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ベテルギウスの超新星爆発はいつ?光の速さと影響について
- ベテルギウスは近々爆発すると言われており、その光は650年後に地球に届くと考えられています。
- 超新星爆発すると、ベテルギウスは満月の3倍の明るさで光ります。
- 天文学者がベテルギウスに注目し、爆発の兆候を観測しています。
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>ネットで少し調べたら、「すでにペテルギウスは爆発していて、爆発した光が >届くのを待っているんです」とか、「爆発した光が届くのは650年後だけど、 >爆発するには兆候があるから、それを観測しているんだ」とか書いてありまし >た。 650光年がどこまで正確か…というのはありますが、まぁ、正確だとして…… 649年前に爆発していた…とすると、あと1年ほどでその現象を観測できる。 ということになります。 超新星爆発の前にニュートリノが放出される。 というらしいので、ニュートリノを検出できたら即座に望遠鏡を向けることで、 爆発の瞬間からの観測が可能。ということで注目されているのでしょう。 # ニュートリノが光速より早いのかどうか…については現在確認中…でしたかね。 >それとも、超新星の爆発の影響で、光が加速され3~4日ぐらいで届く >のでしょうか? そういうワケではありません。 「今」見ているベテルギウスの姿は650年前の姿である。 ということに変わりはありませんから。
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>地球から650光年離れているベテルギウスが超新星爆発したら、その爆発の光は650年後に届くのでしょうか? その通りです。今見ているベテルギウスは650年前のものです。それ以降のことは分かりません。 もしかすると、650年前よりちょびっと後にベテルギウスが超新星爆発にしてしまっているかもしれません。 すると、こうして回答をタイプしている間にも、ベテルギウスの超新星爆発のニュースが流れてくるかもしれません。 >それとも、超新星の爆発の影響で、光が加速され3~4日ぐらいで届くのでしょうか? それは無いです。どんなに光源が動こうが、光が強かろうが、光速度は毎秒30万kmで一定で、遅くも速くもなりません。 たとえば、大きな粒子加速器でほとんど光速近くまで加速された素粒子からの光も、秒速30万kmと確認されています。 ちなみに、仮に太陽表面に異変があっても、太陽とは8光分ほど離れていますので、地球では、その8分後にしか異変が分かりません。 光速度に関係ない寄り道をすると、太陽中心の核融合で発生した光は、太陽内に密集した水素原子等に邪魔されながら表面に向かいますが、それが1000年ほどかかります。 光で観測すると、中心に異変があっても、分かるのは1000年後ということです。しかし、ニュートリノはそういうことはなく、全てをすり抜けてあっという間に太陽を飛び出します。 もし、太陽ニュートリノを本格的に観測できるようになれば、太陽の様子を内部までリアルタイムで知ることができるようになるのかもしれません。
お礼
凄く解りやすい説明、有難うございました。
- equinox2
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SN1987Aが発見されたときの時間関係を調べてみました。 (ドキュメント超新星爆発 1988年4月発行) 発見:チリのラス・カンパナス天文台のイアン・シェルトン 1987年2月24日08:00UT でも、実はその22時間前にマクノート彗星で有名な マクノート氏が撮影した画像に写っていた。 1987年2月23日10時UTころ→ Wikiでは10:30 (気づいたのは発見後) 神岡でニュートリノを検出 1987年2月23日7:35:35UT ということで、約3時間前に検出されています。 で、ベテルギウスの場合は、もっと大きいので3日くらい前に ニュートリノが検出されるといわれています。 この差は、光とニュートリノの速度差ではなく、爆発の衝撃波が 表面に伝わる速度が高速より遅いためです。 (表面まで伝わって光が出るから)
お礼
結局ニュートリノであろーと光であろーと、今日超新星爆発すると、 地球で観測出来るのは、数日の差はあれど、640年後にわかるの ですね。神岡は存在しているのだろ~か?そっちの方を心配したり してw いや、神岡よりも640年後人類が・・・ ご回答有難うございました~。
- burahuman
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>「すでにペテルギウスは爆発していて、爆発した光が 届くのを待っているんです」 これ完全にウソ、と言うか確かめるすべが無い事です。 この世に真空中の光よりも早く伝わる物は存在しませんから光や電波で捉えられていない物をそのように言いきる事は全く根拠のない話です。 最近ニュートリノが光速を超えたとか騒がれましたがこれも完全に証明された訳でもなさそうですし。 仮にスーパーカミオカンデなどのニュートリノ検出装置が光や電波よりもいち早くベテルギウスの超新星爆発を検出出来れば相対性理論に修正を加える必要がありノーベル賞は間違いないと思います。 ですから今観測しているベテルギウスとは650年前のそれである訳です。 >「爆発した光が届くのは650年後だけど、爆発するには兆候があるから、それを観測しているんだ」 これは矛盾はないです。 今現在異常に膨らんだ状態が観測され仮に10年後に爆発が観測されたとしてもそれは既に650年前に起こった事がやっと観測できた訳でそいうった意味で上の文章は矛盾はありません。 この世のどんな物も真空中の光速(電磁波)を超える事は出来ない、です。 例えベテルギウスが秒速20万キロメートルで地球に接近中であっても同じです。
お礼
ふむふむ、やはり超新星爆発が見れるのは、爆発後650年後なのですね~ 生きてる間に見たいものです。 ご回答有難うございました~。
- sailor
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観測しているデーターも含めて640年前の状況ですからね。640光年離れているということは全て640年前の状況しか和からにということです。まぁそれを差し引いて計算することは出来るでしょうけれど、観測は差し引いては出来まからね。 たとえば真夏の昼間に太陽が一瞬で消えてしまったとしても、地球にいる限りそれを知るのは8分以上経ってからです。真っ暗になるのも同じです。さかのぼって推測は出来ますが観測できるのはあくまで光速で到達する電磁波届いてからです。従って数億光年先の星などすでに無い可能性が幾らでもあるでしょう。
お礼
なるほど~ やはり超新星爆発しても、光の速度以上は出ないってことですね~ ご回答有難うございました~。
- equinox2
- ベストアンサー率48% (321/660)
既に爆発しているかどうかは、(少なくとも地球では)その情報が ニュートリノか光か(重力波)で届かないと判りません。 #重力波が検出できるかは? ベテルギウスの場合、ニュートリノが数日前に到着すると言われている のは、先日の「高速以上?の実験」とは関係ありません。 ニュートリノが発生したら、ほぼ即時に光速で中心から飛び出すのに対し、 爆発の衝撃波は中心から表面まで届くのに数日かかってしまうので 光は数日遅れてしまうのです。 #SN1987Aは、直径がベテルギウスより小さいため、数時間差だった ちなみに、1987Aの時は、カミオカンデの測定情報は磁気テープで 荷物として発送されたので、分析して確認したのは数日以上後 だったらしい
お礼
なるほど~ ご回答有難うございました~。
- Wr5
- ベストアンサー率53% (2173/4061)
……650光年だったけなぁ…とかちょっとよぎりましたが…640光年だったようで。 私の回答の650とか649とかはそれぞれ読み替えて下さい。 # ってNo.2の方が既に回答していますけど。
お礼
640年でしたか~ 御指摘、有難うどざいました~。
- chie65536(@chie65535)
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距離は640光年だそうです。 で「今、地球で見えている状態で言うと、いつ爆発してもおかしくない」って事のようです。 そして「今、地球で見えている状態」ってのは「640年前の状態」な訳です。 「640年前の状態の光」が、640年かけて地球にやって来て、今、見えているのです。 もし、ベテルギウスが639年前に超新星爆発していたと仮定すると、爆発の光が届くのに640年かかるので、来年になってから「640年前に爆発しちゃってるのに、爆発が今になって見える」って事になる訳です。 なので「今現在、もう既に爆発しちゃってて、ペテルギウスが無くなっているかも知れない」です。今見えているのは640年前の「過去の姿」なので。
お礼
やはり過去の光なんですね~ ご回答有難うございました~。
お礼
光以上のスピードは、出ないのですね~^^; 生きている間に、空前絶後の天体ショー、見てみたい物です。