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口蹄疫について、政府の対応は結局何が問題なのでしょうか?

at9_amの回答

  • at9_am
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回答No.5

> 口蹄疫について、政府の対応は結局何が問題なのでしょうか? 山ほど問題がありますが、この手の問題は初動が最も重要です。 宮崎の場合、2週間ほど見逃していたというミスがあったものの、それだけで封じ込めが成功していたならばGW前後に沈静化していたはずです。 しかしながら、爆発的に感染が広がったのはGW明けです。したがって、対策の問題は確かに存在しました。 まず、時系列的に述べれば、 4月20日 感染確認 22日 副大臣が「初めて聞いた」と答弁するなど、非常に危機感も何もない状況 27日 東国原知事が東京に出向き支援要請 自民党が対策本部を設置(民主党は5月17日) 30日 対策案を自民党が作成し、申し入れを行うアポを取る→ドタキャンして赤松農水相は海外へ この時点で、政府からの支援はFAX一枚、消毒液一滴存在しません。谷垣・江藤両議院の奔走により、330億円の支援金の支出を約束しただけです。 5月1日 東国原知事は自衛隊派遣要請 8日 赤松農水相帰国。民主党候補予定者の応援演説に行き、土日をしっかり休んだ上で、10日「急遽」宮崎入り。 この後も、例えば赤松・鳩山両氏による大型予算の公表(1000億円)とこっそりとした減額(翌日には取り消しなど)が続きますが、長くなるので省略。 ただ、特筆すべきは感染地でしょう。GW以降、新たに感染が確認された農場の大多数が国道沿い、又は国道に極めて近い立地をしています。自動車が感染経路であることが強く疑われていますが、国道での検疫などについては国の管轄です。 したがって、政府の対応の問題点は 1)初動に関して致命的な遅れを来していたこと。特に10年前に比べると、特に最初の半月以上、国からの支援体制が全くなかったこと。 2)その後の対応も二転三転し、思い切った手立てはかなり後になるまで取れなかったこと。 3)国が当然やるべき国道や空港での検疫や封鎖などについては、相当後になるまで行われなかったこと。このため、結局は全く関係がなかった近畿圏や東北圏でも消毒薬を大量に消費することとなり、肝心の宮崎県にはほとんど届かなかったこと。 などが主なところでしょう。 因みに、赤松農水相の態度(ニヤニヤしながら「殺せって」)などは相当に農家の人の神経を痛めつけたと思われますが、政府の対応とは外れるのでここでは省きました。

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