• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:海水浴場の放射線暫定基準について)

海水浴場の放射線暫定基準、飲料水より厳しく

kenchinの回答

  • kenchin
  • ベストアンサー率56% (398/700)
回答No.5

結論から言うと、環境省の「日常生活に不可欠ではないことから、被曝(ひばく)量を可能な限り低く抑えることが望ましいと判断した。」って考えは国際的な規制の考えに則ったもので、障害防止のためにはかなり有効だと思います。 ちょっと解説を。 被ばくに許容値を設定するとしたら、その値を日常生活の個々の被ばく源にどう割り振るか?が大事になるんですね。 例えばなしで行きましょうか。 今月は20万円で生活するとして、支出計画を作るとします。 必須の支出は食費と家賃と光熱費でしょうから、普通の人はこの金額から組み立てるでしょう? 食費に10万円、家賃に5万円、光熱費に3万円とすると残りは2万円。 ここで初めて「まだ2万円の余りがあるから、日常不可欠でないもの、例えば新しいおしゃれ着を購入しようかな。」となるわけです。 放射線障害防止の考えに戻るなら。 もちろん、必須の被ばく源、例えば飲料水や食品や生活空間を取り巻く環境については低い方が望ましいです。 しかし  ・現在は異常時であり、低減活動を行ってはいても、やはり   「事故が起きていない状態」よりは高い値となる。   加えて、不可欠の物を余りに厳しい管理値で制限して   しまうと、食糧不足等と、それに伴う餓死等が懸念される。  ・不可欠で無い物で被ばくを重ねると、肝心の飲食に割り振る   被ばく許容量が無くなる恐れがある。  ・ならば不急の物については厳しい基準としておいて、それを   超える場合は不急の行動を採らないように強制しよう。 という考えは、WHOとICRPの原則に沿ったものでもあります。 重ねてなんですが。 「日常生活に不可欠なものは、被曝(ひばく)量を可能な限り低く抑えることが望ましい。」というのは質問者様が考えられる通り常識だと思いますし、(WHOも含め)その方向が大事というのは共通認識でしょうね。 そうは言っても、被ばく線量の問題から食品などに厳しすぎる基準を設定すると、他の被害、例えば餓死等が起きるとすると、短期的には普段より高めの許容線量を設定して(もちろん、この値も十分に吟味してあります)、その範囲内で生活しようというのは現実的ですよね。 もちろん、十分に低い物を入手出来る方はそれを摂取すればよいと思うんです。 これは誰も阻害しませんし、そう言う物を入手する努力は立派なことでもありますから。

eextu7
質問者

お礼

ありがとうございます。 >被ばく線量の問題から食品などに厳しすぎる基準を設定すると、他の被害、例えば餓死等が起きるとすると、 誰も厳しすぎる基準なんて求めていません。 暫定でない安全と思える規準を求めていると思いますよ。 もしも、安全と思える基準によって餓死者が出るような状況になったとしても、規準は変えるべきではないでしょう。 基準を変えず、他の方法で餓死者を出さないようにするのが行政手腕です。 >短期的には普段より高めの許容線量を設定して(もちろん、この値も十分に吟味してあります)、その範囲内で生活しようというのは現実的ですよね。 しかし全量検査もしないで、産地の表記もかなり大雑把な現状では許容基準を十分に吟味して設定しても、その規制をかいくぐって市場に紛れ込む危険性が高いと考えるのが現実的ですよ。

関連するQ&A

  • 穀類の日本の放射線許容量暫定基準値について

    穀類の日本の放射線許容量暫定基準値 放射性ヨウ素           未設定 放射性セシウム          500 Bq/kg ウラン                100 Bq/kg プルトニウム及び超ウラン元素 10 Bq/kg 【チェルノブイリ基準:40ベクレル】   危険。絶対に食べてはいけない。   ← 【日本基準:500ベクレル】   ただちに、健康に影響を及ぼす値ではない。 この設定ってすごく危ないんでしょうか?

  • 子供の被曝は20mSV(ミリシーベルト)まで?

    子供の被曝は20mSV(ミリシーベルト)までとすべきなどとニュースにあります。http://mainichi.jp/life/today/news/20110414k0000m040112000c.html しかし、現在の、規制値では直感的に理解できません。 ■環境 現時点での環境による年間の最悪値  年間 20mSV? ■飲料水による年間最悪値  暫定基準 放射性ヨウ素は1キロあたり300ベクレル〈乳児は100ベクレル〉 放射性セシウムは200ベクレル) ■食品による被曝の年間最悪値  暫定基準値 1キロ当たりで放射性ヨウ素が水や牛乳・乳製品300ベクレル(乳児は100ベクレル) 野菜類(根菜、イモ類は除く)2千ベクレル 放射性セシウムが野菜類や肉など500ベクレル ****************************** そこで質問ですが、 上記のような規制値における最悪のケースで生活した場合、いったい何ミリシーベルトにおさまるという見込みなのでしょうか?

  • 放射線の影響を計算してみましたが合ってますか??

    放射線の影響を計算してみましたが合ってますか?? 自分でヨウ素セシウムの1000Bqあたりの経口摂取による実効Sv値を利用して考えてみたのですがこれは方法等間違っているでしょうか??判断よろしくお願いします セシウム137で1000Bq0・13mSvヨウ素131で10000Bq0・22mSvより 栃木セシウム1・6Bq福島ヨウ素300Bqとすると 栃木: 日に3リットル摂取とした時4・8Bqで0・624μSvを被曝し体内半減が70日のため70日後は日に43μSv被曝する 福島: 上と同様の状況のとき900Bqで19・8μSvで物質半減期8日より8日後は0・148mSvの被曝。(体内半減はわかりませんでした) 本来ならば更に半減後の生成物のキセノン131等も入れなければならないのでしょうがとりあえず暫定値としてこういった算出方法は正しいですか??

  • 定時降下物(雨や塵)の放射性物質、基準値は?

    定時降下物の放射性ヨウ素、放射性セシウムの暫定基準値はいくつでしょうか? 調べてはみたんですが、単位がメガベクレル/平方キロメートルであるということ、 1メガベクレル=100万ベクレルだということ以外有益な情報は得られませんでした。 ご存知の方がいましたら回答お願いします。

  • 暫定基準値 どちらが正しいのでしょう?

    放射能の暫定基準値について質問します。 日本が3/17に変更した暫定基準値は緩いと思っていました。 http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html ところがテレビで堂々と「日本の基準は厳しい」と言っていたのを聞いて、調べてみたところ、 http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/283-b965.html 抜粋:日本とEUは水と牛乳の暫定基準値はセシウムでともに1キロ当たり200ベクレル。 野菜類も、肉も、魚も1キロ当たり500ベクレルだ。 日本国内には、この暫定基準値が甘いと考える人もいるが、アメリカでは水や牛乳は1キロ当たり1200ベクレル、野菜や肉も1200ベクレルを指標値としている。 それに比べれば、日本とEUは厳しい数値を使っているのがわかる。 これを徹底的に守ることである。 という内容を見つけました。一体どちらが正しいのでしょうか。 英語でもかまいませんので、EUやアメリカのソース元のURLをご存じの方がいらしたら教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。

  • 海水の放射性物質(ヨウ素)の基準値を教えてください

    ニュースで 「海水に放射性ヨウ素が、基準値の●●●●倍検出されました」 とありますが 海水における放射性物質の基準値はいくつなのでしょうか? 放射性ヨウ素を含め、海水における放射性物質の基準値を教えてください。

  • 放射能 「暫定」基準値、いつまで実施するつもり?

    放射性物質を浴びて、作物の汚染数値が上がった。 汚染濃度に合わせるように「暫定」基準値が実施された。 ヨウ素は、半減期1週間ぐらいだけど、セシウムは半減期が30年とのこと。 「暫定」って、そもそも「しばらくの間」「当座の期間」って意味でしょ。 たとえば、30年間「暫定」基準値で運用されたら、そもそも本来の意味である「暫定」の意味がなくなるよね。 「暫定」って、一体、どのくらいの期間を指すのだろう? 誰か「暫定」基準値の「暫定」の「一定のメド」を教えてください

  • 日本の放射性物質基準はいつ作られた?

    ヨウ素300ベクレル セシウム200ベクレル これが日本の今の基準ですが、原子力安全委員会やら食品衛生法などで定められた基準はいつ出来ましたか? 原発事故後に引き上げを行ったという話も聞きます。 引き上げと言えば現場で作業する人たちの被曝レベルの引き上げをしましたので混同があるかもしれません。 飲料水基準の引き上げを行っていた場合、以前の基準をわかる方お願いします。 何事も慎重な日本が、世界基準(10ベクレル)の2~30倍が基準と言うのはどうも解せません。 併せて世界基準を超えた時に言われている症状をお願いしたいです。

  • 放射性物質の基準値について

    今話題になっているので重複した質問になってしまっているかもしれませんが・・・ ヨウ素131は300Bq/kgでセシウム137は200Bq/kgだったでしょうか。 どこかのページで、この基準値は一生そのBq/kgの食物なり飲料を摂り続けても 生体に影響のない量だと書いてあったような気がしますが、どうやって調べたのでしょう? 人体実験は不可能ですし、実験動物で調べたのを人間に当てはめたのでしょうか? どうやって基準値を決めたのかが知りたいです。 当方生物学系の知識はもっていますので、専門的な話もOKです。 逆に危険のみを煽るような浅い意見は求めておりません。

  • 食品に含まれる放射線の基準値はβ線を含むのか。

    国の暫定基準値で、たとえばセシウム137は野菜で500ベクレル/kgとなっていますが、 これにはセシウム137がβ崩壊する際のβ線の数も含まれているのでしょうか。 ベクレル数は、放射線の放出数と聞いていますので、γ線だけの場合とβ線を含む場合で 値が異なってくると思うのですが…。 また、食品を測定する機械がシンチレーション検出器の場合、γ線しか検知しないので γ線だけのベクレル数となってしまうのではないてしょうか。