看護実習と看護師の労働について色々疑問があります
現在、看護学生で実習に行っています。
実習に関しては他にもたくさん質問されている方が既にいますが、毎日実習に行きながら色々と疑問に思うことがあります。
以下愚痴に近いものもあるかと思いますがお許しください。看護が好きな人にはあまり気持ちよくないことばかり書いてしまうかもしれません。
まず、実習中の学生の立場についてです。
数週間ごとに実習場が移り変わり、実際に疾病をもつ患者さんを受け持ち、慣れない環境のなかで常に緊張にさらされます。
ここまでは教育の上で仕方がなく、現場の職員の方々とコミュニケーションをとりながら学んでいくのも大切だとわかるのですが、居心地が悪いことがあります。
ありがたいことに、「わからないことがあったら何でも聞いてね」と親切に言って下さる方もいらっしゃいます。
とはいっても現場はどこも忙しいところばかりで、はじめの週に援助に必要な細かい物品の場所を尋ねたり、患者さんに小さな頼みごとをされた場合などに逐一職人の人に確認する(安全のために学生のみで勝手な判断をしてはいけないことを承知の上で)のもなんとなく申し訳ない気分になることが多いです。
仕方なく学校の先生に確認しても「自分はわからないからスタッフの方に聞いて」となりますし…
その現場で指導をして下さる実習指導者さんについてですが、普段の仕事+実習指導となり、負担が増すばかりであまり手当てもつかないと聞きました。
学生の教育も仕事の内ならば、実習指導がボランティアになっている状態というのはどうなのでしょうか。
私の個人的な意見ですが、看護師だって仕事で看護をしているのであって、実習指導をされるのならそれ相応の時間と手当てをしっかりとつけるべきだと思うのです。
それから、看護学校の先生についてです。
一部ではありますが、耳にタコができるくらい「根拠、根拠、根拠」「それは何?どうして?何のため?」とたたみかけてくる先生がおり、正直つらいです。
たくさん質問されて、答えたらまた違う難しい質問が飛んでくるし、答えられなければ「ちゃんと勉強したの!?」と目を血走らせながら怒られてしまったり…
援助や記録も欠点を粗探しされているような方がいるように思います。
看護に熱すぎる方も苦手です。「看護は科学です」「看護は感性が大事」など…熱すぎて空回りしているような…。
実習現場に出ると「すみません、学校では教えているのですが」と言い、小さなことでも厳しく注意される先生(学生から見ると自分を守っているように見えることがあります)もいれば、実習指導者からキツい指摘を受けて落ち込んでいる学生に対してフォローし、学生を守ろうとしてくれる先生もいます。
同じ学校の先生なのにここまで違うのは何故なのか、ふと疑問に思いました。
私は学生なので、やはりいざというとき守ってくれる先生だと実習がしやすいです。
実習の鬼のような記録の評価も先生によってまちまちのような気がします。
そもそも記録や看護過程って共通の認識をもって最良のケアを行うものらしいですが、人によってこんなに違っていいのでしょうか?こんなもんですか?
よく実習中寝れなくて辛い、体調が悪いなどほかのメンバーが訴えていると、「甘い。寝れないのは当たり前」「それでは働いていけない」と叱咤激励されているのを見かけます。
寝れないのって当たり前なんでしょうか。人間って活動したら休息するものではないのですか。
その人の要領が悪いからという問題だけなのでしょうか。私は「寝れないのが当たり前」になっていることそのものが嫌だなぁと思います。
寝れないことそのものが仕事をする上で危険になりそうですし…。
他にも疑問は尽きないですが、どうしても書きたいことだけ挙げました。
実習は辛いです。勉強が大変なのは承知の上で通っていますが、他のまじめなメンバーが上記のようなことで同じように悩んでおり、場合によっては単位認定もしてもらえなかったことがあるのを見ていると、あまりに理不尽ではないかと思うことが多々あります。
何より看護師になりたくて入学した人が挫折してしまうのはもったいないと思います。
気に入らないなら辞めろとか、こんな質問をしているくらいなら記録を書きなさいという意見は結構です。
お礼
どうもありがとうございました。