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カメラのしくみと目のしくみ

Tann3の回答

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.5

 カメラで映像をとらえるには、ある一定量の「光」をフィルムなり映像センサーに照射する必要があります。  この「光の量」は、「絞り」(光の通過する面積)と「シャッター速度」(光を通過させる時間)の両方でコントロールできます。多すぎると「真っ白」な映像に、少なすぎると「暗い」「真っ黒」な映像になりますので、両方を連動させて適切な光の量にコントロールすることが必要です。  「絞り」をしぼる(面積を小さくする)場合には「シャッター速度」を遅く(シャッターを開く時間を長く)し、「絞り」を開く(面積を大きくする)場合には「シャッター速度」を速く(シャッターを開く時間を短く)します。  カメラでは、「絞り」をしぼると焦点の合う範囲が広くなりますが、「シャッター速度」が遅くなるので手の揺れや被写体の動きでブレやすくなります。  ブレを少なくするために「シャッター速度」を速く(シャッターを開く時間を短く)すると、「絞り」を開く必要があり、特定の距離にしか焦点が合わないので「焦点ボケ」(ピンボケ=ピントのボケ)が起こりやすくなります。(このボケかげんが写真の味わいとして重要視する写真家も多いです)  この「絞り」と「シャッター速度」をどう設定するかが写真の「コツ」なのですが、最近ではどちらも「オート」で設定され、焦点合わせも「オート」、しかも「手ぶれ機能付き」なので、あまり気にすることはなくなりましたね。失敗がない代わりに、特別な味わいのある写真も撮れなくなりました。  人間の目の場合、「シャッター速度」に相当する機能はありません。「絞り」を虹彩で調節するだけです。  このため、「暗い所では虹彩が開く(=絞りを開く)ので、焦点が合いにくくなる(ボケて見える)」とか、「明るいところでは虹彩が狭くなる(=絞りをしぼる)ので、焦点が合いやすくなる(はっきり見える)」ということが起こります。近視の人も晴れた昼間には遠くの山まではっきり見ることができたり、夕暮れ時には目の良い人も交通標識や信号の矢印が見えにくくなったりします。  「絞り」をしぼると、どうして焦点の合う範囲が広くなるのかというのは、ちょっと説明が難しいので、経験的にそうなる、と考えてください。

happine
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございました。 私はおバカなので理解できませんでした。

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