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屋根のふき替え
屋根のふき替え 近所では 築後20~30年の住宅ばかりです。 最近その多くがバルガニュームとかいう鋼板を カラーベストにかぶせていますが (1) これって素材の耐久性はどうなんでしょうか? (2) また施工方法が 下から順番に板のフックに引っかけて一番上でくぎ打ちしているようですが これでもし釘がダメになったら全部ずり落ちるのではと心配します。 (3)屋根は坪数によって料金が違うのかしら? また変形だと高くつきますか? (1)~(3)について 識者様教えて頂けませんでしょうか?
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毎度のご賛同ありがとうございます。 ガルバリューム鋼板の性能については小生が述べるまでもなく、今はキーワードで簡単にお調べできますので、そちらでご覧下さい。 ちなみに下記のようなものです。 http://www.nisc-s.co.jp/products/plating/02/ (1)については、お調べいただく方が早いですが参考になれば・・・・・の見解です。 屋根材については厚さがいくつもあり、最も厚いものはマックス建材の0.62ミリのもの。 それも、塗料成分をフッ素85%と謳うのはその会社だけ。 それで塗装の保障20年ですから、かなり良心的な製品と判断できます。 同製品を使われた家の塗装を行なったことがありますが、足場材料を持ってその上を歩いても、へこむことなく頑丈な屋根でした。 他社で採用されてるガルバの多くは厚みが0.35ミリ。 そして更に内側に発泡の断熱材が有るものと無いもの。 もちろん、有るものは乗ってもへこまないけど、無いものは簡単にへこんで曲がります。 しかしいずれもフッ素塗料を用いているので塗装の保障が15~20年を謳ってます。 材質が僅かでも厚くなると20年保障となってます。 現場作業で塗装するフッ素塗料は本来の性能を発揮できないようですが、温度と湿度が管理された工場での塗装は仕上がりが均一になるので、うたい文句通りの性能が発揮できるようです。 (2)につきまして。 正規の施工方法は屋根の垂木(たるき)に釘止めします。 通常は専用の鉄釘ですが、もし、ご心配であればステンレス釘を使えば、ご心配の内容は解決できます。 釘だけの価格ですから、割高になってはせいぜい釘価格の三倍程度です。 垂木に止めず、屋根の下地材に止めることは専門職ではありえません。 通常、垂木の間隔は1尺5寸(約45センチ)間にあるので、リフォームといえども、垂木の位置を確認して釘止めします。 それを行なわないのは要するに「手抜き」・・・となります。 よって、ご懸念の「全部ずり落ちる」とは、かなりの手抜きの結果となります。 (3)屋根は坪数によって料金が違うのかしら? 「屋根」・・・と、ひとくちに云っても形状や勾配など様々です。 住宅に多く見られるのは「切妻」(きりづま)と「寄棟」(よせむね)でしょうか・・・・・ 中には片流れ(かたながれ)や入母屋(いりもや)などもありますが、大規模の住宅地に於いては前者が大半とお見受けします。 そこでご質問内容についてですが。。。。。 切妻を1とした場合、寄棟は1.2倍の材料が必要になります。 それに伴って施工料も増えるわけですが、その割り増し分については工事店の胸先三寸なので、ここでその数値を書くことは出来ません。 良心的な会社は材料に比例するのですが、中には・・・・・・・ 金属屋根を葺く場合の工事店は瓦屋さんと板金屋がいます。 瓦屋さんは職業柄、鋏で材料を切ることが少なく、電動工具(通称「サンダー」)で簡単に切断します。 板金屋さんは切断後の懸念が頭にあるので、サンダーは使わず鋏か専用の切断機を使います。 前者は切断時に発生する鉄片が塗装を侵すのでメーカーは厳禁にしてる作業ですが、手早くできるのことから採用する職人さんは、かなり存在します。 建築板金も建築塗装も、一般の方は殆どご存知ないので業者のやりたい放題になりがちですが、作業方法ひとつで大きく耐久性が変わるだけに、作業方法は必ず確認されることをお勧めします。 差し出がましい話しで恐縮ですが、安い工事費ではないので、ご注意される点を書かせていただきました。 とりとめない長文にて失礼いたします。