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終身雇用OR雇用の流動化

近年は雇用システムを流動化しないと、グローバル化に対応できないのようなことがいわれます 左翼の人は正規雇用制度を支持しますが、会社が解雇できない中高年層をかかえて新卒を採用できずに、多くの人が非正規雇用になっているので、既得権益の擁護のようにも見えます。 一方で 新卒の人の多くが終身雇用を望んでいるというデータもみたことがあります。 で、 どちらのシステムがよい OR 支持されている、 のでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • neji1
  • ベストアンサー率45% (172/379)
回答No.3

私は経済や政治の専門家ではなく、単なる会社員ですので、その立場から自分の意見を書きます。 終身雇用も流動化も良い面と悪い面があります。 終身雇用 デメリット: ・スキルのある人が埋もれてしまう可能性がある。 ・スキルの発展、活用が望みにくい。 終身雇用に甘えて、自己啓発というか、自分の能力向上を怠る可能性があります。 また、スキルのある人が、そのスキルをもっと活かせる企業への転職が少ないかもしれません。 ・自分の会社内しか知らないので、「井の中の蛙」になる人が多い。 いわゆる、専門バカになってしまう人が多いとおもいます。 また、企業も、新しい風が入ってこないので、硬直化する可能性があります。 ・人材の教育体制を整える必要がある。 終身雇用となると、新卒で入った人材を一人前にしなければなりません。 そのためにも、教育体制が整っていないと、ろくな人材にはなりません。 メリット: ・雇用が確保されているので、安心して人生設計出来る。 ・自分の会社でのポジションを上げるべく、より専門的な勉強が出来る。 クビにならない、とわかれば、安心して人生設計できます。 やはり、明日が不安だと、色々とできません。 ・色々な考えを持つ人材が入り、企業として発展する可能性がある。 ・即戦力が入り、新商品の開発、新事業の立ち上げなどが容易になる。 流動化は、終身雇用の逆だと思っていただければ良いです。 私も転職の経験がありますが、幸いにして、過去の職歴を活かせる転職が出来ましたので何とかなりましたが、まったくジャンルの違う企業だとキツイとおもいます。 最近は、ハローワーク以外に、民間の転職エージェントがたくさんあり、その人のスキルにあった企業を紹介しれくれますが、中々、本人の希望と、採用企業がマッチするのは難しいです。 個人的には、事業のノウハウというのは、従業員が持つもの と 企業が保有するもの の2種類あると思います。 従業員個人が持つノウハウだけでは、その人がいなくなればおしまいですね。 企業としては、ノウハウを共有化させて、企業の資産にしなくては、発展できません。 よく、「ノウハウがなければ、外部から人材を登用すれば良い」という人がいますが、これは一時しのぎに過ぎません。 その人が転職してしまえば継続性は無くなりますから。 しかし、近年の「短期決戦」的な事業が多いのも事実なので、外部からのノウハウ導入が重要というのもわかります。 なので、  流動化はしやすいが、終身雇用も維持される という形態が良いかと思います。 まあ、そんな都合の良い話は無いですけど。 「中高年が終身雇用で居座るため、若者が正社員になれない」 という話もよく聞きます。 しかし、真剣に、企業内にノウハウを残し、継続的な発展を望む企業や経営者なら、企業内の人材バランスを考えます。 若年層~高齢層まで、平均的にいるからこそ、色々な考え方が出来るわけです。 確かに、年配の正社員が高給を取り、人件費を圧迫している可能性がありますので、賃金カーブなどを見直す必要はあるのかもしれません。 日本の現状では、転職すると、だいたい、収入は下がります。 (例外的に、引き抜きなどもありますけど) その点は、大問題ですね。 取り留めもなく書いてしまい、スミマセン。

id20000
質問者

お礼

詳しくありがとうございます! 回答者サンは、どちらの雇用システムにも対応できそうな優秀な方とお見受けして羨ましい限りですw そういえば雇用のシステムは、車の(右側通行/左側通行)に似ている(ナッシュ均衡)と聞いたことがありました。 決定的にどちらが優れているということはなくて、一度どちらかに決まってしまうと、よほどのことがない限り何とかそのシステムでやっていくものだとか。この先の日本はどちらになっていくのか気になります。

その他の回答 (2)

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14682)
回答No.2

人間は年を取ります。ほとんどの人がそうだろうと思います。 とってみれば分かりますが、若い時と同じに仕事量をこなすのは無理です。年を取らない人は違うでしょうけどね。 でも、経験というか年の功というか、ちょっとはつきます。(ちょっと、てのが微妙なところですが) そのような年令変化に対応するには、やはり定年までの終身雇用しかありません。 40過ぎて子供は金かかる、体力は減少傾向、新しい仕事を覚えるのは無理、といって、若いうちに引退できるほどの高給をもらっているわけでもありません。そんなところで期間満了なんてやられたらやっていけません。 労働力とは、その場だけの切り売りは出来ないのです。人生そのもの、丸ごとワンセット。 若い時だけ、おいしい時代だけのつまみ食いは許しません。 社会全体を円滑に維持していこうと思ったら終身雇用しかありません。 アメリカ見なさい。強盗だらけでビルゲイツだって夜のそぞろ歩きなんかできません。 今、少子高齢化とか騒いでいるのは、過去のバースコントロールに失敗しているからです。 戦前は、兵隊が多ければ多いほど強い、労働者が多ければ多いほど国力がある、みたいな感じでしたが、機械化と共に人力に頼る方法は終わっているのです。 にも関わらず、誰かさんが子供産んだとか浮かれてやりまくるからいけないのです。 そのツケですから、ごまかす事はできません。ツケはきちんと払って、払い終わったら元の正常な状態へ戻れます。 ツケを払わずに子供増やせとか国債発行するなんてのは対症療法に過ぎず、ツケがさらに膨らむだけです。 グローバル化に対抗できないのは、政府に逆らわない、均質なロボットを作るための画一的な学校教育に依存しているからです。ちょっと毛色の変わった人間は排除して、和ばかり強調する仲良しごっこばかりしているからです。みんな同じなら突出したアイデアは生まれないし、出てもつぶされるだけです。日本にはビルゲイツは誕生できません。いても、NECや日立につぶされるだけです。ビルゲイツが好きな訳じゃありませんが。

id20000
質問者

お礼

ありがとうございます。 大量生産の大量廃棄ではなくて、1人1人の人材を大事にしてくれるといいですよね。 ヨーロッパなんかは終身雇用で、 ブリックス諸国だと、アメリカに追随しているかんじなんでしたっけ? 雇用システムと教育の関係も気になりますね……トヨタの名古屋が教育県とか何とか。学力は秋田のほうが上だけど、みたいなw

  • k-josui
  • ベストアンサー率24% (3220/13025)
回答No.1

> 会社が解雇できない中高年層をかかえて新卒を採用できずに 終身雇用といっても定年はあります、本当に「終身」ではありません。 従って100人定年で退職すれば、100人新規採用が出来るのです。 何ら不都合はありません。 それを業績がいい時に、後先考えずに新規採用を増やし、業績が悪化したからと新規採用をやめるからおかしな事になるのです。

id20000
質問者

お礼

ありがとうございます。 企業が景気や業績にあわせて雇用調整をしないというのも難しそうですが、 (公務員なんかだとできるのか) 日本は途中に(高度経済成長(大量雇用)→終了(人手あまり))というのがはいっているので、純粋比較は難しいのかもしれないですね。 仮に今から終身雇用をはじめたら、成功する可能性はあるのかもしれないし、江戸時代なんかはそういうシステムだったのかもしれませんね。違うかw

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