なぜ日本は捕鯨行為を取りやめないのですか?
なぜ日本は捕鯨行為を取りやめないのですか?
まず、自己紹介を致します。自分は19歳の韓国人男性です。
私は、日本が文化相対主義を理由にしてクジラの集団虐殺を行っているという事実に憤怒しています。国際捕鯨委員会を脱退するほど日本にとって捕鯨は大事なのですか?
日本は古代から捕鯨を伝統的に行っていました。もちろん、どの国でも捕鯨は行われていました。この時は、原始的なレベルの道具しかありませんでしたため、クジラの数は一定に維持されていました。ここまではクジラを食べることだけ非難する根拠にはなりません。
しかし、18世紀くらいになったら、技術が発達し、一回で最大限のクジラを取れる時代になりました。西洋国家はこの発展した技術を利用し、多くのクジラを手に入れることが出来るようになりました。その結果、クジラの数は速い速度で減り始めました。日本もヨーロッパ式の道具を導入し、捕鯨事業を拡大して行きました。これで日本近海のクジラの数も速い速度で減り始めました。
クジラの数がだんだん減り、ついに危ないレベルに達した時、国際社会はルールを決めて捕鯨を禁じる法案を発表することになりました(国際捕鯨条約)。1946年のことです。
この条約には、日本も含まれています。つまり、日本は今回から商業目指しの捕鯨をしないという意味ですよね。しかし、日本は研究目的で取ったクジラを商業目的で使う蛮行をやらかしました。それに、中に子を抱いたクジラさえも大量取っている中です。これはほとんど虐殺に等しいとしか言えません。
クジラは海洋生態系で一番重要な役割を担当している生物です。海洋生態系の最上位捕食者として、クジラの個体数は一定に維持させないとなりません。しかし、現在クジラの個体数は、国際捕鯨条約の活性化のおかげで少しずつ上がっているのですが、まだ適切個体数に達してはしません。クジラの個体数が減ると、海洋生態系の崩壊が起こる可能性が高いです。そしてその被害はそっくり人類が背負うようになるのです。
日本は31年ぶりに商業捕鯨を再開するそうです。2018年、国際捕鯨委員会(IWC)からも脱退しながらね。日本は「他国の伝統文化に文句をつけるな」と反発しているのですが、日本がしている行為は自然を壊す行為であり、海洋生態系に大きな被害を与える行為です。
もちろん、クジラ肉もほかの肉と違いません。豚肉も、牛肉も、鶏肉も、羊肉も、犬肉も全部同じ肉です。クジラ肉も同じです。クジラ肉を食べること自体で非難するのは文化相対主義に反するものです。クジラ肉も文化相対主義に基づき一つの文化として尊重される権利があるのです。
しかし、上の話には「クジラの個体数が絶滅を心配しなくてもいい程多くいるべき」という前提を必要にします。2020年現在も、クジラは絶滅危機に置かれています。不必要な捕鯨は、最悪の場合に、クジラを絶滅させるかもしれません。ですから、捕鯨は批判されて当然なのです。
「捕鯨なんて西洋国家が先に始めたものだ!」、「欧米はもっと多い数のクジラを殺している!」と反論してくるかもしれませんけど、欧米は過去の過ちを後悔していますし、過去ほど捕鯨活動に積極的ではありません。しかし、日本は過去も、現在も捕鯨を止めないという違いがあるのです。
今、世界中で目的を騙してまで捕鯨を固執する国は日本しかないです。日本はクジラを虐殺していると言い切っても問題ありません。日本の捕鯨を全世界が非難しています。なぜ日本はそこまで捕鯨をやりまくるのですか?韓国人である私にはなかなか理解できないのですが…
お礼
日本語読めない方ですか?