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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:簿記3級「前払保険料」の質問です)

簿記3級「前払保険料」の計上方法について

okojo-okojoの回答

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回答No.3

No.1の補足を前提にお答えします。 機械的に「繰り延べはこのように仕分けする」としてしまうと訳がわからなくなると思います。 12/1に払った108,000円、これってどこまでが当期分でどこまでが来期分かを考えてみてください。 108,000円全体は1年分ですが、支払日12/1~決算日3/31までの4か月分については当期の分で 残り8か月分は来期の分ですよね。 ということは、108,000円×4/12=36,000円は当期の保険料なので当期の費用 108,000×8/12=72,000円は来期の保険料なので費用とはならず繰り延べて資産計上 決算整理「後」残高試算表上、このようになっていれば決算整理はOKということになります。 で、問題分でどのような処理をしたかといえば、108,000円の支払い時に (前払保険料)108,000 (現金)108,000 このような仕訳をしてしまったからこそ、試算表の前払保険料勘定に108,000円が計上されてしまっているわけです。 問題文に明記はありませんが、これはつまり「誤った処理をしてしまった」ということです。 教科書的な処理をやっていれば、「前払保険料」が決算整理「前」残高試算表に出てくることはありませんから。 本来は「前払保険料」(資産)でなく「支払保険料」(費用)で仕訳すべきだったということです。 で、誤った仕訳を訂正するための方法なんですが、少し頭を使ってみれば最小限の訂正で済みます。 誤って前払保険料計上してしまった108,000円のうち、保険料計上すべきものは36,000円であり 残りは前払保険料のままで大丈夫ですよね? ですから、36,000円分だけ前払保険料をキャンセルし、保険料として計上し直す これを1本の仕訳で表すと (支払保険料)36,000 (前払保険料)36,000 回答のとおり、このようになります。 もしこの訂正が分からなければ、「誤った仕訳を逆仕訳→正しい仕訳→通常の決算整理」 という流れで、以下のように仕訳すれば大丈夫です。 (現金)108,000 (前払保険料)108,000 ←誤った仕訳の逆仕訳 (支払保険料)108,000 (現金)108,000 ←教科書的に正しい支払保険料の仕訳 (前払保険料)72,000 (支払保険料)72,000 ←教科書的に正しい前払い分の繰り延べ これで借方貸方を相殺すれば、まったく同じ仕訳だけが残ります。 「費用の繰り延べ」をなぜやる必要があるかといえば 「当期の費用じゃないのに当期の費用扱いされてしまっているものがあるから 経済的実態をきちんと反映するため」という理由です。 ですから、「経済的実態としてどうなっているのが正しいのか」を考えて仕訳を考えれば イレギュラーな問題にも対応できると思いますよ。

178908
質問者

お礼

とても詳しくわかりやすい説明本当にありがとうございました。 たったこれだけの情報から、間違えて仕訳をしていたということまでわかるのですね。 まだまだ自分の簿記の力がないことがわかりました。 本当に感謝×100です。 ありがとうございました。

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