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企業価値の計算にて質問です。
企業価値の計算にて質問です。 中小企業診断士の財務・会計の問題を解いているのですが、どうも腑に落ちない問題に出くわしました。 どなたか教えていただけますでしょうか。 中小企業診断士 最短合格のためのスピード問題集2 財務・会計 TAC出版 P.36に記載の問題より 次のM社の資料をもとにM社のn年度末の企業価値として最も適切なものはどれか。【単位:百万円】 【n年度末データ】 FCF 100百万円 加重平均資本コスト 11% FCFの成長率 1% 売上高 1500百万円 減価償却費 10百万円 実効税率 40% ア 700 イ 707 ウ 1000 エ 1010 オ 1100 「与えられているデータがn年度末のデータであり、 問われているのがn年度末の企業価値であることからn+1年度末時点の企業評価額は FCF 100 * FCF成長率 1.01/(WACC 0.11-FCF成長率0.01) =1010となる。よってエが正解である。」 と記述されているのですが ■企業価値=予測期間のFCF現在価値+継続価値の現在価値 の式から考えれば解答の計算では「継続価値の現在価値」の部分しか計算していないように感じるのです。 「予測期間のFCF現在価値」=Σ(FCF/(1+WACC)=100/(1.11) =90.09≒90 企業価値=90+1010=1100となり、オではないかと考えたのです。 どなたか教えていただけますか?
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- bigorange9
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エで正解。 継続企業価値は、(現実性はともかく)企業が来期以降永久に継続するという意味です。 来期以降のFCF成長率を一定とすれば、等比級数の和の公式からご質問にあるような式になります。ただし割引率より成長率が大きいような事業では計算が不可能になるという欠点があります。
補足
この問題からは「問われているのがn年度末の企業価値であることからn+1年度末時点の企業評価額を求めれば良い。」ということなのでしょうか? 「n年度のまでの現在価値と継続価値の現在価値を合算することにより、A社の企業価値を算出せよ。」と問われていなければ ■企業価値=予測期間のFCF現在価値+継続価値の現在価値 「予測期間のFCF現在価値」=Σ(FCF/(1+WACC)=100/(1.11) =90.09≒90 企業価値=90+1010=1100 よって解答 オ が成立しないということでしょうか?