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会計士と中小企業診断士の関係と学習のポイント
- 会計士と中小企業診断士は簿記の部分で重複している情報がある
- 診断士の簿記以外の科目の負担は全体の学習量の約7.8%
- 中小企業診断士の学習には会計士関連の知識を活かすことができる
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診断士試験は7科目あり、そのうちの「財務・会計」という科目が簿記と関係のある科目です。 さて、「簿記」というのは「帳簿記入」であって、正しい帳簿を記入して利益が明確に表された財務諸表を作ることがその目的です。 中小企業診断士の仕事は、できあがった財務諸表を分析して、その企業にはどんな問題があるかを調べ、その問題を解決するための改善策を作ることです。 つまり、仕事の分野が違うのです。財務諸表が出来上がってから、簿記の仕事が終わってからが中小企業診断士の仕事になります。ですから、簿記に関して中小企業診断士に要求されるのは、これから分析しようとしている財務諸表がどのようにして作られたかを理解しておくことだけです。 kazuyuki111さんはこのサイトに質問を寄せていらっしゃいますから、コンピュータを使っていますよね。そしてコンピュータという道具が二進法という数字の表現を使って作られていることはご存知ですよね。そして、「プログラム」によって、コンピュータのワープロソフトを作ったり、ブラウザーを作ったりすることを知っていますよね。でもご自身でワードのようなソフトを作ったり、IEのようなブラウザを作ったりすることはできません。そんなことはできなくてもパソコンを使ってこのサイトに質問をすることができます。 財務諸表を分析して問題点を調べるためには、自分で財務諸表を作れる必要はありません。それとは別の分野の知識が必要とされるのです。もちろんBS、PLを作る知識があるに越したことはありませんし、実際に精算表や決算整理仕訳が診断士試験で出題されています。しかし本質的には中小企業診断士試験で要求されるのは、財務諸表ができてからの仕事になります。 ですから、財務会計の中には簿記以外の部分がたくさんあります。簿記の部分(財務諸表を作る部分)に関して言えば、2級の範囲で用は足ります。 中小企業診断士の「財務会計」だけの学習量を10とした場合、財務会計のうちで簿記2級以外の分野は6か7程度だと思います。
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- ben0514
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中小企業診断士を取得するメリットはあなたにあるのでしょうか? 公認会計士資格で経営コンサルタントなどは可能ですよね。 中小企業診断士を低く見るわけではありませんが、公認会計士資格がある人が中小企業診断士を必要とする業務は少ないでしょう。 公認会計士資格で税理士登録が可能なのはお分かりですよね。公認会計士試験の中の税知識だけでは税理士業務は耐えられないでしょう。税務会計の検定などが役に立つかもしれませんよ。時間に余裕があれば税理士試験を受けても良いでしょう。合格は必要ないでしょうがね。 公認会計士資格で商業登記の一部が可能です。開業などで相続関係業務をすることを考えれば、司法書士を目指してしまうのも良いでしょうね。 公認会計士資格で社会保険業務の一部??が可能だと思います。こちらも資格上できても知識がなければいけません。 公認会計士合格後であれば、不動産鑑定士の試験の科目免除があったと思います。 資格を並べたいのであれば良いですが、少しでも多く役に立つ知識や資格を目指すべきだと思います。
- pugera542
- ベストアンサー率36% (21/57)
中小企業診断士の一次試験に受かったものです。2次試験はまだです。 (1) 私は日商2級持ってますが、1次試験には受かりました。 2次試験についても、だいたい問題のパターンが決まっていますので、 しっかり勉強すれば大丈夫だと思います。 難易度的には簿記2級よりは幅広い知識を要するが1級ほど深くはないです。 (2) 簿記以外の科目の負担は、8/10くらいですね。 まず1次試験はそのまま、会計科目が7科目中1つです。 2次試験では簿記っぽいのは大きな問いの4にあたります。 さらにその中でも簿記っぽい原価計算や設備投資を問う問題は半分くらい。 しかし肝は計算ではなく、計算式そのものを出す過程です。 設備投資しなきゃいけないの? いつ? どこの? どの設備を? そうしたらしない場合に比べてどんだけお得なの? 損なの? ほかに方法はないの? と。 なので計算が100点でも、そもそも論がわかってなければ0点です。 つまり簿記は必要不可欠ではあるけれど、 まったく趣旨の異なる試験です。 (3) あまり欲張らず、一つずつ確実に合格していけばよろしいのでは? 私はファイナンシャルプランナーの資格も所持していますが 簿記を持っていれば理解は深まりますが、やはり系統が異なります。 これもお金の運用や投資部分は全体の1/4くらい。 それよりも相続ですとか年金ですとか、法律関係が多く 純粋に会計士を目指してる人には向いてないと思います。
- Kurouto
- ベストアンサー率28% (96/338)
あなたはいったい何者ですか? 社会人ですか?学生ですか? 中小企業診断士は学生ではまず受かりません。(1次は頑張れば受かる) (1)の答えとしてもちろん簿記1級持っていれば、診断士試験の一次試験の「財務・会計」では役にたちます。しかし、診断士はその名の通り中小企業を診断する能力が必要なので、学ぶ事はもっとあります。 1次試験は財務・会計以外に経済学/経済政策・企業経営理論・運営管理(店舗・工場)・経営法務・経営情報システム・中小企業経営/政策の全7項目あります。ですので(2)の回答ですが、1にも満たないと思います。2次試験ではこれらの知識を応用しなければなりませんので。
お礼
ありがとうございます。 >あなたはいったい何者ですか? ただの、20代の社会人です。(笑) まぁ、某中小企業で、経理・財務していますが。 >1にも満たないと思います。 そうなんですね。 http://bookstore.tac-school.co.jp/pages/?add/chusho/boki は過大広告ですね(笑)
お礼
ありがとうございます。 >(2)簿記以外の科目の負担は、8/10くらいですね。 やはり、そんな感じなんですね。(笑) >なので計算が100点でも、そもそも論がわかってなければ0点です。 1級・会計士の管理会計で、例示して頂いた内容については、嫌というほど、似通った学習をしてたりするので、このへんは、大丈夫そうです^^ >(3)あまり欲張らず、一つずつ確実に合格していけばよろしいのでは? そうですね。 ただ、自分にあった勉強法が確立しつつあるので、今度の会計士試験に相当の自信があるのです。そこで、終わったら暇だな~と。(笑) 会計士試験も、会社法などの法律科目や、税法科目、そして退職給付会計で企業年金についての学習項目があるので、違った視点から、何か学習できるもがないか探しておりました。 今年、2次試験受けられるのですか? 良い結果がでるといいですね!