- ベストアンサー
中古戸建の内覧時に注意すべきポイントとは
- 中古戸建を内覧する際の注意点や見極め方法について解説します。
- 傾斜地に立つ中古戸建の歪みや傾きの見極め方法や安全基準について説明します。
- 中古戸建の傾きを簡単に測定する方法や専門家に依頼する必要性について考えてみましょう。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
☆ 回答の中で使ってある「(1)、(2)、(3)」は質問文の中の「1.、2.、3.」です。 現物を見ていないので仮定での見解になります。築39年の木造中古戸建をフルリフォームした際に内装と外壁だけのリフォムだけなら見合わせたほうが無難かもしれません。家を買うのはかなりの出費になりますので慎重にしたほうが良いです。駐車場の増設の相談をしたとき業者から土圧の問題を指摘させているなら地盤に問題が多いと考えるのが自然です。おそらくその付近は土質がやわらかいのかも知れませんね。 ただ、こういう考えかたもできます。木造建築物の場合は耐久性が50年~60年くらいはあると言われていますので、あと10~20年くらいは住むことが出来るわけです。建坪が36坪なら3LDKか4LDKくらいの間取りだと推測できますので、場所にもよりますが3LDKの部屋を賃貸(5~10何円)で借りると思えば安い買い物かもしれませんね。 コレ(家の買い物)ばかりは運で左右されますから一概には言えませんが既に39年も経っているのなら「柱」とか「梁」の材質はヒズミなどが落ち着いた頃だと思いますのでそれ以上ヒズムことは考えにくいです。原状がしっかりしていればお買い得かもしれません。質問(3)にある建物の診断は不動産業者に頼んでもしてくれないと思います。ご自身でするしか無いでしょうね。 (1)地盤とかに不安があるのなら専門業者に依頼するのが良いとは思いますが、それなりの出費になりますので依頼するときの業者選びは慎重にしてください。ぼくの経験上ではそこまでしなくても大丈夫ではないかと思います。建物の傾き(2)はドアや引き戸の開け閉めである程度はチェックできます。 ドアの場合は開け閉めするときにすんなりと開くかどうかです。引っかかりが感じられるなら建物が真直ぐ立っていない可能性があります。引き戸(ふすま)とかの場合はキレイに閉めたときに回りに隙間ができていないかを見ます。2~5ミリ程度の隙間くらいなら問題はありませんが隙間が5ミリを超えてるようなら柱のタチが悪いと判断できます。(3)わざわざ下げフリとか(2)水平器でチェックするまでもありませんよ。 ※ 心配でしたらホームインスペクションで家の診断はされてください。スウエーデンサンディングまではしなくても問題は無いと思いますが、ココは自己判断でお願いしますね。何ぶん現地を見ていないのでキチンとした判断はできませんので・・・。
お礼
早速のご回答、大変参考になりました。ありがとうございました。 築39年も経つと、木のほうは落ち着いてくるものなのですね。 だとすると、ひどい傾きがあれば土台(過去のシロアリ被害とか)か 地盤の可能性が強いですね。 リフォームは内装・外装のようです。(サイディング、水周り、床、玄関ドアなど) 買取ってリフォームする専門業者で、900万(土地代)+300万(リフォーム代)が 売出し価格と同じになることから、利益を出すためには土地建物を500~600万円くらいで 買い取ったのだろうと想像しています。 つまり周辺地域の坪単価の半分しか価値の無い土地なのかもしれません。 古い造成地で盛り土とか粘土質だとかの。 まずは教えていただいたように、傾きをよく見てきます。自作の下げフリも持って行こうかと。 また、業者にも疑問をぶつけてみます。その上で、買いたいと思ったなら 住宅診断士を依頼してからのことにします。 終の棲家にしようと思っているので、建物に手を入れながら、後40年保つものを探しています。 平屋で狭く駐車場が1台分なので、買い手が付きにくく安いのかとも思いましたが 慎重に調べてみます。 経験に基づく貴重なご意見に感謝いたします。
補足
内覧してきました。 襖が柱から1cm離れて、きちんと閉まりませんでした。 それよりひどかったのはキッチンの床で、270cmのシステムキッチンの 左下が1cm以上空いており、床も目視でわかるほど傾いていました。 畳も歩くとふわふわでした。 別の物件を紹介してくれた不動産業者に聞いてみると 建具でなく床まで傾いているのは、地盤によるものだと思いますとのこと。 傾いた家に住むと、気分が悪くなるなど、健康を損ねると聞きます。 しっかり内覧で確認することができ、納得できました。 ありがとうございました。