なぜ日本の左翼は・・・

質問

なぜ日本の左翼は、日本のことを常に悪く言ったり、領土問題でも他国に有利なように働くのでしょうか。

もちろん、日本が本当にいけないことをした場合は、自分の国だとしても、きちんと反省したりすることは大事だと思います。

でも日本の左翼と呼ばれる人たちは、それ以上に日本が何でも悪いということに喜びを感じたり、また誇張してでも日本をディスることに一生懸命な気がします。

私はこの点が不思議でたまりません。

この答えを教えていただける方お願いいたします。

回答No.5

莽翁寒岩 一笠一蓑一杖（@krya1998）

私も疑問に思ってきた事柄です。
trymoreさんはみなさんのご回答で疑問が氷解するところがありましたか？

実は私は全く氷解させてもらえませんでした。
昭和24年度、1949年かな。中学高校は本郷や駒場にある国立大学の史学をでた先生に先輩もみんな私淑し、中高一貫ですから子供のころから、ラディカル革新の洗礼を受け、二十歳で都内の単科大学の図書館に勤務。
頃は60年安保の活動まっさかり。
全学の労組の書記長を8年ほどやり、入党はしなくても強烈なシンパとして数十年いました。

今は質問や皆さんの解答で触れているように、この党派に少なからず疑問をもっております。
それで質問にどの程度参考になるか判りませんが、私の考えている事を少し書いてみます。

この党派というかまぁ歴史が長いという反体制の党派は、敗戦という終戦を迎えるまでは残虐で熾烈な弾圧を受けてきたのだという歴史、そしてそういうたくさんの言い伝えがあります。
そういうことから、一つは護持したとされる国体（国家体制）を継承している憲法上明確に象徴となったにしろ天皇を戴く体制に反対していく事が正義となっているのでしょう。
その結果での国際主義ではないでしょうか。
だから韓国や大陸中国や朝鮮の政策に同調する。その考えや歴史観に同調する。
つまり反体制ということの延長での歴史観、思考でしょう。
ありえませんが彼らが政権をとれば、無論、天皇の国会招集での臨席はなくなるでしょう。
そして意外と大陸や半島とは仲たがいすると存じます。
40年前、ここの革新の区議さんが革命党の国際会議ということで代表になって半島の北に行きました。
半島北はふつうでも強烈に主張をするもので、日本の革新も議論は妥協しない。
そして何の議題か聞きませんでしたが、お互いの主張が理解しあう事ができませんでした。
この国際会議は分裂、闘争となりました。
そして帰国の空港で日本の革新党派代表は彼らに暴行を受けました。
代表であった帰国した区議は、同志たる代表に自分の意見受け入れられないからといって暴行するような国民なんだ。
と憤慨していました。

こういう隣国の国民性、そしてわが国のこの党派の歴史とおかれている情況からの反国民的国際協調主義、反国民的領土主義、反国民的人権平和主義なんでしょう。

私達貧乏人のためになる国策や反対論は私達は賛成するが、ではこの党派の基本路線はどうかというと、この貧乏人も決して受け入れる事はできない。
そんなもんですね。ちょいといい足りないこともありますが。長文は嫌でしょうから。

お礼

スゴイ経歴の方ですね。（本当はそんなにちゃんとわかってませんが・・・笑）

私はかなりこの質問を通して、物事の本質がわかってきましたよ～。

それも、ことはさほど単純ではなく、複雑な感情、歴史、人間関係が絡まっていることが・・・。

＞彼らが政権をとれば、無論、天皇の国会招集での臨席はなくなるでしょう。
そして意外と大陸や半島とは仲たがいすると存じます。

のところで、他の回答者様と符合するところがありますね。
結局、主義とか体制とかが一緒だからすべてわかりあえるということではなく、背負ってきた歴史とかその国の国民性の違いの方が、それを凌駕してしまうのではないかということですね。

＞貧乏人のためになる国策や反対論は私達は賛成するが、ではこの党派の基本路線はどうかというと、この貧乏人も決して受け入れる事はできない。

ここも多くの人が共感できるのではないでしょうか。

ありがとうございました。