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住宅外構における擁壁の施工誤差
住宅の外構工事として 高さ1.5mから2mのプレキャストL型擁壁が施工してあるのですが、 工事後、天端部分の通りを計測したところ、誤差が生じており、調査したところ、擁壁全体がわずかに傾いて施工されていることがわかりました。 土圧等により変位したことではない事は確認できておりますが、公共工事でないためどこまでが誤差として許容されるか判断に困っています。 擁壁自体は、境界線等からはセットバックしており、この傾きにより境界を侵すような問題はありません。 現時点で、天端部分における本来の施工基準ラインからの差は約15mmです。 L型擁壁が、若干つんのめった形で施工されていたと表現したらよいでしょうか。 基準値の根拠があるので有れば、その出典も教えていただければ幸いです。
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- gontarin
- ベストアンサー率27% (66/237)
うちも,プレキャストコンクリートで宅地を2m上げました. うちのプレキャストの仕様書によると,垂直壁が1/100の傾きで造られている(L型が正確には90度より小さく作られている)はずなので,境界線ぎりぎりに設置したうちのコンクリートの天端は20mm敷地内にずれているはずです.(測ってはいませんが) 質問者様のコンクリートも,うちと同じような傾斜を持って造られているのなら,その15mmのずれでぴったり説明できるのではないでしょうか? もしも逆側に(敷地と反対方向に)ずれているのなら,話は全然違ってくるのでごめんなさい.
- nrb
- ベストアンサー率31% (2227/7020)
土木学会 プレストレストコンクリート工法設計施工指針 (平成3年3月) ここにあるはずです見て下さい たぶん、国土交通省の工事事務所に行けば見れると思います http://www.kkr.mlit.go.jp/asuwa/18_link/index.html お近くの工事事務所に聞いて見て下さい 別に府県の工事事務所でも良いと思います
補足
プレキャスト構造物も含まれているのでしょうか 基本的に、検査における誤差範囲を調べたいのですが、学会の規定では施工誤差の許容範囲まで記載されてなかったように思ったのですが。 私の調べた範囲では、各部の寸法の許容誤差は記載されていたのですが、施工上の誤差は、国交省の仕様書に基づいた一般的な自治体の仕様書に記載がなかったので... 再度確認してみます。
補足
当然、テーパー処理がなされているプレキャスト擁壁もありますし、それも考慮済みです。 つんのめった という表現でおわかりのように、L型の反対方向に傾いているわけです。 当然、基盤部分の地盤反力が不十分な場合、沈下等によりこのように傾くことはあり得るわけですが、地盤反力等のデータも問題なく、沈下、滑動等の現象は確認されていません。 完全に施工上の不手際によるものであると推測されます。