• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:終戦時の憲法や教育法の押し付けは国際条約違反ですか)

終戦時の憲法や教育法の押し付けは国際条約違反ですか

ninoueの回答

  • ninoue
  • ベストアンサー率52% (1288/2437)
回答No.4

新憲法の制定過程については、次の質問で検討されています。 それは大政翼賛会などに加担して一方的な報道を繰返すマスコミや、軍部や特高警察の跋扈および言論弾圧が繰返され、戦争に突入し日本国民やアジア各国の国民に多大な損害や死者をもたらした事の反省から始まったのではないでしょうか。 ハーグ条約にどのような規定があるか等とは全く無関係に、これまでの大日本帝国憲法のままでは駄目だとの多くの民間の人々の議論もあって、新憲法制定の動きが起き、制定に至ったものです。 もちろん途中で民間の憲法草案も参考にしたGHQからの案等も出されましたが、多くの日本人の原案、検討、討論等を経て制定されたものであり、ハーグ条約43条違反とは考えられません。 http://okwave.jp/qa/q6324087.html #5 明治憲法は合法的に変えた? 青空文庫に大日本帝国憲法がありますので、読んでみてください。 このままで良いと考えられますか? http://www.aozora.gr.jp/cards/001528/files/825.html 上喩 朕祖宗(ちんそそう)ノ遺列(いれつ)ヲ承(う)ケ万世一系(ばんせいいっけい)ノ帝位(ていい)ヲ践(ふ)ミ朕(ちん)カ親愛スル所ノ臣民(しんみん)ハ即(すなわ)チ朕カ祖宗ノ恵撫慈養(けいぶじよう)シタマヒシ所ノ臣民ナルヲ念(おも)ヒ其(そ)ノ康福(こうふく)ヲ増進シ其ノ懿徳良能(いとくりょうのう)ヲ発達セシメムコトヲ願ヒ又其ノ翼賛(よくさん)ニ依(よ)リ与(とも)ニ倶(とも)ニ国家ノ進運(しんうん)ヲ扶持(ふじ)セムコトヲ望ミ乃(すなわ)チ明治十四年十月十二日ノ詔命(しょうめい)ヲ履践(りせん)シ茲(ここ)ニ大憲(たいけん)ヲ制定シ朕カ率由(そつゆう)スル所ヲ示シ朕カ後嗣(こうし)及(および)臣民及臣民ノ子孫タル者ヲシテ永遠ニ循行(じゅんこう)スル所ヲ知ラシム ...... 第一章 天皇 第一条 大日本帝国ハ万世一系(ばんせいいっけい)ノ天皇之(これ)ヲ統治(とうち)ス 第二条 皇位(こうい)ハ皇室典範(こうしつてんぱん)ノ定ムル所ニ依(よ)リ皇男子孫(こうだんしそん)之ヲ継承ス 第三条 天皇ハ神聖(しんせい)ニシテ侵(おか)スヘカラス 第四条 天皇ハ国ノ元首(げんしゅ)ニシテ統治権(とうちけん)ヲ総攬(そうらん)シ此(こ)ノ憲法ノ条規(じょうき)ニ依(よ)リ之(これ)ヲ行フ 第五条 天皇ハ帝国議会ノ協賛ヲ以(もつ)テ立法権ヲ行フ 第六条 天皇ハ法律ヲ裁可(さいか)シ其(そ)ノ公布及執行ヲ命ス 第七条 天皇ハ帝国議会ヲ召集シ其(そ)ノ開会閉会停会及衆議院ノ解散ヲ命ス ....

homehrujin
質問者

補足

回答No.5の補足にも書きましたように、私は日本国憲法のできた過程を問題にしている訳ではありません。 【新憲法の制定過程については、次の質問で検討されています。「明治憲法は合法的に変えた?】私は、この問に対する回答の中で、hekiyuさんのANo.3が最も当たっていると思います。すなわち、「手続き上は、明治憲法の改正手続きで改正されたが、当時は、占領下で、最高決定権は占領軍にあったのであり、この改正はGHQから押し付けられたものと言える。」ということだと考えています。そのことは、私の質問に対する回答No.5の補足や回答No.2の補足の(1)を見ていただけば納得が行くと思います。  なお、米国民生局の連中がマッカーサーの指令を受けて密室で憲法草案を作った過程を記した「日本国憲法を生んだ密室の九日間」(創元社、1995)[1993年2月5日に朝日放送で放映された同名のテレビ・ドキュメンタリー(放送文化基金金賞・奨励賞を受賞されたもの)をもとに書き下ろした本]で鈴木昭典氏は、「連合軍最高司令官マッカーサー元帥は、日本進駐早々日本政府に対して憲法改正について早急に検討するよう求めた。しかし、日本側の憲法草案ができたのは1946年正月となった。これを読んだマッカーサーは、これはあまりにも保守的すぎるとして、すぐにGHQの手で憲法草案を書くことを決意、民生局長ホイットニー准将に指示(マッカーサーノート)を与えた。草案は2月4日から12日までのわずか9日間に、GHQ民政局の25人のメンバーによって書きあげられたといわれている。」と述べ、さらに陸戦条約に関しては、「戦勝国の奢りと傲慢さをハーグ陸戦法規は固く戒めている。その禁を犯してまで、マッカーサーが民族自決の原点である憲法の改正に手を出すに至ったのはなぜか。そこに至る流れをたどっていくと、民主主義がすべての政治形態のなかで最高のものであるという信念に立って戦争中から分析討議された、日本改造に対する長い筋書きが発見できる。」と述べています。やはり、占領軍が憲法改正に手を出すことはハーグ条約違反と言う認識があったのでしょうか。いずれにしても、この本の内容は、ウィキペディアに書かれたもの(No.5の補足を参照のこと)とよく符合します。  以上のことから、私は現行憲法は押し付けられたものであると言っていいと考えます。これは、現行憲法の内容の良し悪しとは別のことです。内容が気に入らなければ、日本人が変えればよいだけのことだと思います。 【大日本帝国憲法を読んでみてください。このままで良いと考えられますか?】そうは考えませんが、私は今、憲法の中身を問題にしているのではありません。 【新憲法の制定は大政翼賛会などに加担して・・・戦争に突入し日本国民やアジア各国の国民に多大な損害や死者をもたらした事の反省から始まったのではないでしょうか。】 「日本人の反省から」という意味であれば、それは間違いだと思います。占領軍の考えから始まったのであり、それはNo.5の補足からも、上に挙げた「日本国憲法を生んだ密室の九日間」からも明らかです。 【ハーグ条約にどのような規定があるか等とは全く無関係に、これまでの大日本帝国憲法のままでは駄目だとの多くの民間の人々の議論もあって、新憲法制定の動きが起き、制定に至ったものです。】「多くの民間の人々」が日本人を指すのなら上で述べたように間違いです。【もちろん途中で民間の憲法草案も参考にしたGHQからの案等も出されましたが、多くの日本人の原案、検討、討論等を経て制定されたものであり、】「多くの日本人の原案、検討、討論等を経て制定された」はやはり、殆ど間違いと言っていいと思います。GHQからの案に反するものは発禁でしたし、表立って検討、討論することなどできませんでした。  最後に、日本国の現行憲法が押し付けられたものであるという米国側からの証言を二つ。一つは、1956年6月14日の米国上院外交委員会秘密会で日本の憲法改正に深く関わった米国国務次官補ロバートソンがハンド議員の質問に答え、「この憲法は米国が押しつけたものである」と証言しています。また、駐日大使を務めた、エドウィン・ライシャワーは『ライシャワー自伝』などの複数の著書の中で、第二次世界大戦後に制定された日本国憲法は「日本人自身によって制定されたものではなかった」、「アメリカを中心とした連合国によって作られ制定させられた」と書いています。マッカーサーによる現行憲法の制定への関与は越権行為であり、違法とする説は現在でも憲法の重要な議論の一つです。詳しくは、ウィキペディアの『押し付け憲法論」をご参照下さい。

関連するQ&A

  • 憲法96条改正を目指す方も目指す方ですが・・・

    私は憲法9条は世界に誇る宝だと考えております。 しかし、常々疑問に思っていることがあります。 それは日本国憲法はハーグ陸戦法規に違反して作られたものであるということです。 先の衆議院選挙は一票の格差により、今の政権に正当性がないということで、全国で裁判が行われておりますが、それだけのことをしておきながら、現在の日本国憲法の無効性を唱える人は石原慎太郎等の少数だけなのでしょうか。 私は憲法9条は素晴らしいとは思いますが、ハーグ陸戦法規に反した形で作られた日本国憲法は無効を確認し、一旦大日本帝国憲法を復活し、国民の選択により戦争放棄を定めるべきであり、もしも国民の大多数が戦争放棄を望まないのであれば、その意見に従うのが筋だと思います。 私の立場であれば、ハーグ陸戦法規に反した状態であることに頬かむっておくほうが利口なのでしょうが、生憎私はそのような人間は卑怯者であると考えております。 憲法9条を守りたいと思う人たちですが、私の知る限り、ハーグ陸戦法規に違反した今の状態に頬かむろうとしている卑怯者しかおりません。 私と同じように憲法9条を守りたいと思い、同時にハーグ陸戦法規に違反している今の状態を是正しようと思う人はいるのでしょうか?もしいれば応援したいので、教えてください。

  • 米軍による絨毯爆撃はどの国際法に違反するのでしょうか

    こんにちは 太平洋戦争末期に米軍によって行われたわが国主要都市への絨毯爆撃は国際法違反であると聞いたことがありますが、具体的にはどの条約に反するのでしょうか。 おそらく、ハーグ陸戦法規付属書第25条(無防備都市への攻撃禁止)に当たるのではないかと思いますが、この理解で正しいのでしょうか。 どうぞよろしくお願いします。

  • 米軍の駐留って憲法違反じゃないの?

    日本はご存知の憲法9条で「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」としています 米軍がまさに「その他の戦力」に当たると思うのですが これはまさに憲法違反ではないのでしょうか? 確かに日米安保がありますが これは条約です 条約の方が憲法より強いのでしょうか? なぜ誰も憲法違反だといわないのでしょうか?

  • 憲法改正よりも現行憲法の無効宣言の方が優先すべき?

    憲法改正が間近な雰囲気になってきましたね。 憲法改正よりもまず、現行憲法はハーグ陸戦協定に違反しているので無効宣言をしてから、大日本帝國憲法を元に現代に合うように改正するのが望ましいと思うのですが皆さんはどう思いますか? 現行憲法は占領下の状況でGHQによって一方的に押し付けられた占領下憲法だというふうに認識しています。

  • 現日本国憲法、改正の必要なく、無効・廃棄では…

    今年の世論調査によると、現憲法は改正すべきとする国民の方が多くなり、過半数を超えたようですが、改正するには、憲法第96条により衆参両院の2/3以上の賛成が必要であり、事実上はなかなか困難な為、まずはこの第96条を1/2に変更することだけの改正から着手しようとする動きもあるようです。 そこで疑問、質問ですが、そもそも現憲法の成り立ちが「陸戦ノ法規慣例二関スル条約(ハーグ陸戦条約)」第43条に違反しているからして無効であり、従って廃棄した上で旧憲法を改正することにすれば済むのではないでしょうか。 何故わざわざ第96条を改正して云々…という面倒くさいことをしようとするのですか。 本来は、昭和27年4月28日の講和条約の発効後即時にそうしておくべきことだったと思いますが、それを今日にでも行えばよろしいのではないですか。 なお、政治カテゴリーでも同じ質問をさせていただきました。

  • 現日本国憲法、改正の必要なく、無効・廃棄では…

    今年の世論調査によると、現憲法は改正すべきとする国民の方が多くなり、過半数を超えたようですが、改正するには、憲法第96条により衆参両院の2/3以上の賛成が必要であり、事実上はなかなか困難な為、まずはこの第96条を1/2に変更することだけの改正から着手しようとする動きもあるようです。 そこで疑問、質問ですが、そもそも現憲法の成り立ちが「陸戦ノ法規慣例二関スル条約(ハーグ陸戦条約)」第43条に違反しているからして無効であり、従って廃棄した上で旧憲法を改正することにすれば済むのではないでしょうか。 何故わざわざ第96条を改正して云々…という面倒くさいことをしようとするのですか。 本来は、昭和27年4月28日の講和条約の発効後即時にそうしておくべきことだったと思いますが、それを今日にでも行えばよろしいのではないですか。 なお、法律のカテゴリーでも同じ質問をさせていただきました。

  • 憲法と国際法

    憲法98条には「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」とあり、その一方、98条2には、「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」とありますが、その条約や国際法規が憲法の他の条項に反する場合は、憲法と国際法のどちらが優先されるのでしょうか

  • 米国の原爆投下と無差別絨毯爆撃に対して?

    第二次世界大戦(大東亜戦争/太平洋戦争)で、米国は、広島と長崎に原爆を投下し約30万人、200を超える都市にB29等による無差別絨毯爆撃で約34万人、計64万人超の一般人を殺しました。 No.1.…まず、これらは国際法(ハーグ陸戦条約かジュネーブ条約か)違反に当たるのではないですか。 No.2…そして、このことに対して日本は米国に謝罪と賠償を請求したのでしょうか、していないのでしょうか。 No.3…もし、していない場合、それは何故しないのですか。

  • 憲法に違反するのでは

    法律を勉強したことはありませんが、この3日、憲法全文を読みました。第99条に摂政、国務大臣、国会議員はこの憲法を尊重し、擁護する義務を負うと書いてありました。 日本語を普通に理解すると、少なくとも国会議員は改憲を未来永劫言い出せないことになります。考えてみればおかしなことではありますが とにかく憲法はそうなっています。 いまの憲法を捨てて、新しく憲法を創ろうとしている国会議員は 憲法に違反していると思いますがどうでしょうか。

  • いじめは憲法違反となり得るのか

    私は大学で教員に就くための勉強をしているものです。 この度は「いじめ問題」について悩めることがありまして投稿させて頂きます。 早速ですが、タイトルにあるように、いじめは憲法に違反している行為なのでしょうか? 私の考えでは、日本国憲法 第十三条:個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重、第十八条:奴隷的拘束及び苦役からの自由、第二十五条:生存権、国の生存権保障義務 の条文に関して違反していると考えました。 ちなみに、十三条・二十五条についてはいじめの行為自体が違反であり、十八条については、金銭の強要・口止めなどの行為が奴隷的であり苦役であるために違反であると考えました。 そして、もう1つ質問なのですが、もしいじめが憲法違反になるとして、加害者の子どもにはどのような処罰が科せられるのでしょうか? 新聞などのニュースではいじめにより少年院にいくといったことは聞いたことがないのですが・・・ 以上二点です。無知ではありますが、いじめ問題について、法に関する面からも学んでいこうと考えてますので、回答よろしくお願いします。