真性キャリヤ密度の計算とは?

このQ&Aのポイント
  • 真性キャリヤ密度の計算式について、教科書には以下の式が出ています。
  • 実際に計算をすると、expの項がゼロになってしまいます。
  • これは何か根本的な考え方が間違っているのでしょうか。
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真性キャリヤ密度の計算

ダイオードの勉強をしています。 真性キャリヤ密度の計算として、教科書に以下の式が出ていました。 ni=pi=√(NcNv)・exp(-EG/(2kT)) また、T=300Kのときに、ni=pi=1.5E16m-3になる、とも書かれていましたが、 自分で計算しようとすると、値がゼロになってしまいます。 どうしてでしょうか。 代入したパラメータ(物質定数はSiを前提) Nc=2.8E25 [m-3] Nv=1.04E25 [m-3] EG=1.12 [eV] k=1.38E-23 [J/K] T=300 [K] 特におかしいと思うのが、expの項ですが、ボルツマン定数を代入する時点で とてつもなく小さな値(=ゼロ)になってしまいます。 これは、何か根本的な考え方が間違っているのでしょうか。 どうしても分かりません。。

質問者が選んだベストアンサー

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  • xpopo
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回答No.1

[eV]は[J]に変換してMKS単位系に合わせます。 1[eV]=1.60217657 × 10^(-19)[J] を使います。

mikano76
質問者

お礼

ありがとうございました。 単位変換して計算しなおしたら、期待どおりの結果になりました。 [eV]⇒[J]は教科書にも載っていました。 一から出直します。

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