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コーランの朗誦

日比野 暉彦(@bragelonne)の回答

回答No.3

 ◆ (中性名詞の主格と対格) ~~~~~~~~~~~  無生物のものが主語になることはあり得なかった(たとえば「(生き物が)木を倒した」と言うことはあっても「木が倒れた」と言うことはなかった)。したがって、無生物のものを表す名詞(その多くは中性名詞)には対格はあっても主格はなかった。  しかし時代が進むにつれて、人間の脳も言葉も複雑化していき、無生物のものを主語とする言語表現(「木が倒れた」のような表現)が必要になってきた。そこで対格を主格に当てはめて使ったので、中性名詞は主格と対格が同形となった。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ 主格のない名詞として その中性名詞の対格形が決まるというとき 男性や女性における《主格 vs.対格》といったその形態変化の仕方を参照したと思うのです。  それとも 単純に無変化のかたちを 中性名詞の対格形としたのでしょうか?  そして のちに その対格形をそのまま 主格形としたということなんでしょうか。  だとしても   ◆ 無生物のものを表す名詞(その多くは中性名詞)  ☆ ということでしたら 無生物を表わす語にも 男性名詞もしくは女性名詞があったと見られます。ということは 無生物の名詞でも 主格形と対格形とが違っている場合もあった。  そのような格活用のあり方が のちに対格形だけであった無生物・中性名詞に主格をつくるときに参照されなかったのでしょうか?  単純に中性名詞の主格は 初めからあった対格形を用いると決められたということでしょうか?  これは いまある格活用のあり方から ただ逆推して捉えた議論だといううたがいが いくぶん うたがわれるのではないでしょうか?  こんばんはでした。

noname#214841
質問者

お礼

こんばんは。かういふとき、ねこさんは削除にならないやうに上手にお礼を書くのでせうけれど、私はそこまでのウデを持つてをりません。 ぶらげろさんのおつしやるとほり、私としても、ひとつの仮説とみなしてゐるだけです。 >>その中性名詞の対格形が決まるというとき  >>男性や女性における《主格 vs.対格》といった >>その形態変化の仕方を参照したと思うのです。 中性変化は男性変化に類似してゐますから、主格も男性名詞に準ずる形になつていいはずです。 >>無生物を表わす語にも 男性名詞もしくは女性名詞があったと見られます。 この件は、BAの「お礼」のなかでも書きました。当然の反論です。 >>これは いまある格活用のあり方から ただ逆推して捉えた議論だ >>といううたがいが いくぶん うたがわれるのではないでしょうか? 私もさう思ひます。結局は、印欧語のさらに古い言語が見つからなければ解明されないのではないでせうか。ぶらげろさんやSPSさんの指摘のやうに、能格の要素もからんでゐるのかもしれません。 御回答ありがたうございます。

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