• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「です・ます体」と「である体」の説明に誤りが…)

「です・ます体」と「である体」の誤解について

1311tobiの回答

  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.24

 昔書いた原稿を思い出しました。古いデータを引っ張りだします。長々と済みません。 ================引用開始 〈体言止め〉  体言止めについては第2章(★ページ)を参照していただくとして、ここでは、デス・マス体と体言止めの関係について書いておきます。  個人的な感覚にすぎませんが、体言止めは、デス・マス体の文章にはなじみにくいのではないでしょうか。デス・マス体で書かれた文章の中に、体言止めが使われている例はよく目にします。うまく使われていれば、違和感もありません。しかし、自分では使いこなす自信がないので、極力使わないようにしています。  なぜそう感じるのか、あまり説得力をもたないことは承知のうえで、説明を試みてみましょう。  一般に、デス・マス体とデアル体には次のような違いがあるといわれます。   デス・マス体  デアル体   ていねい    やや乱暴   説明調     論説調   冗漫      簡潔  一方、体言止めはリズミカルに文章を切るような効果をもっていて、文章が軽快な感じになります。ほかにもいろいろな形容のしかたがありますが、おおむねこのような感じでしょう。  このデス・マス体の「ていねい」「冗漫」という特徴と、体言止めのリズミカルで軽快な調子が、どうにも合わない気がします。「だから使わないほうがいい」と主張するつもりはありません。あくまでも、自分では極力使わないように心がけているだけのことです。次にあげる変則形のなかにも、同様の理由でデス・マス体の場合は使いにくいものがある気がします。 ================引用終了  まず一般的な傾向を書きます。  ↑の原稿を書いたときにどれだけの文章読本を読みあさったのかもはや忘れました。(←オイ!)  ただ、元々は、   評論や論説→デアル体   情緒的なエッセイ(とくに女性)→デス・マス体  というのが一般的な意見です。  木村治美氏は逆だと書いていますね(この引用のしかたではどこまでが木村氏の意見なのかハッキリしませんが)。   評論や論説→デス・マス体がいい(やわらかく自己表現できる)   エッセイ(女性限定)→デアル体が無難  この流れから考えると、「デアル体なら甘く感傷的に自分本位になりがちなトーンを抑えることができる」と解釈するべきでは。  肝心なのは問題の箇所(これはホントに曖昧に文章です)よりも「デアル体が無難」の無難だと思います。  むずかしくなりがちな評論や論説はデス・マス体で、情緒に流れがちなエッセイ(女性限定)はデアル体で抑え気味に、という主張でしょう。 「増幅されたほうがいい」と考えているなら「甘く感傷的に自分本位になりがちなトーン」という書き方はありえないでしょう。  個人的には、デス・マス体の欠点が身にしみているので、デス・マス体がふさわしい内容はないと思っていますが……。ヘタなデス・マス体ほど見苦しい文章はない、という気さえします。

muimusaku
質問者

お礼

>この流れから考えると、「デアル体なら甘く感傷的に自分本位になりがちなトーンを抑えることができる」と解釈するべきでは。 その通りだと思います。私はとんでもない勘違いをしていました。 しかし、その勘違いは、ハイブロー武蔵氏の文章の拙さに原因があります。ハイブロー武蔵氏が木村治美氏の言っていることを正しく伝えていなかったからでした。 機会があれば、ハイブロー武蔵氏にこの件について問いただしたいと思います。 回答ありがとうございました。

muimusaku
質問者

補足

>この流れから考えると、「デアル体なら甘く感傷的に自分本位になりがちなトーンを抑えることができる」と解釈するべきでは。 私も最初はそのように考えていました。しかし、じっくり考えてみたところ、その考えはまちがっていることに気付きました。それは、エッセイでは喜怒哀楽の感情を抑制すべきではなく、逆に増幅すべきだからです。 「である体」では感情表現を増幅できるのです。だからこそ、「である体」を用いるべきだと著者は言いたいのです。 >「増幅されたほうがいい」と考えているなら「甘く感傷的に自分本位になりがちなトーン」という書き方はありえないでしょう。 まさにその通りです。問題の核心がそこにあります。つまり、「甘く感傷的に自分本位になりがちなトーン」という表現があまりにも抽象的でわかりづらいということです。 著者自身がその意味をわかっていて書いているのかという疑問も生じます。まさにこの「甘く感傷的に自分本位になりがちなトーン」は、典型的な悪文と言っていいと、私は思います。 私はその点を著者に問い合わせました。しかし、半月経っても何ら回答はありません。もしかしたら著者は、どう回答したらいいか、迷っているのかもしれません。

関連するQ&A

  • 商品説明の誤り。

    ヤフーオークションでオートバイのマフラーを出品しているんですが、 商品説明の適合車種で違う年式を記載してしまいました。 すでに数名の方が入札しています。 どうしたらいいんでしょうか? 出品を取り消した方がいいでしょうか? オークション終了まであと二日です。

  • 村上春樹氏の本が買われる理由は?

    「第一章 僕は三十七歳で、そのときボーイング747のシートに座っていた。その巨大な飛行機はぶ厚い雨雲をくぐり抜けて降下し、ハンブルク空港に着陸しようとしているところだった。十一月の冷ややかな雨が大地を暗く染め、雨合羽を着た整備工たちや、のっぺりとした空港ビルの上に立った旗や、BMWの広告板やそんな何もかもをフランドル派の陰うつな絵の背景のように見せていた。やれやれ、またドイツか、と僕は思った。」 (「ノルウェイの森」講談社文庫) (1)私は読書が趣味にならないタイプの人間で出版関係にも無知ですがもし彼が無名で、この原稿を出版社に送った場合、一瞬でゴミ箱行きになりませんか。どうやって世に出られたのでしょう。 ほとんどライトノベルの域ではありませんか。志賀直哉が名文という人には名文かもしれませんが。 (2)日本語らしくないとの批評を見聞きしますが、彼は英語で書いて日本語に翻訳しているのでしょうか。 (3)書き出しの文章は最も洗練されるものと思いますが、下手ですよね?日本語らしくないとか以前に文章が素人以下ですよね?この件が一番お聞きしたい疑問なので宜しくお願いします。 例えば引用文について具体的な指摘をいただけると助かります。文芸(=上手い文)以前に「立った」は読者を含む関係者にとって問題なしなのでしょうか。 (4)彼はわざとですか。それとも彼は哲学カテの人らみたいな無芸の天然型でしょうか。文学的才能ではなく単純計算した結果できた作文作業に思います。いうなればキャッチコピーで小説を書くことに成功した人です。お洒落な字面を寄せ集めてミーハーに盛り付けた天ぷらですよね。 政治家・評論家・政談好きは軽薄に横文字を使って格好つけますが、それをまた格好いいと思う人が読者になるという図式でしょうか。レゾンデートルとかコンプライアンスとか。文学に憧れる衆生が酔いやすいように出していくコース料理。引用文の構成が象徴的に思います。 過去レスによると人気の理由は世界観が確立されているという(誰でもそうではないかな?の)事らしいのですが上記(1)よりそれが分かるまで読書を続けられません。むしろ世界観がない空文の心地よさではないかと考えています。私は中身のない語り口に耐えきれないのです。 村上春樹さんやそのファンに対する悪意も非難目的もありません。知名度もある彼の件は珍しい現象で純粋に不思議です。 宜しくお願いします。

  • 自然体をわかりやすく説明してもらえますか?

     私が”自然体”と言うワードを気にするようになったのは就活での 面接の時でした よく面接官から「自然体でいいですよ」「リラックスしていいですよ」「私(面接官)を友達と 思って話してください」 …………など面接を受けるたびに、言われて何か私にいけない所でもあるのかと たまに思います 「友達と思って話してください」と言われても一人っ子でいつもおひとり様行動が多かった 私には 友人がほとんどいませんし 家族と接するときも私は外面がいいので中ではノーメイクにスエットで地声で親と話すことが 定番です(外での私は壇蜜のようなしっとりとした感じのキャラで通っています)  自分を着飾ることはそんなにいけないことですか? 「ありのままの私を受け入れて」なんて言うセリフは学生時代までと経験で学び ました 例えば前の職場でノーメイクで出勤したら先輩が「いい大人がすっぴんだなんて少しは 周りのことを考えたら?」と言われて以来職場ではメイクで通しています(`・ω・´)キリッ  見た目だけでなく表情も前は( ゜ρ゜ )←な顔でしたが人前では姿勢を正し”女性は笑顔が 美しい”と いうので常時口角を上げています 話し方もアナウンサーなど上手い方の喋りを真似て話すように意識しています それが人に違和感を持たれますか?  よく”自然体”と言いますが具体的に例などだしてわかりやすくコメントしてくださると助かります コメントもそれなりのことをいたしますので、よろしくお願いしますm(*- -*)m

  • 英文の誤りを文法的に説明して下さい。

    次の3つの英文の誤りが、感覚的には分かるのですが文法的に説明できません。 文法的にどうして誤りなのか教えて頂けると幸いです。 (1) The school is based on the fundamental principle which (正:that) each child should develop its full potential. (2) On the day before she got fired, she was heard criticize(正:to criticize)her boss. (3) As we continue to grow, we become increasingly aware of (正:aware) that all of nature is interdependent.

  • 賃貸 重要事項説明書の誤りについて

    この度賃貸契約が成立し、後は鍵渡しだけの状態ですが、ここへきて重要事項説明書に書かれていた冷暖房設備有り(エアコン有り)の説明が間違っていたことがわかりました。(先日外観から見て、室外機がないことに気づきました。)宅建担当者から説明を受けたとき、あえて「エアコンがついているのですか?」と確認もしました。営業担当者にも確認したところ「はい、ついています」とはっきり言われたので、今持っているエアコンも処分してしまいました。ところが、後は鍵渡しだけという今になって、室外機がなかったことを尋ねると「はい。ついていなかったんです。すみませんとしか言えません」という対応。重要事項説明書に有りとなっていますが、これは賃貸業者が作成するものなので、オーナーには言えないということです。今まで使っていたエアコンを処分した今となっては、これは泣き寝入りなんでしょうか・・すみません、全く知識がないものでアドバイスをいただけないでしょうか。

  • 賃貸 ガス 重要事項説明書の誤り

     宜しくお願い致します。 先月、転勤に伴い賃貸物件に入居しました。 それまではずっとプロパンガスの物件に住んでおり、また 子供が生まれ三人家族となるので光熱費を節約しようと 都市ガスの物件を探していました。  入居した物件は、仲介業者を通して管理会社に都市ガスであることを 確認し、賃貸借契約書中の重要事項説明書にも都市ガスである旨記載されていました。  ところが入居後、ガス会社よりこの物件がプロパンであることが発覚し、管理会社に問い合わせたところ記載の誤りを認めました。  管理会社からは、「お詫びをさせていただくしかない、要望を聞かせて下さい」と逆に質問されました。  このような場合どんな折り合いのつけかたがあるでしょうか? 体験談があれば参考になりますが意見を聞かせて頂きたくお願い致します。

  • わたくしの考え方は誤りでしょうか?

    わたくしは、赤十字・厚生労働省・小泉首相の行動の一部は認めると言いつつクレームや注文をつけ続ける拉致被害者の家族の会の皆さんに僭越ともとれるとこともあり納得いかないところがあります。 自主的に、たとえば、独自の潜入調査や北朝鮮の反体制勢力と提携して調査するなどすべきではないのか/なかったのか、と思うからで、この主旨のメールを「救う会」へ出したのですが今のところ反応がありません。 わたくしは間違っているのでしょうか。 拉致被害者の家族の会の皆さんが飢えで死んで行く北朝鮮の子どもたちをかっての「日本鬼子」のように見ているようにも感じられるのが悲しい。

  • 誤り見つけてくれませんか

    the cityzens group asked that asked that the government stopped the developer from dumping soil on the hill. 1 asked 2 the government 3 stopped 4 dumping soil この中で誤り見つけてくれませんか? askって後にthat~って来ましたっけ?

  • 誤りではないでしょうか?

    今日、テレビ朝日系列で放送されたクイズ番組で、1959年から2009年までに破綻した都市銀行は、北海道拓殖銀行だけとしていましたが、日本債券信用銀行と日本長期信用銀行は、確か当時都市銀行扱いで破綻という形になっていた記憶があるのですが、どうなんでしょうか?詳しい方教えてください。あと、りそな銀行グループも、事実上破綻だったと思うのですが…。

  • 「これをもちまして」は誤り?

    忘年会の季節です。 宴会など、「これをもちまして、お開きにいたします」とはよく使いますよね? 出典を忘れてしまったのですが、なにかの言葉のマナーに関する本で、「これをもちまして」というのは敬語ではない、という表記がありました。 ということは、この「これをもちまして」という言葉はなんなのでしょう? ただの慣用句、ということなんでしょうか。 よけいな突っ込みかもしれませんが、「これを」の「これ」ってなんでしょう? 最後にはだれかが挨拶の言葉をかけますから、それを「これ」といっているんでしょうか。 考えるほど、混乱してきます。 いくら慣例とはいえ、間違っている使い方なら直していきたいと思います。 わかる方、教えてくださいm(_ _)m