• 締切済み

ボツリヌストキシンの致死量

長年、「ボツリヌストキシンの致死量は0.00005mg」と覚えていました。 が、最近「パリトキシンが最強」という内容を見るようになり、疑問を抱くようになりました。 ググってみても判で押したように「致死量は0.0005mg」としか書かれておらず、Wikipediaでは逆にその数値は書かれていません。 0.00005mgというのは、最小・推定・半数のどの致死量なのでしょうか。 Webで検索するとどれも出てくるので、明確な出典がありましたら併せて記載して頂けるとありがたいです。 また、LD50だった場合、対象の生物も教えて下さい。 昔見た本では、確か推定致死量だったと思うのですが…。

みんなの回答

noname#250373
noname#250373
回答No.3

パリトキシンについて訂正です。 本筋ではないですが、一応^-^; 誤:78 ng/kgらしいので、最強の座は奪われているかもです。 正:78 ng/kgらしいので、70kgのヒトに換算すると5.4マイクログラム静注ですから、ボツリヌストキシンの方が強そうです。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#250373
noname#250373
回答No.2

通常は実験で数値化しやすい半数致死量(LD50)で示されます。 また、ヒトで試すことはできないので、ほとんどがマウスやサルの実験結果からの推定になります。 ボツリヌストキシンの致死量は諸説あるようですね(最大1000倍の差?)。 参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%B4%E6%AD%BB%E9%87%8F 実験や毒の標品によってぶれやすいということでしょうか。 また、LD50は毒の投与方法(皮下、静注、腹腔、吸引など)で変わってきます。情報の一例を挙げておきます。 「ボツリヌス菌毒素の致死量はよくわかっていません。ただし、サルの研究から、体重70kgのヒトの純粋なA型毒素の致死量は、静脈注射あるいは筋肉注射で0.09 -0.15マイクログラム、吸入で0.70-0.90マイクログラム、経口摂取で70マイクログラムと推測されています。」 参考:http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/idsc/disease/botulism1.html 質問者さんの記憶の0.0005mg=0.5マイクログラムもあながちおかしな値ではないと思います。 おまけ:ボツリヌストキシンは古くから知られた生物毒ですが、パリトキシンが発見されたのは比較的最近です。 サルの静脈注射でのLD50が78 ng/kgらしいので、最強の座は奪われているかもです。 参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.1

最小・推定・半数のどの致死量でもないのでしょう。 致死量を確認する方法がないのではないでしょうか。 生物の種によって毒性の効き方も違うはずです。動物実験では、人間の致死量は確認出来ないでしょう。たまたま過去に人間に関するデータがあったにしても、もともと衰弱している/元気であるなどの条件を一定には出来ないし、数例のデータで半数致死量を推定することそのものが確実性/信頼性に問題があるでしょう。   「ボツリヌストキシンの致死量は0.00005mg/kg」がどのようにして推定されたのか、おそらく根拠に出来るようなものはないのでしょう。   http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/venoms.htm LD50: 半致死量(マウス) ボツリヌス菌毒素D 0.00000032 ボツリヌス菌 ボツリヌス菌毒素A 0.0000011 ボツリヌス菌 [ボツリヌス毒素] 毒素Aは分子量150,000のタンパク質で,10万の重鎖と5万の軽鎖からなる。 他に毒素B, C1, C2, D, E, F, Gがある。 神経筋接合部位のアセチルコリンの遊離を阻害。LD50は3.2×10-7 (mg/kg)   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%B4%E6%AD%BB%E9%87%8F ボツリヌストキシン(A) 0.0000011~0.001 ボツリヌス菌 [1]などより。資料により非常に幅が大きい。   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%8C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3#.E5.8C.BB.E8.96.AC.E5.93.81   アルカリ環境にあれば影響が変わってしまうし、摂取した状況によっても、個人の持っている生理的状況でも異なるのではないですか。 確認したければ、自分で、(人体実験は無理ですし、動物実験も公に認められる条件を整えるのが難しいでしょうが)正確に条件を整えて確認するしかないでしょう。たぶん、調べれば調べるほど、単純に半数致死量を確定することは難しくなるのではないでしょうか。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • ボツリヌストキシン

    ボツリヌストキシンの局在箇所を教えてください

  • 小顔注射、ボツリヌストキシン

    こんにちは。 私は小さい頃から顔のエラが張っているし 肉もついていてすごくコンプレックスです。 太っているわけではないのに 顔だけ肉肉しいです。 そこで小顔整形を考えていて やはり脂肪吸引とかになるのかな? と思い品川美容外科を調べたところ ボツリヌストキシンとゆう 老廃物を流し効果的だという注射があることをしりました。 質問内容 .病院名はわかりませんが この注射をした方たちの 口コミを見たところ、とても満足した、 顔がシャープになった、や、 変な輪郭になった、やる必要がないのに 安易にやったら失敗した。 など成功例、失敗例半々でした。 この注射が向いてる人と向いてないひとが いるようですが、それはどんな人なのでしょうか? 私は本当に元々がエラ張っていて 肉もあるので効果的とは自分の中では思っています。

  • アセトンについて教えてください

    アセトンという物質をWikipediaで調べると、 「アセトンは、正常な代謝プロセスの結果として人体で自然に生成され、排出される物質で、生殖毒性試験では、生殖問題を起こす可能性が低いことが明らかになっている。実際に、エネルギー必要量が高いとアセトンの生成レベルも高くなることから、妊婦、授乳中の母親、および小児の体内アセトンのレベルは自然と上昇する。医学界では、難治性てんかんを患う乳児や小児のてんかん発作を減少させるため、体内のアセトンを増加させるケトン食療法が現在行われている。」 こんな事が書かれている反面、 ちょっと下の方に目をやると、 「危険有害性情報として「引火性の高い液体及び蒸気、眼刺激、生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い、眠気又はめまいのおそれ、呼吸器への刺激のおそれ、長期又は反復ばく露による血液の障害のおそれ、飲み込み・気道に侵入すると有害のおそれ」、MSDS に「眼の刺激性、中枢神経への影響あり」と表示される。吸引すると頭痛、気管支炎などを引き起こし、大量だと意識を失うこともある。ラットの半数致死量 (LD50) は 10.4 mL/kg(経口)。 ヒト経口推定致死量 50~75mL。」 などと恐ろしい記述がありますが、 結局のところアセトンは無害なのでしょうか、それとも有害?

  • X線の生体に与える影響に関する件

    X線の生体に与える影響に関する件 人が一時に全身にX線の照射を受けた場合の急性影響で次の5つのうちで正しいのはどれでしょうか。 どなたかぜひ教えてください。 試験がせまっておりますので。 1)2Gy以下の被爆では放射線宿酔の症状が現れることはない。 2)半致死線量(LD50/60)に相当する線量の被爆では、被爆した人のうちで約半数の人が、60日以  内に、主に造血器障害により死亡する。 3)被爆したすべての人が60日以内に死亡する線量の最小値は、約20Gyであると推定されている。 4)3~5Gy程度の被爆による死亡は、主に消化器官の障害によるものである。 5)5~10Gy程度の被爆による死亡は、主に中枢神経系の障害によるものである。 1)はXと思います。 2)、3)の60日は30日なら参考書にあるのですが? 4)は造血器官とおもうのでXかな 5)も造血器官とおもうのでXかな 2)が正しいと思いますがどうなんでしょうか。  (この問題は実際の資格試験に最近出題されたものです)  どなた様か宜しくおねがいいたします。

  • 致死量

    私は、昔、病院で勤務している時に(事務)ハルシオンでは死に至らないと聞いていましたが、 昨年、何だったかでハルシオンで自殺したと耳にしました。 レンドルミンやハルシオンでも死に至る事はあるのでしょうか? もし、あるとすれば致死量は?

  • 50%致死量

    化学物質の毒性の基準として、LD50(50%致死量)が使用されることがあります。 どれほどの実験動物が必要なのですか。 どの程度信頼できる数値なのですか。

  • WHOによる必須アミノ酸の成人向け1日当たり推奨摂

    「WHOによる必須アミノ酸の成人向け1日当たり推奨摂は?」 表題の件、Wikipediaにその必要量がのっています。 (Wikipediaが正しいかどうかは今回は議論なしというこでお願いします。) 体重70 kg当たり(mg) イソロイシン 1400 ロイシン 2730 リジン 2100 メチオニン + システイン 1050 フェニルアラニン + チロシン 1750 トレオニン 1050 トリプトファン 280 バリン 1820ヒスチジン 700 これらを合計すると12880mg、つまり12.88gになります。 ですが、 「成人の日本人のタンパク質の推定平均必要量(g/kg 体重/日)は、0. 72(g/kg 体重/日)であるとされている」 (Wikipedia) これから計算すると、体重70kgの人は、50.4gのタンパク質が必要です。 12.88gでは全然足りないのですが、これをどう理解したらよいのでしょうか? お詳しい方、よろしくご回答願います。

  • 出血の致死量に関して

    400mlの血液がなくなってから1週間以内に再び200~400mlなくなったら何か支障ありますか?

  • ステロイドの致死量について。

    仮に内服のステロイドリンデロン錠(0.5mg)から換算して何錠、又は何ミリが致死量に相当するのでしょうか。

  • リフレックスの致死量

    リフレックスって、たくさん飲んだら命に関わりますか?参考までに聞きたいので…