• ベストアンサー

関係代名詞の二重限定?

お世話になっております。 以下の文についてお教え頂けないでしょうか。 It often happens that I cannot appreciate a painting which people say is a masterpice of art. この文、どうしても意味がとれないのですが、文法的にどう考えたらよいでしょうか? 特に関係代名詞の箇所がわからないです。 これは関係代名詞の二重限定になるのでしょうか? どうぞ宜しくお願い申し上げます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#195146
noname#195146
回答No.3

 辞書ではsayではお示しの用法が見つけられず、thinkにはありました。 ・プログレッシブ英和中辞典(第4版) think http://kotobank.jp/ejword/think?dic=pej4&oid=SPEJ07296700 >3 [IIIwh-節/関係詞節]((wh-節/関係詞節中に埋め込まれる形で))…と思う >I bought a book which I thought was very interesting. >(=I bought a book. I thought it was very interesting.) >私はたいへんおもしろいと思った本を買った.  sayでも同じような言い方をします。上記の「埋め込まれる形」ということから、挿入的とする場合もあるようです。 >It often happens that I cannot appreciate a painting which people say is a masterpiece of art. 「よくあることだが、大勢が芸術として傑作だと言うような絵画を、私は高評価できない。」  ↓↑ It often happens that I cannot appreciate a painting which, people say, is a masterpiece of art.  挿入的なことをコンマで際立たせると、こういう感じです。もちろん、 It often happens that I cannot appreciate a painting which people say it is a masterpiece of art. とすれば自然な文ですから(個人的にはthe paintingとしたくなりますが、それは原文も同じなので割愛)、こういう場合はitを省略できるという考え方でもいいのかもしれません。意味としても同じです。  辞書の書き換えを使うなら、that節だけに注目するとして、 I cannot appreciate a painting. People say it is a masterpiece of art. の二つに分かれることになりますが、原文とどうも齟齬がある感じですね。こちらだと、ちょっと何を言いたいのか、よく分からなくなってしまいます。やはり非制限用法で限定して二分をつなげてあるということは大きいようです。  二文に分けて意味を保持するには、例えば、 If People say some painting is a masterpiece of art, I cannot appreciate it. のようにする必要がありそうです。しかもこれがthat節になっているわけですね。もしかすると、こうした点もお示しの文例が分かりにくい原因の一つなのかもしれません。

cia1078
質問者

お礼

お礼が遅くなり本当に申し訳ございませんでした。 今回もとても詳しくお教えいただきありがとうございました。 いつもlazydog1さんのお人柄が回答に出ております。 正直、レベルの低い、また頭の弱い私には難しいです。でも頑張ります。 これからもご支援いただければとても嬉しいです。 PS:今回もthatについて質問させていただいています。お教え頂ければ幸いです。

その他の回答 (4)

回答No.5

その何十回と回答してきているうちの1つがこれです。 http://okwave.jp/qa/q8059385.html ここで、#3 の方が、おっしゃっています。 >~の前後にカマ","がある挿入なのだが、そのカマが省略されているのだ、という説明をなさる方があり、この質問サイトでもこのような回答がたくさんあります。ですが、その説明でも英文和訳の答案はほぼ正しく書けるという点で一定のメリットがなくはないにせよ、それはあくまで便宜的な考え方で本筋ではないと私は思います。その理由は、カマのない形が標準的であること(カマのある形は絶対にないとは私は断言できないですが、私はそういった形に出会った記憶はありません)、挿入であれば別のところに入ってもよい(たとえば、inとwhat の間だってかまわないのでは?)のにそういう例はないこと、そして上記のように挿入という説明なしに、通常の関係代名詞の説明で問題なく説明がつくからです。 昔と今では回答者も様変わりですが、その以前の時代にも挿入か、連鎖関係詞か、で議論になったこともあります。 英語の感覚としては挿入でよくても、それは便宜的なものであって、構造を根本的に説明できるものではありません。 This painting, people say, is a masterpice of art. 主文としてはこういう挿入が可能ですが、関係詞節ではこういうことはやりません。

cia1078
質問者

お礼

何度も教えくださりほんとうにお手間を取らせました。 ありがとうございました。

回答No.4

連鎖関係詞節とかでこのカテ内で検索していただければわかりますが、 これまで何十回となく解答しています。 ここと関係なく、ググってもらうとたとえば http://www.ravco.jp/cat/view.php?cat_id=4469 ここでも、挿入だの埋め込みだのの説明もありますが、 構造上は The man [ I thought that he was honest ] とやるわけです。 そもそも、基本の関係代名詞の段階で2文結合というのを中・高生は必ずやります。 最初の限定用法しかやらない段階で、2文を1文に、逆に1文を2文に分けて説明するのです。 The man (that/who/whom) I met yesterday was your father. であれば The man was your father. + I met him yesterday. のように。 意味はともかく、構造上は分けて説明するしかないので。 そして、これは英語の感覚としては a painting which is a masterpice of art というものがあって、 people say が挿入された形になっていますが、 この people say の出元は People say (that) it is ~. という英語でしかありません。 , people say, のような挿入は、主たる文、全体として使うべきもので、 こういう関係詞節内で行うと英語としてはおかしなものとなります。

cia1078
質問者

お礼

再度ご回答頂きありがとうございました。 これからもwind-sky-windさんに付いて行きたいと思います。 今後ともご指導の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.2

> It often happens that I cannot appreciate a painting which people say is a masterpiece of art.  cia1078 さん (ともあろう人) が 「どうしても意味がとれない」 とおっしゃるのは信じられない気持ちがします。読んで意味を取るだけならやさしい文に見えますから。  文法的な説明は私の手には負えませんが、私はこのように読んで意味を取ったというのを示してみようと思います。  まず冒頭の It often happens that ... ですが、これは問題ないでしょう。「時々こういうことがある」 という文です。  次は I cannot appreciate a painting で、ある絵を評価ということが出来ないということ。  具体的にどんな絵なのかといえば which people say is a masterpiece of art とあります。which 以下は a painting という名詞を修飾しているとしか考えられません。  おそらく people say というのが入っているせいでむつかしく考えられたのかもしれません。私の場合には people say の部分は挿入か副詞ででもあるような感じで読みました。  つまり、幹としては   a painting which is a masterpiece of art (傑作である絵画) と読みますが、a masterpiece of art というものの意味するものを people say を入れることで制限している。people say でなくても、たとえば what you say (いわゆる) であってもいいでしょう。そういうものをポンと間に割り込ませている。そういうふうに読むことも出きると思います (私はそういう感じで読みました)。  「世間で大傑作だと言われている絵を見ても、どこがそんなにすごいのか、さっぱり分からないことがよくある」 という文ですね。

cia1078
質問者

お礼

お礼が遅くなりとても申し訳ございませんでした。 お詫び申し上げます。 また、わたくしを誉めていただき嬉しいです。 でも現実はレベルがかなり低く、理解力も悪く時間ばかりかかっている高齢者でございます。 It often happens that は確かに問題ないです。 people say というのが入っているせいでむつかしく感じました。 これからもご指導の程頂ければとても嬉しいです。

回答No.1

二重限定ではなく、連鎖関係詞節というものです。 この両者の区別が微妙なものもあって、相当前に回答した記憶もありますが、 今回のは明解です。 a painting という先行詞があって、it で受けたとして、 People say (that) IT is a masterpiece of art. 「人々が(それは)傑作だと言っている」 こういう内容で painting を限定修飾しようと思うと、 it → which にして、一番前に出ないといけないので which people say is a masterpiece of art it というのは、say の目的語そのものではなく、 say の目的語である that 節内の「主語」 だから、人の場合、 the person who I thought was your father ← the person + I thought (that) HE was your father の場合、who か whom か、ということが以前はよく問題になっていました。 これも think の目的語としての him ではないのです。 「人々が傑作だと言っている、そういう絵画」 日本語ではどうとでもなりますが、英語で構造を考えた時にこの which は is に対する主語です。 これをよく、 a painting which (people say) is ~ と挿入だと説明することが多いのですが、 which, people say, is ~的な普通の挿入とはまったく違うもので、 コンマを使うことはできません。

cia1078
質問者

お礼

お礼が遅くなり大変申し訳ございませんでした。 連鎖関係詞節についても確か過去にお尋ねしたことがありましたね。申し訳ございませんでした。 完璧に理解は難しいのですが、少しづつ理解していきたいと思います。 これからもご指導いただければとても嬉しいです。

関連するQ&A