で書いた文字がほとんど消えてしまったとしても不思議ではありません。 下記のサイトはもうご覧になったでしょうか。 http://lightfastness.blogspot.jp/ 残念ながらラミーカートリッジはテスト対象に入っていませんが、同じ万年筆でもインクによって筆跡保存性にかなり差があることが分かります。 ブルーブラックや紙質の影響について、下の情報も参考になるでしょう。 テストするなら、中性紙と明記されているものを使ったほうが良いと思います。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1259736367 ちなみに私は、長期保存することが職場で義務付けられている手書き文書に、万年筆ではなくサクラクレパスのBallsign NXを使っています。

kkkkokoko
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そして、とても参考になるサイトをご紹介いただきありがとうございます。 このサイトをみると自分の知識のなさにビックリします。 結果をみると対光性に関しては油性が...水性が.....というか (一部例外もありますが) 日本のものか....海外のものか....というような優劣がついていますね。 Ballsign NXは規格等とても信頼できそいうな商品ですね。 保存のみを目的としていればよいのですが、 私の日記の場合、保存もしたいのですが、書く楽しみがないと続かなさそうな部分もありまして..... とても参考になりました。ありがとうございます。 それにしてもゲルインキってすごい。弱点なんてあるのか....

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

万年筆は頻繁に使う人でなければ宝の持ち腐れになります。長時間放置するとインクもそうですが、本体内部でも固まったりしてトラブルが多くなります。インク漏れの危険も高いし、(種類によるかもしれませんが)乾くのにも時間がかかる。長所は長時間描き続けても疲れにくいことくらいのものです。今は長文を書くときはパソコンでやることが多いので、自筆にこだわる物書きくらいしか活かせることはないと思います。

kkkkokoko
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かにメリットという部分で他製品と比べるとやや厳しい部分があるのかもしれませんね。 インクの凝固や漏れ、乾きに関してももちろんですが最近では書き心地でも勝るとも劣らないものがあるそうですね。 私はパソコンではなくアナログ。アナログのなかでも万年筆を使うのは所有欲と使うという楽しさが大きいような気がしています。浅い私が言うのもねんですけどね。 どうもありがとうございました。

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