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原発コストの大島説について?
原発容認派(推進派・即廃止慎重派) 反原発脱原発派の皆さま この説は正しいのか?教えてください。 確か国の試算では8,9円、大島説では15円だったと思いますが? 多分、反対派の方たちはこれが論拠かと思います。 私は即廃止慎重派です。 よろしくお願いします。
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原発コストを計算する場合、福島をデータにしてはいけません。あれは千年に一度の未曾有の異常事故であって、コスト計算の根拠にはなりません。原発コスト計算は、正常運転終了後、きちんと廃炉作業を行った場合のデータを基にすべきです。そうであれば原発コストは火力より安いです。ただしこれには使用済み核燃料や高濃度放射性廃棄物の最終処分費用は含まれていません。もし含めるとすると、火力よりかなり高いものになるでしょう。しかしこの事情は火力発電でも同じです。火力発電は温暖化物質であるCO2垂れ流しで、最終処分まで考えていません。もしCO2の最終処分まで考えたら、天文学的数字になり、原発よりはるかに高くなります。経営として成り立ちません。火力発電は未来のことなど何も考えない垂れ流し発電です。 ちなみに私は原発再稼働賛成派です。理由は前述の通りです。
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- Ikeshita_Akira3
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そもそも原価計算というものは、目的別に算出方法が異なるもので、つまり、いろんな算出方法があるわけです。 事故に備えての保険料や引当金、廃棄時の費用などの計上は、目的(立場)で異なります。 おそらく、燃料費や施設機材の償却費、発電所の人件費などの直接的な費用は発電量あたりでの比較では安いほうでしょう。 国の試算は、事故対策費なども含まれるようですが、“原発があるが故の総コスト”ではありません。 反原発派によるコスト計算は、税金で賄われる原発に関わる公務員の人件費、廃炉費用のような将来的な費用も含まれることがあるので、高くなります。
お礼
どうもありがとうございました。 と得も勉強になりました。
- princelilac
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原発のコストには事故の場合の損害賠償を算入するかどうかには賛否はありますが、使用済み放射性廃棄物の処理費用は算入しなければなりません。 もしまた事故が起こった場合は、福島と同様、賠償賠償の予算は電気料金の値上げによって捻出されます。 CO2が発生しない、というのが原発推進の触込みですが、すでに地球温暖化のCO2原因説は多くの科学者によって否定されています。火力発電を主力とした、自然エネルギーの小規模発電に切り替える時期が来ています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >すでに地球温暖化のCO2原因説は多くの科学者によって否定されています。 一つの学説に対して反対の学説は必ず存在すると思います。ですから、地球温暖化にco2が関係していないと決めつけるのは早計のような気がします。国連や権威ある国際機関が声明を発表してco2説を完全否定でもしなければと思います。 地球が狂ってきているのは事実です。昨今の異常気象や災害etc.を見たら、それに対して備える努力は怠ってはならないと思います。その上で石油火力は検討すべきかと思います。
福島原発事故の処理のために25兆円という最大の公共事業を行います。 そして今は原子力発電所は発電してませんので、1kw/hあたり1兆円です。 もっと高いかな?
補足
ご回答ありがとうございます。 >福島原発事故の処理のために25兆円 スゴイ金額ですね。 大島説にご意見お願いします。
お礼
ご回答ありがとう とても分かりやすい説明ありがとうございます。