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バイオエタノールってエネルギー?
中学生です。 つい最近、学力調査あったんですが、社会でこんな問題が出ました。 アメリカやブラジルで、さとうきびを加工して生産している再生可能なエネルギーを何というかかきなさい。 正解は、「バイオエタノール」もしくは「バイオ燃料」でした。 よく分からないんですが、バイオエタノールはエネルギーなんでしょうか? エネルギーというよりも、エネルギー源という気がします。この理論だと、ガソリンなどもエネルギーとなってしまいますよね? そもそも、「再生可能」という点にも疑問を感じました。 どなたか回答をいただけると嬉しいです。
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質問者が選んだベストアンサー
疑問、もっともです。 バイオエタノールは「アルコール燃料」です。 これを燃やして得られるのが「熱エネルギー」です。 明らかに言葉が違っているので、問題ミスですね。 「再生可能」という点は、石油、石炭などは掘りつくしたらオシマイですが、バイオ燃料は再生産が効くという意味でそう呼ばれています。
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- aburakuni
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すでに質問者さんが指摘した点には回答が行われていますが、アメリカで生産されるバイオエタノールはトウモロコシから作られるので、単純に問題は誤っていると言えます。 アメリカではエタノール入りのガソリンは、イエローで表示されていますからね。
- hg3
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いろいろ回答が出てますが、ちょっと整理して用語の正確な意味をきちんと説明しましょう。 まず、「エネルギー」には、物理学的な定義のエネルギー(=物体や系が持っている仕事をする能力)の他に、「エネルギー資源」のことを意味する場合があります。 ですから、エタノールに限らず、ガソリン、天然ガスのような「エネルギー資源」のことを「エネルギー」と言う事自体は間違いではありません。もちろんエネルギー源と言った方が正確ですし、誤解も少ないので、その方が適当な場合もあるでしょう。 ちなみに、文学的な表現ですが、人間の持つ気力・活力のことをエネルギーと言う場合もありますから、そういう意味でエネルギーという言葉を使っても間違いではありません。 そして、「エネルギー資源」は、一般的に「再生可能エネルギー」と「枯渇性エネルギー」に分類されます。 前出の回答とも重複しますが、「再生可能エネルギー」とは、「絶えず資源が補充されて枯渇することのないエネルギー」のことであり、一般的には、太陽光、太陽熱、水力、風力、地熱、波力、バイオマスなどの自然エネルギーのことを指す場合が多いです。 一方、石油や天然ガスなどの化石燃料は「枯渇性エネルギー」に分類されます。 以上の通り、「再生可能エネルギー」でひとつの用語なのであって、「再生可能なエネルギー」という表現が誤解のもとということでしょう。 また、一度使ったエネルギーは再生できないから”再生可能”が間違いという理屈について、気持ちは分かりますが、用語の定義ですから「再生可能エネルギー」で間違いではありません。
- princelilac
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出題者よりも言葉に敏感で正確なので感心します。 「エネルギー」はギリギリ通じますが、「エネルギー源」の方が適切ですね。「燃料」でもいいかも知れません。特にテストでは言葉は正確に書かないと誤解を招きます 「再生可能」は完全な誤りです。太陽光でも風力でも、一度使ったエネルギーを再生することは不可能です。あなたにはこの説明は不要ですね。 テスト問題を作る立場の人なら、せめて中卒程度の学力は身に付けて欲しいものです。(テレビのニュースキャスターにもこの程度の人は多いですよ…。幻滅させましたか?)
- TKotaro
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バイオ燃料やガソリンは「化学エネルギー」に分類されます。 そしてこれを燃やして得られるのが「熱エネルギー」です。 「化学エネルギー」とは要は、燃やしたりしたら熱エネルギーなどが取り出せるものを言います。 再生可能というのは、バイオ燃料は半永久的に作り出すことができるためです。 バイオ燃料は燃焼すると二酸化炭素になります。 二酸化炭素は植物によって糖類に変換されます。 この糖類を加工することで再びバイオ燃料を作り出すことができるのです。 ガソリンなどの化石燃料は掘り尽くしたらもう二度と手に入らないのに対して、バイオ燃料は再生がきくのでこう呼ばれています。
お礼
やっぱりそうなんですか。ありがとうございました。 気になっていたので、回答いただけてうれしいです。