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バクテリア剤について

水槽立ち上げ時に有効など、色々な宣伝文句で販売されているバクテリア剤ですが、 実際に使用するとどのような効果があるのでしょうか? またバクテリア剤は不要との意見も多く聞きます。 ・立ち上げのみ使用して、立ち上がれば不要 ・バクテリア剤は自然発生するバクテリアと競合する ・分裂回数を制限した商品もあり、いつまでも使用続ければならない ・お店で販売されるまでの過程を見ると「生きた商品」とは思えない そう言った意見もあります。 熱帯魚ショップで勧められるケースも多いようですし、 飼育者からも使用することを勧められるケースもあるようです。 バクテリア剤をどのような理由で使用を開始し、 どれくらいの期間を使用されて、実際どのような効果があったのかを知りたいと思います。 液体や粉末状、ろ材に吸着してあるものなど、多くの商品があります。 どれが良い選択なのかも教えていただきたいと思います。 またあわせてバクテリア剤に否定的な意見(効果なし、毒を買うようなものなど) をお持ちの方からも、意見を聞かせていただきたいと思います。

みんなの回答

  • x530
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回答No.2

> ・立ち上げのみ使用して、立ち上がれば不要 ・市販のバクテリア剤にはアンモニア硝化菌が入っているため、初期飼育数が多い場合には有効。 > ・バクテリア剤は自然発生するバクテリアと競合する ・競合は、おおいに結構。 生物が、互いに生存を掛けて戦うのは自然の摂理。 多くの場合、自然発生するバクテリアにバクテリア剤の菌は駆逐される。 だから、金をドブに捨てるようなモノだけど、信ずる者は救われる・・・宗教のような。。。 ま、観賞魚用添加剤の9割は「信ずる者は救われる」の上に成り立つ商売ですから。 結局、不勉強な飼育者は、無駄な出費が多いと言う構図。 バクテリア剤をはじめ、さまざまな種類の添加剤には、バラ色の効果が列挙されています。 しかし、薬剤である以上、デメリットもある。 デメリットを書かないのが添加剤商売さ~♪。 > ・分裂回数を制限した商品もあり、いつまでも使用続ければならない ・少し前まで、そんな商品もありました。 確か、バイオ技術により分裂回数を5回に制限したモノ。 最近は、見かけなくなりました。 > ・お店で販売されるまでの過程を見ると「生きた商品」とは思えない ・アンモニア硝化菌類は、休眠化させることにより長期間生存することが可能。 休眠状態では、氷点から56℃越えの高温まで生存可。 このため、パン用酵母菌(アルミパックのドライイースト)同様、生物扱いする必要は無く陳列棚に店頭展示も問題なし。 ・亜硝酸硝化菌は不活化出来ないため、長期保存は不可。 販売時は、冷蔵設備(冷蔵ショーケース)にて保存販売する必要がある。 製品の寿命も短い。 観賞魚店で販売されているバクテリア剤は、ほとんどがアンモニア硝化菌のみ。 「アンモニア硝化菌+亜硝酸硝化菌」両方をパックしたボトルは冷蔵ショーケースにて陳列され価格も高価。 > どれくらいの期間を使用されて、実際どのような効果があったのかを知りたいと思います。 ・500mlビーカーに大磯砂を敷き、濃度0.5%になるようにアンモニアを投入し、各社のバクテリア剤を規定量投入。 大気中からの細菌汚染を極力防ぐために、東京ガスケミカルの医療用無菌空気によるエアリング。 以上の環境で、アンモニア濃度を測定したことがあります。 その後、毎日、アンモニア濃度を測定し、アンモニア濃度が減少した場合、0.5%になるようにアンモニアを追加。 以上の実験では、、、 多くの濾過バクテリア剤は、投入後24時間~72時間でアンモニア濃度の低下を確認。 この時点で「濾過バクテリア剤の一定の効果を確認」した。 従って、水槽立ち上げ時から多数の魚を飼育する飼育者には一定の効果が認められるハズです。 しかし・・・・ 実験の結果、多くの濾過バクテリア剤の有効効果期間は10日間~15日間。 10日を過ぎるあたりから、アンモニア濃度が下がりにくくなってきます。 これは、アンモニア硝化能力が低下し始めたことを示しています。 このことは、濾過バクテリア剤がビーカー内に定着しなかったことを示しています。 また、常温保存販売品のバクテリア剤に亜硝酸を減少させる製品はありませんでした。 アンモニア硝化菌(ニトロソモナス属)は現在13種類。 亜硝酸硝化菌(ニトロバクター属)は6種類。 この中の各々1種類~2種類が水槽内に定着繁殖します。 ところが、濾過バクテリア剤に、このすべてをパッケージする事は現代の技術では出来ません。 製品化するバクテリアは長期保存に向く株が主体にならざるを得ません。 このため、実際の水槽に濾過バクテリア剤の株が定着する可能性も、ハッキリ言って高いとは言えないのが現状です。 結局のところ、観賞魚飼育は「基本が一番」。 最初は、ごく少数の飼育数で水槽を立ち上げ、約3週間~4週間掛けて水槽内と濾過器内に濾過バクテリアを繁殖定着させること。 その後、少しずつ飼育生体を増やすのが一番安全な立ち上げ方法です。

  • MOMON12345
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回答No.1

少なくとも立ち上げ時は有効だと思います。 自然界にも存在するバクテリアですが、市販品はそれの濃縮版なので立ち上がりが早くなります。 競合するかどうかは解りませんが、強い方が勝つのでそれで良いでしょう。 もしも共存ではなく競合だとすればですが。 分裂回数の制限なんて出来るんですかね、凄い技術です。 それだけの技術を持ったものなら、きっと有効に作用するでしょう。 生きているか死んでいるか、アルテミアの卵なんかとても生きているようには思えないですけど生きていますね。 バクテリアは塩素を入れればすぐ死にます。 私は立ち上げ時に使用し、安定したら以降は使いませんでした。 ただし白濁などが起きたときには使いました。 粉末のものは溶けにくいし魚が食べるので液体のものを。 一時期光合成細菌ってのも流行りましたね。 使ってみた事はありますが白濁に効果はありませんでした。

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