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決算賞与と前期の欠損金

中小企業の経験浅い経理の者です。 昨年度の決算は、折からの不況に元請会社の売上が落ち、1000万ほどの赤字を出しました。 税理士事務所からは7年間欠損金の繰り越しが出来ることを説明され、今期はその最初の年に なります。 今期は元請け会社の売上が好調で、我が社も400万の利益出る試算が出ています。 これくらいの利益が出た場合、わが社の経理履歴からみると決算賞与として、決算年度に 計上をするのが通例になっていたので今期もそうしたい旨を税理士の方に伝えたところ、 決算賞与を計上するより、利益を出して欠損金との相殺を勧められました。 確かに長い目でみれば、赤字を消しておいた方が良いのかもしれませんが、この不況の中 先々あまり明るくない次の年度に賞与を計上するのは・・・。とも思います。 どちらがベストの選択でしょうか?経験浅い、経理担当にお知恵をお貸しください。

みんなの回答

  • munorabu
  • ベストアンサー率55% (627/1120)
回答No.1

繰越欠損金が無ければ決算賞与も節税に有効だとは考えられますが、課税所得も出ないような状況で所得税を支払ってまで経費を作る必要性は全くありません。 会社のキャッシュフローを考えた場合に賞与を払わず内部留保した方が得策だと税理士は判断したのだと思います。 形式や慣習に囚われず総合的に有利不利を判断しましょう。

smoll1644
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 キャッシュフローを考えて・・・ですね。勉強になりました。 決算賞与を計上しても利益は出るので、その分を欠損金と相殺する方向を 税理士が提案してくれました。まだ時間はあるので相談していこうと思います。 私の短い経験では、長い目で考えたり総合的に判断するのはなかなか難しいのですが、 実際経営していく上で、何が大切なのかを考えさせられているような気がしました。 帳面上はもちろん、欠損金等マイナス面が無いのが一番いいのですが実際動いている 会社の経理状態はいつもきれいごとばかりでは済まないのが現実です。 今がよければ、昔はこうだった等そういった考えに縛られず、先々を見越した決定が 出来るよう勉強していこうと思います。 ありがとうございました。

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