歴史に関する質問です。

質問

桃山文化は何故、華美な文化と、茶の湯のような質素な文化という相反する文化が共存していたのでしょうか？

回答No.3

isa-98

文化の基準のひとつに、誰の文化であったか？
があります。

フランスでは、市民革命までは貴族の文化を指していました。
既に桃山文化でブルジョワジーが進出していたのは驚きです。

莫大な富を得た商人や大名を中心に財力を背景にした文化です。

一面に咲いた朝顔を一輪だけ摘み、茶室に飾る。
美を集約する訳です。

財力を見せ付けるのではなく無言。
「おお、これは～ですね。金があっても紹介が泣ければ入手不可能のはず。」

と、分かる人間には財力や人脈がすぐに分かり、
分からない人間にはまるで分からない。

ですの（お金がありますの。が主語）や、メロンをごみの一番上にする
事とまるで逆の行動になります。

皮肉になるか、優越か。
一時、競い合う事自体をやめ、健やかな時を求めたのかもしれません。