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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「に」という格助詞の説明のしかた)

「に」という格助詞の使い方について

hakobuluの回答

  • hakobulu
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回答No.7

#2です。 >「庭―池がある」の「庭」に「彼」をあて「彼女がーできる」という事物(=情況)が出現するというということですね。言い換えれば、庭が池を保有すると言うことですね。 : 大体そうなのですが、 「庭に池がある」⇒「庭に池が存在する」 「彼に彼女ができた」⇒「彼という場所に彼女が出現した」 のようにお考えいただければ、と思います。 (「できる」という状態で)という箇所はあくまで注釈であり、「出現」の中身(同じもの)を示しています。  a.彼という場所<に>彼女が出現した。  b.弟という場所<に>子供が出現した。  c.茶碗<に>ヒビが出現した。  d.犬<に>さかりが出現した。  e.おまえという範囲<に>何が出現するのか?  f.柱<に>歪みが出現した。 のような感じ。 さて、せっかくですので、若干の補足をさせてください。 1. 対象とは何か、について。 : 「に」の意味として、 6 動作・作用の行われる対象・相手を表す。「人―よくかみつく犬」「友人―伝える」 というのがあります。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/166083/m1u/%E3%81%AB/ この6の用法は、「対象・相手」に対して直接的な作用を意志的に及ぼす場合ではないか、と個人的には考えます。 例文の動詞は意志動詞ではないため、対象という用法には該当しないように思う、ということです。 2. 「場所」で発生すること、について。 : 大辞林では、 (2)場所・範囲を指定する。 「アパート-住む」 「空-星がまたたく」 と、一項目の説明よりないが、 http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E3%81%AB&match=exact&itemid=DJR_ni_-150 大辞泉では、 1 動作・作用の行われる時・場所を表す。「三時―間に合わせる」「紙上―発表する」 2 人・事物の存在や出現する場所を表す。「庭―池がある」「右―見えるのが国会議事堂です」 のように、「動作・作用の行われる時・場所」と「人・事物の存在や出現する場所」を分けて考えている。≪後者は、「人・事物の存在や(状態の)出現する場所」のように注釈すれば、なお分かりやすくなるかと思う≫ この意義を認めると解釈しやすくなるのではないでしょうか。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/166083/m1u/%E3%81%AB/ 「茶碗<に>ヒビがはいった」の場合、たしかに1の用法と考えることも可能ですが、「(ひびが)入るという行為が行われた」よりも「(ひびが)出現した」と捉えるほうが自然ではないだろうか、ということ。 1と2から、 ・「対象」及び「(行為が)行われる場所」という用法の場合⇒意志動詞。 ・「(状態が)出現する場所」という用法の場合⇒無意志動詞。 と考えることができるように思います。(ような気がします、と言い改めておきましょう) 所在と場所(または、人と場所)で分けるよりは、意味があるように思うのです。 分けてはいけないということはないでしょうし、また、あえて反対はしませんが、いずれせよ、意志・無意志の要素を取り入れないと、日本語のニュアンスとしては伝わりづらいんじゃないでしょうかね。 まあ、例によって素人の感覚的見解にすぎないのですが・・・。    3.  e.おまえ<に>何ができる。 に関しては、若干、迷うところです。 前回回答のように、  e.おまえという範囲<に>何が(、「できる」という状態で)出現するのか? という解釈で良いとは思いますが、もうひとつの可能性としては、上記辞書の、 11 比較・割合の基準や、比較の対象を表す。 という用法でしょうね。  e.おまえを基準に考えた場合、何ができることになるのか。 といったニュアンス。 たとえば、「わたしの場合、他の人とは異なり、ジャンプができます」のような返答を想定すれば、「基準」の意味が多少、伝わるかと思います。 「わたしを基準にした場合、他の人とは異なり、ジャンプができる」といったニュアンス。       

OKAT
質問者

補足

 e.について、悩ませて申し訳ありません。これは、気まぐれ的に加えたものです。例文のグループからはずしてもらって結構です。ある以上は全部説明できなければ、という気構えなら、それも有り難いのですが。  今、現在は、「(状態が)出現する場所」という説明で統一されているので、それはそれとして受け取っておきます。他の回答者の方々から支持されるようなら、ここでの統一見解となるかも知れません。 

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