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持続可能性(Sustainability)への反論

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  • madao50
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回答No.5

 持続可能エネルギーへの移行に懐疑的な意見は結構あちこちで耳にします。傾向としては (1)発電コストが高い(2)既存の発電源(原子力発電等)とは量的に代替できるレベルにない(3)広大な土地が必要(4)出力変動の幅が大きい・・・といったところでしょうか。  これらの意見に共通するのは否定の根拠を「固定的」に述べている事です。例えば太陽電池ではコストの根拠を資源エネルギー庁の「49円/kWh」というデータに基づいている場合が多く見られます。しかし、これは2001年の数字です。多くの国・地域で18~20円/kWh前後であると見積もる調査会社が多いようです。太陽電池以外の再生可能エネルギー、例えば風力発電では既に発電コストが約10円/kWh。電力系統安定化対策費というコストを考慮しても12円/kWhほどになっています。生産コストについても太陽電池の場合、過去20年近くも「累積生産量が2倍になれば、製造コストは20%下がる」という習熟曲線に沿って価格が下がってきました。仮に天然ガス並みの9円/kWhになる為には、累積導入量が現在の16倍になればよい、という計算になります。(世界の太陽電池累積導入量は過去5年で約20倍)  太陽光発電は、天候や太陽の位置によって出力が変わるし、風力発電も出力が風まかせで、太陽光発電以上に大きく、出力が変わる、というのも事実です。しかし、いくつかの地域に分散した太陽電池、あるいは風車の発電出力を合計していくと、多くの場合、個々の変動が相殺して、タイムスケール(時間幅)が小さい急激な変動はどんどん小さくなります。導入量を増やせば増やすほど、そしてそれが広い地域に分散しているほど変動を相殺する効果が大きくなるのです。  単純に言えば、数を増やせば再生可能エネルギーに関する懐疑的な意見の多くは解決できると思います。  

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