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何もしなかった責任が天皇にはあるのか?

「ああ 決戦航空隊」という映画がある。 ここで、後に日本フィクサーといわれた児玉機関の児玉(小林旭)が 「天皇陛下自らが戦地に赴き、陣頭に立つべきではないのですか?」 と、特攻の父といわれた大西中将(鶴田浩二)に言うシーンがある はたまた終戦論議の最中、内閣書記官長(江原慎二郎)に大西中将が、 「こんな形で敗戦していいんですか?敗戦というのは、国民が決めることだ。 天皇陛下も首相も閣僚も幕僚もすべて戦死してからの話ではないのですか? 敗戦かどうかは国民がそれから決めればいい」 と、いうシーンもある。 この映画は、めずらしく天皇批判をまじえた戦争映画だが、なかなか 本質をついていると僕は思う。 天皇をはじめ、政府、軍部の中枢は若者だけに戦地に行かせ、特攻など 非人道的なものを強要し死なせた。という非難をこめているのだろう。 最後は大西中将に責任をかぶせ、軍や政治家の偉いさんらは、 のうのうと生き残った。という批判もあるのかもしれない。 そして「何もしなかった責任」というのは天皇にあるのだろうか? みなさん どーおもいます。

みんなの回答

noname#146820
noname#146820
回答No.18

「偽者として」天皇制度を廃止するのか、「戦争責任を取り」天皇制度を廃止するのか。 彼ら天皇家の名誉として、戦争責任を取り天皇制度を廃止にする方が格段に良いイメージになりそうですね。 キーワードは、契約の箱、松代大本営地下壕、そして皆神山。 竹内文書を灰にした結果、惨めな最後になりそうだ。

  • 3691819
  • ベストアンサー率18% (162/873)
回答No.17

 こんにちわ。 何もしなかったとは考えられない。利用されただけという のも考えられない。もしそうだとしても戦争責任は免れない。 天皇の戦争責任を追求しなかった事が、後に責任を誰かに 押し付ける国民性を育んだのだと思う。  天皇の戦争責任、日本人は一度もこの事について真摯に向き合った 事が無い。これでいいのでしょうか?

回答No.16

アメリカの見方は 天皇に政治的権限の無いことは知っていたようです。 責任を負わすこともできたようですが、占領統治が難しくなるの避けたようです。 またマッカーサー自身が会談し天皇の人柄を知ったようです。 右翼といわれた赤尾敏は“天皇に責任はある” と言っていました。 天皇といえど戦時中は野球かサッカー並に結果や状況を聞いていたそうです。 最近のNHK放送では満州事変あたりから天皇に対して事後報告で つまり現地軍の暴走等で天皇が知らないうちに実施されていた・・・・・そんな番組でした。

  • nhhiromi
  • ベストアンサー率12% (11/91)
回答No.15

戦前の天皇は陸軍と海軍を直接指揮下置いていたので責任はあると思いますよ。内閣や議会は軍に指示をだせない。 大日本帝国憲法 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95 実際に大陸での領土拡大のきっかけである満州事変や上海事変などは、天皇が決めた制令線というこれ以上軍隊をすすめてはいけないというラインを許可かもなく破って進行しています。その後も何の処罰もないまま戦火広げています。 つまり拡大路線がうまくいきなし崩し的それを認めていたので軍部の暴走を止められなかった責任はあると思います。 信賞必罰がなされていたら違っていたかも 立憲君主の要素はあっても現実には、天皇大権のような考えが憲法にあり統帥権もあるから専制色が相当あるものだと思います。 いつも、前線にいくことはないけれど部隊の志気とかの意味で前線に行くこと今でもあると思います。 全責任とはいいませんが相当なレベルであると思います。

  • kiyaco
  • ベストアンサー率28% (21/75)
回答No.14

天皇に戦争責任は問えません。 私は右翼じゃありません。右翼は嫌いです。 責任を問うというのは、権限を持っている人間に対して出来ることです。 当時の日本でも天皇に国の重要案件を決定する権限なんてありませんでした。 大本営連絡会議が国策の最高意思決定機関で、天皇にできるのはその決定を承認することだけです。 決定を否認することも出来ません。 戦後だけでなく、以前から天皇は飾りだったんです。 今は「象徴」、当時は「現人神」と呼び方が違うだけで、天皇が日本国の実質最高権力者だったのははるか昔の話です。 後醍醐天皇とか、アクティブに政権争いをしたり島流しにあったりしていた中世以前のことです。 大本営連絡会議のメンバーは当然戦争責任があります。 けれど首相がそれのトップだったわけでなく、全てがフラットで同等の権限を持っていたため重大な決定は全て先送りされていました。全員一致しないと決議できないものだから、決まることはいつも皆の顔を立てたどっちつかずの作文みたいな内容ばかり…。負けるのが当然だったと思います。 戦後日本を裁いた「東京裁判」とナチスを裁いた「ニュルンベルク裁判」の比較本を読んで驚きました。 日本の大本営メンバーは全員が「戦争をしたくなかった」「負けるのがはっきりしていたんだからやるべきでないと思っていた」と言います。全員がやりたくないと思っていながらあの戦争になだれこんで行ったのです。 ナチス高官たちは全員が自らの意志でヒトラーに加担したと言っています。ヒトラーの考え方はおかしいけれど、自分は政権中枢に登れる見込みなどなかったから新しい政党(ナチス)に賭け、結果破れたのだから責任は自分にもある、というようなコメントが多かったです。 あまりのコントラストに眩暈がしそうでした。 300万という膨大な数の人たちが死んでいったにしてはおそまつすぎ、責任を問う気持ちを持っていく先がどこにもないようなやりきれない気持ちになります。 日本のトップに本当の意味で責任者は不在だったのだと思います。 どんなことがあっても一人に権限を集中させることだけは絶対に避けようという本能が働いていたとしか思えないくらい。 だから政権を担当する人間は、天皇制が絶対に必要だったんだろうと考えています。 自分に全ての権限が集中しないよう天皇を祭り上げ、その下で自分に都合の良いように権限を掌握しようとしていたんじゃないでしょうか。意識的にしろ無意識にしろ。 今も日本の政権は同じ構造に見えます。 既得権益を破壊してでも新しい日本を作ることが出来るのか、自分から見るととても悲観的な気持ちになります。

回答No.13

昭和天皇に戦争責任はありません。 概ね、No.8さんがおっしゃられていますが、当時の天皇は立憲君主であり、専制君主ではありませんでした。したがって、開戦も終戦も当時の内閣の判断でしか決定できませんでした。帝国憲法では帝国議会や内閣の決定事項に対し、天皇が拒否権は発動することはできません。天皇は承認することで、法律や閣議決定に権威を与える役目であったといえます。だから、昭和天皇は和平を望みながらも東條内閣が決定した開戦を拒否することはできませんでした。御前会議は形式的なもので実質は事後承認の場でありました。ポツダム宣言受諾の聖断は例外中の例外でいわゆる「超法規的措置」であることを理解しないといけません。「早く敗戦を決めていればよかった」といった意見もありますが、立憲国家においてそのような君主による決断を頻発する行為は法治国家にあらざる行為であると思います。 勘違いしている人も多いと思いますが、大日本帝国憲法においても天皇は権力者ではなく、権威の象徴に近い存在で政治の責任は内閣が負うと明記されていました。また、統帥に関しては委任された軍部が責任を負う。つまり、憲法上においても敗戦責任は天皇には無く、あくまで内閣が背負うものであったといえます。 天皇の責務は、2,600年以上続いている皇統の維持=国体の維持でありました。恐れ多いことですが、天皇が責任を取り命を絶った場合、皇統が断絶してしまう可能性が多いにありました。したがって、昭和天皇は断腸の思いで敗戦を生きながら受け入れたといえます。天皇の使命はあくまで国体を護ることであったといえます。そして、結果、皇室を護り抜き現在までいたっていることで昭和天皇は御自らの責任と責務を果たしたといえます。 私の答えに納得できませんでしたら、昭和天皇に関する書籍を読んで見てください。伝記や漫画等多くの媒体で陛下の人生や想いを知ることができると思います。

回答No.12

『はだしのゲン』は、中沢啓治さんがインタビューで答えられていたのですが、 無条件降伏を天皇が渋ったせいで原爆が落ちた、 それでも、はたを降っていた国民は馬鹿じゃないかと思っていた、と言っていました。 アメリカはひどい(日本の言い分)、という人や 戦争を終わらせるために仕方なかった(米の言い分) はよく聞きますが、 「天皇が悪い」 という意見は初めて見たのでショックでした。 ショックと共に、少し安心しました。 こういう記事を通常の出版物に載せられるように日本もなってきたのだと思いました。 > そして「何もしなかった責任」というのは天皇にあるのだろうか? ある、とおもいますね。 ホント日本人のトップは今も昔も無責任男ばかりです。

  • alwen25
  • ベストアンサー率21% (272/1253)
回答No.11

原爆を落とされる前に、天皇が無条件降伏を 宣言したほうが良かったと思います。 >敗戦というのは、国民が決めることだ。 戦時中の日本は、 民主国家では、なかったから そのようなことは言えません。

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.10

 思い込みや観念論ではなく、事実はどうだったか確認してから議論すべきでしょう。  この4月に刊行された古川隆久『昭和天皇』(中公新書)が、広範な第1級資料に基づいた伝記として高く評価されています。 http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4121021053/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1  従来の俗説の誤りを正す著者の綿密で行き届いた検証を、まず虚心坦懐に読み解くべきでしょう。すくなくとも、昭和天皇の政治・軍事への関与が、従来いわれるほど限定的ではなかったことが明らかにされています。  なお、王室のメンバーは出陣しないというのは真っ赤なウソです。先日、結婚してヨーク公になったアンドリュー王子は、海軍ヘリコプターのパイロットとしてフォークランド戦争の最前線に出撃しました。王子にこれほど人気があるのは、ノブレスオブリジェを体現した勇敢な行為を、国民が忘れていないからです。  なお、第2次大戦中のロンドン空爆の危機にも、国王やチャーチル首相は首都を離れませんでした。これは王室だけに限りません。大戦後、イギリスが停滞したのは、貴族を始め、オックスフォード、ケンブリッジ出身のリーダー層が前線に率先して出撃し、高い割合で戦死したためだと言われています。

noname#140330
noname#140330
回答No.9

よく、天皇に責任は無い、という人を見かけますが、当時、周囲で、誰が何を言おうと、責任を取るか取らないかは、他人が決めることではなく、本人が決めることであり、その人の心根次第。 天皇は、自ら、責任を取らなかった。ただ、その事実が残るだけです。 国の惨状、国民の惨状を知りつつ、仮にも、国家の最高権力者として、自害に踏みきらなかったのは、お目出度い、としか言いようがありません。心根が透けて見えます。 せめて、昭和天皇には、病死する前でもいい、最期は、自害して欲しかったですね。

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