社会保険労務士の方、教えて下さい。

質問

社会保険労務士の方、教えて下さい。
私は現在メーカーに勤める会社員（管理職）です。
このところ会社の業績が悪く、近々転職を考えています。
そして、この機会に社会保険労務士の国家試験に挑戦しようと思っています。
かなり難関の国家試験であることは認識しております。
国家試験の対策・注意点、勉強期間、合格までの受験回数、合格後の進路、例えば転職に有利か無意味かとか、あるいは独立してかつ人脈がなければ収入が得られないとか、何でも良いですから情報を下さい。
知人に社会保険労務士がひとりもいませんので。
ちなみに、私は５０歳、理系大学卒で、総務部門の経験はありません。
四年制大学卒なので受験資格はあると思っていますが、間違ってたらご指摘ください。
とりあえず、社会保険労務士試験公式ホームページは見ました。
ご回答は、申し訳ありませんが、社会保険労務士資格を有する方のみで、お願い致します。

回答No.2

yosidapsl · ベストアンサー

Lecに1年間通学して1回で合格し現在は開業をしています。
4年制大学を卒業されていますので受験資格はあります。
受験対策としては、労働法や社会保険法に接してこなかったということですので、通信でも通学でもよいので受験対策講座を受講されることをお勧めします。社労士試験は暗記が重要な試験対策なのですが、出題される法律の全体像を理解した上で暗記したほうが点数をとりやすいと思います。（本試験の問題を見ていただければわかりますが、法律の本則以外にも付則や通達、判例等からの出題もたくさんあります）。極端にいえば、社会保険労務六法と厚生労働白書等のどこから出題してもよい試験なので、効率的に暗記をしないと点数にはなりません。同時に法改正部分が出題されやすいとも言われていますので、正確な情報収集が求められます。
また、合格ラインは選択式で6割、択一式で7割弱ですが、各科目で足切がありますからこれに引っ掛って不合格になる人もたくさんいます。特に選択式は5問のうち3問は正解しないと不合格にされる可能性が高いので注意が必要です。択一式では過去問を覚えるぐらいに解けば6割以上の点数になることが多いです。少なくとも昨年までの試験はそうでした。
現在、社労士登録をしている人の2/3ぐらいが開業しています。勤務社労士登録者は12,000人ぐらいでしょうか。転職に有利かと言われれば、不利ではないでしょうが大きなアドバンテージになるとは思いません。社労士事務所等の士業事務所以外で人事や総務を新規採用する場合にあえて社労士を採用する必要がないからです。資格を持っていること自体は評価してもらえるでしょうが、それ自体で採用の可否を決定する要素にはなりにくいと思います。
開業後はクライアントを自力で探さなければならないので、それなりの人脈があるか、営業力がある人でないと収入は見込めません。
その他には、行政協力をして収入を得る道や行政への期間採用の道もあります。多くの収入は望めませんが、開業したての人はよくこれに応募しているようです。
その前に、総務経験がないということですので、試験に合格しても事務指定講習を受けなれば登録はできません。これは毎年夏に行われます。年1回しかないので、受験後1年程度は登録できないことになります。転職をお考えならこの1年間のことも頭に入れておいてください。（実務経験の条件を満たしていれば事務指定講習は必要ありませんので、合格後すぐに登録できます。）
少しはお役に立てたでしょうか。

お礼

ご回答ありがとうございます。
また詳しくご説明戴き大変感謝致します。
実際に社労士としてご活躍されている回答者様のご意見、非常に参考になります。
資格を取れば転職にも有利で、あわよくば独立、という甘い考えは捨てた方が良さそうですね。
費用及び時間対効果では、かなり厳しいものだと実感できました。
もう少しじっくり考えてみることにします。
なお試験対策につきましても、とても参考になりました。
ありがとうございました。

回答No.1

nine999

社労士の事務所に勤めていたことがありました。
現在も別の社労士とお付きあいがあります。
しかし、どちらも経理事務をしており、社労士として支払う報酬は年に1万円ほどです。それも、書類に判をついてもらうだけのもので、付き合いがなければ頼む必要もないものです。

社労士だけでは独立してやっていけるとは思えないので、心配いたします。
税理士でも個人事務所は同じような感じに見えますが、こちらは決算時の重要な書類作成などがあります。
ただ、どちらにしても、経理事務を広く集めないと月々の収入は辛いのではないでしょうか。

お礼

ご回答ありがとうございます。
生計を立てるには厳しいとのこと。
資格を取れば何とかなるだろう、という考えが甘いと感じました。
ご心配戴きありがとうございます。