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助けてください。統計学の問題がわかりません。
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- kamiyasiro
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#1です. 訂正です. ρ= Σ(xi-x_bar)(yi-y_bar) / √Σ(xi-x_bar)^2・√(yi-y_bar)^2 2乗を忘れていました.正しい式は教科書で確認して下さい.
- kamiyasiro
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応用統計学で学位(工学)があり,企業で品質管理の推進をする立場の者です. もう遅いかもしれませんが,回答を示します. この問題は, ・独立なら無相関 は真 ・無相関なら独立 は偽 を実際に体験する問題です. 1.相関係数はいくらか. 相関係数の公式は分かっていますか? ρ= Σ(xi-x_bar)(yi-y_bar) / √Σ(xi-x_bar)√(yi-y_bar) この式に代入する為には,(xi,yi)の組が必要です. 問題文の表は全部で5つの(xi,yi)の組があることを示しています. 上の式を見ると,あらかじめ平均を引いておくと便利だとわかるので, 平均を引いて,次のように補助表を作成し,5つの(xi,yi)の組を用意します. X Y -1 0 0 -1 0 0 0 1 1 0 分母を計算するまでもなく,分子となるX,Yの積和はゼロですので,ρ=0 (無相関)です. 2.独立かどうか 独立の条件は,p(X,Y)=p(X)× p(Y) です.p()は確率です. 例えば,2つのサイコロの目が(1,1)となる確率は,p(1,1)=1/36, 1個目のサイコロのp(1)=1/6, 2個目のサイコロのP(1)=1/6 1/36 = 1/6 × 1/6 で,等号が成立します. この時,2つのサイコロの目の出現事象は独立であると言えます. では,この問題のケースで考えてみましょう.表より, p(0,0)=1/5 Xについて,p(X=0)=3/5 Yについて,p(Y=0)=3/5 p(0,0)≠p(X=0)× p(Y=0)となり,独立ではありません. (反例は1個で十分) 補足(1):今,全体で50のデータセットがあり,その出現確率は, 表の真ん中を(0,0)として,次のようであるとします. 0 1/50 0 1/50 46/50 1/50 0 1/50 0 すると, p(0,0)=46/50=0.92 Xについて,p(X=0)=48/50 Yについて,p(Y=0)=48/50 p(X=0)× p(Y=0)=0.9216 とかなり近い確率になります. すなわち,このような真ん中が高い富士山型 (2次元正規分布あるいは2次元ガウス分布)であれば, 独立になります(もちろん,相関係数が0である場合). 反例は1つで十分と書きましたが, なぜ,中央を狙い撃ちしたかというと,このような基礎知識があるからです. 補足(2):相関が0だけど,独立でない事例 一般的に教科書にでる事例は, (0,0)を中心とした半径1の円周上に等間隔にデータが並ぶ場合で, 相関係数が0になりますが,x,yは x^2 + y^2 = 1 という「互いに従属」な状態にあります.