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貨幣紙幣(相当物)の受給方法の発端

hirosi3の回答

  • hirosi3
  • ベストアンサー率50% (72/143)
回答No.2

●明治初期に153の国立銀行が設立された  貨幣が市場に流通し始めることについて、サムエルソンは『経済学』の中で「銀行はどのようにして金細工業から発展したか」について説明している。  しかしこれはイギリスの話。日本では違う。  また米国FRB議長のバーナンキはアグリコーラという仮想国の例を引いて説明している。 しかしどちらも日本の実際とは違う。  日本では明治初期、維新政府が太政官札を発行したが普及しなかった。そこで民間の金持ちが銀行を設立し、持っていた金を担保に紙幣を発行した。国立銀行という名の民間銀行が153設立され、第一銀行の1円札、とか第14銀行の1円札が発行された。これらは主に旧士族への授産金として支払われたものが多い。  しかし日本各地の金持ちの所有する金には限度があり、明治18年5月に日本銀行が日本銀行券を発行した。江戸時代から使われていた、金貨、銀貨、銅貨、藩札、明治初期に発行された太政官札、国立銀行という名の153の民間銀行が発行した紙幣など、それまでの通貨と交換し、ここに日本で統一化された通貨が発行された。

noname#107964
質問者

お礼

NO1様へのお礼以外に考えたところ、公的機関への物品や役務提供の対価として支給、というパターンもありえるかもしれないとも思えました。 (もちろん定かではありませんが。) ともあれ、御回答の明治のお話が考察のきっかけにもなりました。 ありがとうございました。

noname#107964
質問者

補足

御回答ありがとうございます。 明治は大変参考になりましたが、「一番最初」の受給方法が知りたいのです。 (御回答にある明治の民間の金持は既に金を持っているわけで、)この世に初めて第三者的存在が貨幣相当物を造幣した際、それをどうやって庶民は受給することができたのか、が知りたいのです。 更に、現在も、新規生産分相当の金銭は、最終的には日銀等で新規造幣発行された物を(流通過程を経て)「受給」しているという形になるのでしょうか?

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