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神社の神様について
- 神社の神様について調べている方がいらっしゃいます。
- 神社における神様はそれぞれの神社によって異なるようです。
- 明治神宮では明治天皇が神様として祀られていますが、他の神社では異なる神様がいらっしゃることもあります。
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質問者が選んだベストアンサー
>神社における「神様」というのは、それぞれの神社によって違う神様なのでしょうか? 神社の名称で、ある程度判断出来ますよ。 「神宮」・・・・天皇皇后及び皇室関係者を神として祀る神社。本家は、(伊勢)神宮。 「○○八幡宮」・八幡(戦いの神)を祀る神社。本家は、宇佐神宮。 「○○稲荷」・・稲荷(商売・農耕)神を祀る神社。本家は、伏見稲荷大社。 後は、個人を祭った神社ですね。 「出雲大社」・・古代出雲地方の豪族を神として祀る神社。 「氷川神社」・・古代、大和朝廷に滅ぼされた関東地域の豪族を神として祀る神社。 「建勲神社」・・織田信長を神として祀る神社。 「豊国神社」・・豊臣秀吉を神として祀る神社。 「東照宮」・・・徳川家康を神として祀る神社。本家は、日光東照宮。 「乃木神社」・・突撃大将乃木希輔を神として祀る神社。 >明治神宮においての「神様」は「明治天皇」ということになるのでしょうか。 その通りです。 明治天皇と皇后が、神さんです。 >もし神様=明治天皇だとしたら、そこで何かをお願いするのはちょっとおかしいのでは、とも思うのです。 明治維新後の「廃仏毀釈」「国家神道」で、多くの寺院は荒廃(廃寺)しましたよね。 明治政府としては、「天皇=天照の子孫=生きた神さま(現人神)」として国家統治を始めます。 (敗戦後、昭和天皇は「朕も、皆と同じ人間だ」と国民に述べました。人間宣言) この考えでは、明治天皇も神様の子孫ですよね。 何ら、不思議な事はありません。平成になっても、この思想が続いているのです。 大正天皇・昭和天皇の神社は存在しませんが、皇居の皇霊殿に歴代天皇と同じく神として祀られています。 余談ですが・・・。 明治神宮の森は「人工的に、植樹して造った森」です。 一本一本の木々を、設計図通りに植樹したのですね。 原っぱ・田んぼの中に、突如として現れた人工の森。江戸っ子は、びっくりした事でしようね。
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- reflector
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>「出雲大社」・・古代出雲地方の豪族を神として祀る神社。 >「氷川神社」・・古代、大和朝廷に滅ぼされた関東地域の豪族を神として祀る神社。 氷川神社が自ら暴露していますよ、、、、、氷川神社 = 出雲の国ってね。 高天原=(旧名)富士山=アララトス山=聖地エルサレム=南の王国(旧約聖書)
お礼
ありがとうございます。
- michael-m
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神社に祀られている神様にはまず主祭神があります。これは中心に祭られている神様です。 でも一人とは限りません。あまり細かいことは避けます。それぞれで扱いが変わるからです。 主祭神とそれ以外の神様が上下関係かというと必ずしもそうでもないからです。 明治神宮は「明治天皇を祭った」ではなく「明治天皇と皇后を祭った」と表現すべきでしょうね。 天皇家はアマテラスからの流れを汲む地の支配者の末裔とされています。 神道では私たちも死ねば神の一員です。神道の「神」の概念は決してひとつではないのです。 大雑把に言って「創造主」もいれば「先祖」もいるし、木や岩や気の自然神もいる。 先祖にすがることは親にすがることと同じですから、天皇であった祭神に願いを言うことも不合理ではありません。 たとえばカトリックではキリストの親としてマリアにすがるために(ちょっとずるい考えかもしれませんけどね)マリアへの祈りというものがあります。 とはいっても本来の神への参拝はまず感謝です。 願いそのものはある意ことではない自然な気持ちの現れですが、個人的願いをするようになったのはかなり後世に下ってからだということだけ覚えておいてください。
お礼
回答ありがとうございます。 神社における神様というのは恵比寿様のように だいたい決まっていて、「祀られている者」とは 別の場合があるのではないかとふと疑問に思っての質問でした。 有名な神社のない土地で育ったのもので 曖昧な知識、曖昧な感覚でしたが なるほど雰囲気がつかめました。 ありがとうございました。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
明治天皇以外にも「神」として祀られている天皇はいます. わかりやすいのは 八幡神として祀られている応神天皇 かな. 神として祀られる人は #3 でもいわれるようにさまざまで, 「すばらしい人だから神として祀ろう」とか「あとが怖いから神として祀ろう」とかした結果非常に多くなっています. なにしろ, 織田信長や平将門を祀る神社すらありますから.
お礼
回答ありがとうございます。 そういえば崇徳天皇はその 「あとが怖いから神として祀ろう」の例として 有名だったような気がしますね。 妖怪になられてしまったのでしたっけ。 日本の神様はさまざまでおもしろいですね。
- nyonyon
- ベストアンサー率51% (893/1745)
素人知識ではありますが、神道における神様は「八百万の神」といわれるほど、多種多様です。 いわゆる「神様」、日本の最高神である天照大神などは「天津神」といい、高天原、ようは天から下りてきた神様と、地にいる「国津神」と2つの大きな分類がありますが その他にも、動物や木、水などあらゆる物に神が宿るとされます。 ですので神社でお祭りされている(祭神)は多種多様です。 また神道では分け御霊といい、神様の魂を分けて移す事ができるとされているので、同じ神様を祭った神社も多数あります。 菅原道真でいえば、福岡の太宰府天満宮と京都の北野天満宮とか。それ以外でも天神様として多数お祭りしている神社があります。 また、これも日本独特なのかもですが、人を奉じて神とするものもあります。 有名なのは、天神様こと菅原道真を祭った太宰府天満宮や北野天満宮。 また、徳川家康を祭った日照東照宮もありますね。 人神や現人神といいます。 靖国神社には、戦や戦争で亡くなった方の軍人方を英霊として奉じてます。 神道では、人の魂の安寧を願い神に奉じたり、また祟りなどを恐れ神に奉じてこれを鎮める(菅原道真とか)などがあります。 それと天皇家は天照大神の子孫でもありますし(色々とありますが建前として) なお、明治神宮の祭神は、明治天皇と昭憲皇太后の2柱のみです。 あと、当方が示してる「神社」は神社本庁(伊勢神宮をトップとした神道)のもので、それ以外の神道もあるので、それはそれは色々とありますよ。 素人考えですが、仏教なら無くなった人を仏様として手を合わせてお参りしますよね? それと同じように、明治神宮も神様となった明治天皇と昭憲皇太后にお祈りすると思われてはどうでしょうか。
お礼
やはり御祀りされている=神様ということですね。 ということは明治神宮においての神様は 明治天皇と昭憲皇太后ということですよね。 それ以外に祀られている神様はいないと。 ご回答、神社に対する雰囲気が掴めてきました。 ありがとうございました。
- nobby-frog
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お願いごとをするのは、何もおかしくないですよ。 初詣で人気の川崎大師なんかも、空海を奉る「寺」ですし。 お盆なんかに実家で墓前に御参りした際も、報告だけじゃなくて願い事をしてるんじゃないでしょうか。 「神社」の源流の「神道」を前提に考えると、祖先崇拝・・・「ご先祖様」や「ホトケ様」ですし 神道に非常に密接な天皇を奉ってるわけですし。 ※専門化ではないので、自分は「こう理解している」という内容です。
お礼
回答ありがとうございました。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
もちろん神社によって祀る神が違うことは普通です. ただし, ある神社から祀る神をわけてもらう (分祀) こともでき, 1つの系統では同じ神を祀ることもよくあります. 明治神宮のサイトによると, 明治天皇と昭憲皇太后の 2人を神として祀っています.
お礼
回答ありがとうございます。 つまり明治神宮における「神様」=明治天皇 ということでよろしいのでしょうか。 本当ですね。 明治天皇と昭憲皇太后様のお二人でした。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 あっ、なるほど! 私は平成の生まれで当然のように 天皇は人間だという前提で考えていたので 眠られている天皇陛下にお願いをするのは無礼だという考えだったのですが、 明治天皇(の時代)は天照大神の子孫であらせられるので もともと神様なんですよね。 当時としてはごくごく自然なことだったのでしょうね。 今上天皇も不思議な神々しさがありますが、 もともと神様だと信じていた人々にとって 明治天皇はどう映っていたのかな… そうなんですよね。人工の森。 これだけは知っていたので森目当てだけで いつか参拝したいと思っていた時期があったくらいです。 >原っぱ・田んぼの中に、突如として現れた人工の森。江戸っ子は、びっくりした事でしようね。 胸が熱くなりますね!