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仏教の教えの矛盾?

Y  Y(@yy8yy8az)の回答

回答No.8

私の受け止め方。  仏教で云う“無い”或いは“無”と云うのは有る、無い、の事ではなく変化してしまう事を指しているんです。  この世に存在する物は変化そのものであると。  変わらずにあり続ける物など何もない事を“無”或いは実体がない、と表現したんです。  実体とは変化せずにあり続けるものの事。それはこの宇宙。  この宇宙の存在には、始まりと云う事はなく終りと云うこともない、と云ったのが彼の悟り人、釈尊です。  釈尊は心身共に修行を通して悟りの世界(宇宙的精神)に没入し、そして宇宙の本体(精神)を実感・体感してこの事を知ったんでしょう。  いわゆるビックバンとかも、この宇宙内の現象に過ぎないのです。  また霊魂とは、例えれば芝生の根のようなものではないでしょうか。  芝生は暖かになれば地上に芽を出し生い茂り、寒くなれば枯れてしまいますが、地下の根は生き続けます。  地球に生命が誕生する前に霊魂と云うものはなかったと想像しています。  生命の誕生と共に霊魂も現れ、高等動物にあってはそれが顕著となり、人間によって個性さえ現れるようになったようです。  でも霊魂は“私”ではないんです。  いわば芝生の根っこ、命の種。  人間がこの世に生まれると云う事は、命の種が芽を出すと云う事。  この育つ芽が“私”となるんです。  “私”は心身共に成長し、そして衰退し、消えて無くなりますがその種は消えずに宇宙の精神に漂うのでしょう。衆生、凡人、の種は皆こうして成仏する事無く「輪廻転生」するんです。  たぶん、霊魂の正体は“業”。  業の強弱が霊魂の存在にメリハリを付けます。    釈尊はその“業”を消したので、成仏しました。      

toto77japa
質問者

補足

とても深いご解説、ありがとうございます。 ただ、もう少し、私なりに、十分に考えて、もし、質問させていただきたいことがあれば、お礼の欄を使って質問させていただこうと思いますので、お礼の投稿は、いま少し、お待ち下さい。

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