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行内会計士・税理士の方はどのような働き方になるのでしょうか?
行内会計士・税理士の方はどのような働き方になるのでしょうか? 銀行員の方で、税理士や公認会計士の資格を保有してらっしゃる方がいると思いますが、 試験合格後も転職せずに、資格を活かして働く場合はどのような働き方になるのでしょう か? 銀行はあくまで融資の与信判断が本業なので、M&Aであれば財務デューディリジェンスは 外部の会計士に任せるのだと思います。そうなると銀行員で会計士はオーバースキルで 資格を取った努力と業務のコストパフォーマンスが割に合わない場合があるのではないか と思います。 何かこのような方についてご存知の方は教えて頂きたいと思います。 稚拙な文章で申し訳ありません。
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勤務先が同族会社で、自分も経営参加する可能性があるという場合以外に、企業内士業は「オーバースキル」でしょうね。 私は企業内税理士有資格者として勤務した経験があります。 そのときの経験を。 1 企業と顧問契約を結んでる士業(弁護士、税理士、司法書士など)との関係がストレスになる。 2 本来業務以外に資格者だからできるだろうと頼まれる仕事が残業の原因となる。 3 登録をしてないので税理士とはいえないのが本当ですので、これには閉口しました。 です。 詳しく述べます。 1 顧問税理士からは結構うっとうしがられます。資格を持ってるなら独立しろよ、俺の領分に口を出したらただじゃおかないからなという態度に出られました。 私がいた会社の代表者が「企業内税理士がいるから、顧問税理士を解雇したほうがいい」ということを顧問税理士に直に言うデリカシーのない人でしたので、困りました。 企業にとっては従業員給与を払って、顧問税理士報酬など支払いたくないのが本音です。重宝されるというよりも、そういった経営上判断の原因に自分がなるという状況がストレスでした。 2 企業買収を考えた社長が「この企業を買収したい。買収価格を算定してくれ」と言い出しました。そんなことは公認会計士とか税理士に依頼してくれといいたいところですが、そうもいきませんね。 通常業務に加えてその事務をしましたが、それへの報酬はありません。 税理士等に依頼すれば100万円程度報酬を要求されても良い事案でした。 つまり「ただ働きさせられる」です。 3 経営者は「わが社の経理には税理士がいる」「これは税理士が作った書類だから間違いない」と財務諸表以外の書類でも外部に権威付けをしたがるものです。 有資格者でも税理士会に登録するまでは業務で来ませんし、当然に「税理士です」というのもいけません。それなのに、経営者は「税理士がいる」と口にします。 ちょっと教えてくれと税務相談を受けようとする人が現れます。対応が難しいです。顧問税理士から叱られかねません。 以上は体験した事実です。 公認会計士ですと税理士登録すれば税理士業務ができますが、企業にいると登録が難しいのではないかと思います。 すると税理士業務はできません。 それを理解してくれない人間というのが必ずいて「税務相談」をしてきた場合に「私はその相談に答えられない」として「顧問税理士にどうぞ」といわないとなりません。 微妙な問題ですので、対応を誤ると「税理士法違反をしてる」といわれかねないことを知ってください。 法人の決算書の作成も税理士登録してないと本来できませんが、従業員が作成するとすれば○ですね。 顧問税理士の立場を愚弄しますので、コミュニケーションが大切になります。 また、税理士に「私はこう思う」という発言をどうしてもしてしまいます。 「従業員としての発言なのか、有資格者としての発言なのか」と問われる可能性もあります。 つまり「立場としての発言、意見の表明」が他人が想像する以上に敏感に取り扱われるようになります。 ストレスフルですよ。
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- kugatu3939
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行内会計士経験者です。 都銀か地銀かでも大きな差がありますし、その銀行毎に差異はあるようです。 ただ、概して給料が他の職員と似たり寄ったりでそれなりの雑務も多いので、結構途中離脱する人が多いですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。参考にさせて頂きます!
補足
ご回答ありがとうございます!もしご経験があれば教えてください。 例えば、都銀であれば会計士資格に業務として直結するのは行内監査部門・財務企画部門がありますが、「営業面」で役立てることは可能でしょうか?
お礼
「有資格者ではあるが、資格者保持者として働いているわけではなく本業が別にある状態」というのは、ちょっと中途半端な状況になってしまうのですね。ご経験のある方ということで貴重なご意見をありがとうございました。