• ベストアンサー

地盤改良工事費は、誰が負担するのでしょう?

tatami_angelの回答

回答No.4

宅地分譲や住宅建築などをしている会社の営業マンです。 私の会社や知り合いの住宅メーカーの場合でお答えさせてもらいますね。 私の周りでは改良工事費用はお施主様負担です。 しかし建築会社や分譲会社が負担するケースも多々あります。 (1)造成工事について 元々の土地が田んぼであった場所の造成工事では、まずは田んぼの土を取り除いてから、 新しい土を入れて土地を形成します。 その際に取り除く土は田んぼの土なので数十cm程度だと思います。 点圧などで徐々に固めながら土を入れたとしても、地下数十cmまでの工事内容となります。 (深さや入れる土の量については、接道状況や土地の形状によって違ってきます。) (2)地盤調査について 建物の形が決まったら敷地に合わせての配置計画をしますよね。 それが確定してから通常は地盤調査を行います。これは建物を支える土地の地下の様子を調査し、 どのぐらいの加重まで耐えられる土地なのか、どの深さに弱いポイントがあるのか調査します。 この調査は数m~数十mの深さの調査となり、造成工事ではとてもそこまでの深さは工事しません。 配置計画に沿って行いますので、配置計画が変わると調査も当然やり直しになります。 そして地盤調査の結果に基づいて改良工事が必要かどうかを判断する事になります。 (3)改良工事が必要だった場合 地盤改良工事は特殊な工事となっており、造成工事をする業者とはまた違い、 建物の10年瑕疵保障の関係で、国から認定を受けた専門会社が請負います。 建物を支える支持地盤がどの深さなのかによっても、改良工事の内容が変わってきます。 (表層改良工法や鋼管杭工法など様々な工法があります。) 今回の質問者様の建築工事に地盤改良工事が必要なのかわかりませんが、 改良の有無が決まるのは、上記(2)の段階になってからですので、 造成工事の段階ではとても対応できないのです。 分譲地などでは区画によって改良が必要な場所と、必要でない場所があったりします。 土地の地盤の強さは、調査するまではっきりわからないのです。 土地契約の条件で予め改良があってもいいように費用分の値引きを・・は可能だと思います。 ただしご自身の土地を造成されるのであれば、値引き交渉出来ませんがね。 また建築の見積りをもらった段階であれば、請負契約の条件として、 改良工事をサービスしてもらうのもありだと思いますし、 土地を購入する場合であれば、調査費用は掛かりますが、先に地盤調査をしてみて、 その結果を見てから契約を行うのも1つの方法だと思います。 調査費用数万円の出費は後にかかる改良工事費に比べれば遥に安い金額です。 良い家が建つといいですね。

satoizm
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 調査費用が数万円ならば、先に地盤調査してみるのはなるほどと…早速家族と相談してみます。

関連するQ&A

  • 地盤改良工事について

    GW明けに夢のマイホーム着工予定の者です。 地盤調査の結果、柱状地盤改良工事が必要との判定となりました。 我が家の場合土地を造成販売した不動産業者と住宅建築メーカーは別の業者です。住宅メーカーには地盤調査に基づく保証が付いており、この地盤調査により軟弱地盤であることが判明しました。地盤改良工事を行わないと不同沈下の恐れあり、また当然保証も受けられないということになります。 この造成地は元は田んぼであり、住宅メーカーからは最悪ベタ基礎になるかもしれないとの話は聞いていましたが、今回の結果はそれを上回る状況でした。 地盤とは土地という商品の一番重要な品質。この品質に問題が有る以上、不動産業者に責任があると思います。標準の布基礎以上の基礎の構造変更、地盤の改良の費用は造成した不動産業者に負担させることが可能でしょうか? (事前に不動産業者が地盤調査なりを行い、土地の品質を表示した上で商品を売り出すできではないでしょうか?) 業界の常識など、ご教授頂ければ幸いです。

  • 地盤改良工事について

    知り合いのM工務店での話。 地盤調査を依頼すると、調査会社からの調査報告書には、調査結果と共に、地盤改良工事の有無や方法についての考察が含まれていたりします。既存住宅の建て替え物件で、地盤調査を行ったところ、地盤改良工事が必要との考察が記載された報告書が届きました。いままで家が建っていたところなのに改良が必要?!と思ったM工務店は、この調査結果を基に、別の調査会社の意見を聞いてみました。すると既存の住宅が建っていた土地でこの調査結果であれば地盤改良は不要、という判断がでました。ただ、最初に依頼した地盤調査会社も、地盤改良が必要という判断を乱発するような会社でもないらしく、今回珍しく必要という判断だったとのことなんです。 それらをもとに、施主にやるかやらないかを尋ねたところ、やらないという回答だったから、今回は地盤改良工事をしなかった、という話。う~む、それって施主に判断させていいわけ?という疑問をM工務店にぶつけたところ、住宅の品質確保の促進等に関する法律における瑕疵担保責任から、地盤に関することは外れているので、施主が不要と判断しそれに従ったのであれば、地盤の影響で何かあったとしてもビルダーは責任を負わない、ということだったのです。 微妙なケースだとは思うのですが、仮にこの物件で不同沈下などの問題が発生してしまった場合に、M工務店に、責任が及ぶことはないのでしょうか。また、他の工務店さんは、こういう場合に、それでもやったほうがいいという意見が多いのか、うちもやらないと思いますという意見が多いのか、どうなのでしょう。 ちなみに、M工務店は、お客さんの信頼が厚い、お客さん思いの会社で有名です。

  • 地盤改良工事の要否

    30年前に建てた自宅の極近くにもう一区画土地を所有しています。セカンドハウスを建てようと思っています。先日、家を解体して建て替えをする近隣の区画があります。 この住宅団地は改良土工法で2mの地盤改良が行なわれております。それであるにも関わらず、攪拌セメントの柱状杭の地盤改良工事が行なわれています。不思議に思い、工事関係者にスウェーデン式サウンディング方法のデーターを見せて貰いました。約1.8m深さまでの改良土が確認されています。 私の土地もいずれ調査が必要ですが、駐車場として使用されているのですぐにはできません。 同じデーターが出たとしたら、柱状杭の施工をせねばならないのでしょうか。神戸の地震以来、法律が変わったのでしょうか。 私は年齢的にもローンを組むことは考えておりません。住宅瑕疵担保保険で要求されても、柱状杭工事をしないで建てたいのです。セカンドハウスに大掛かりなことは必要がないと思っているからです。 以前、あるHMは保険適応しない建物は工事契約しないと言っていました。建てられるのでしょうか。

  • 地盤改良工事について

    HM(タマホーム)と契約し、地質調査まで進み、地盤改良の見積書が提出されました。 工事内容は工事一式となっており、その工事をするとジャパンホームシールドの保証がつくとのことでした。 疑問点は、なぜHM(タマホーム)から工事見積書がでてくるのかということです。HMの説明では、当初、建物以外は別工事のため、HM以外の業者が工事し、その業者から請求があるとのことでした。 もしかして、だいぶん上乗せしているのかと思ってしますのですが、何か保証との関係があるのでしょうか。

  • 地盤改良工事 どのようなケースで頼む?

    建築業界について調べています。 もし業界に詳しい方がいらしたら教えてください。 地盤改良工事は、通常、住宅などの工事の際、ハウスメーカーなどが土木工事業者などの専門業者に頼むパターンが多いのかな、と思いますが、私の想像は正しいでしょうか? もし個人が土木業者に直接たのんだ場合、中間マージンのぶんコストをカットすることもできるのかな、と想像しているのですが・・・・ また、住宅や建造物の建設時以外に、地盤改良工事をするのは、どのようなケースが考えられるでしょうか。 ご協力よろしくお願いいたします。

  • 地盤改良工事について

    HM(タマホーム)と契約して住宅を建設します。現在、地質調査をスエーデン式で行い、地盤改良の見積書が提出されました。見積書の内容で工事をしたらジャパンホームシールドの保証(5千万円)がつくと言われました。 そこで、質問ですが、 (1)ジャパンホームシールドという会社は信用力があるのでしょうか。うわさとかあれば教えてください。 (2)相当地盤が悪いらしく、以下の内容の見積もりでしたが、費用・内容等は妥当でしょうか。   建築面積18.75坪    タイガーパイル工法     ソイルセメントコラム @400mm        L=6.5m × 37本     段付鋼管杭      @76.3mm        L=2.0m × 37本            工事費用一式 230万円 (3)その他、良いアドバイスがあれば教えてください。

  • 地盤改良について

    住宅の地盤改良工事で表面改良と注入工事を行った後、その上にに基礎工事をする場合に栗石を敷かなくてもよいのか教えて下さい。また敷いた場合の栗石の役割と地盤改良の弊害を教えてもらえれば嬉しいです。すいませんが宜しくお願い致します。

  • 表層改良と柱層改良

    現在新築住宅を建築中です。 間取りも決まりこの間地盤調査をしてもらいました。 造成した団地を一区画買ったのですが造成前は田んぼでした。 (造成して5年目) 地盤調査の結果では地下5mのところに硬い地盤があるので そこまで掘って表層改良してはどうかといわれています。 元が田んぼでしたので柱層改良と考えていたのでどうしたものかと 考えてしまいました。 ちなみに隣はたぶん表層改良(ローコスト住宅メーカー)で ななめ裏のお宅は柱層改良(地元の工務店)です。 地盤改良もまちまちでますます悩みます。 工務店の設計士さんは柱層改良は奥深くの硬い地盤に杭をうつので それに越したことはないけれど柱は鉄筋が入っているわけではないので もし直下型の地震が来て杭が折れた場合、 あまり意味を成さなくなってしまう。 表層改良の場合、船に乗っているような感じで揺れるので 地震が来たときに地盤ごと揺れるのでより地震に耐えられるのではないか。 しかし柱層改良には10年保証がついており表層改良には保証がない。 一長一短でいろいろ考えるとますます悩んでしまっています。 みなさんならどうしますか?

  • 地盤調査と地盤改良について

    建売住宅を見にいって工務店さん(売主)に地盤について聞いた時のことですが、 「この建物、地盤改良を行った上でベタ基礎で建築しました」 地盤報告書見せて頂けますか?と聞いたところ 「建築前も建物が立っていたので調査はしていません」との回答 確かに以前は倉庫的なものが建っていた記憶があります 代りに地盤改良報告書を出してきて工事中の写真と共に説明を受けました 1.7m~2.0m掘り下げてコンクリート8袋を土に混ぜ転圧にて施行したとのこと 範囲は建物建設エリア+500mm 地盤改良してあるので、何もしていないよりは安心材料ではあるのですが ただ、地盤調査無しと言う点が引っかかります この様な立て直しのケースでは地盤調査なしで地盤改良を行うものなんでしょうか?

  • 地盤改良費用について

    この度、住宅を新築することとなり、地盤を調査したところ、JIOの指導により地盤改良が必要と判断されました。 当方兵庫県神戸市、重量鉄骨にて建築予定。 JIO指定業者の見積もりは下記の通りになりましたが、この金額は妥当なのか教えて頂きたいと思います。 湿式柱状改良杭工事 杭径 600mm 本数 48本 改良長 2.40m 掘削長 3.25m 残土処理 4tx5台 見積もり金額 128万円(税込)