捕鯨について日本は悪いことしてるんですか？

質問

捕鯨について日本は悪いことしてるんですか？

この問題について自分は良くわかりません。
一見シーシェパードが悪い様に見えますが（少なくとも彼らは営利目的で活動しているようですが…）

自分は日本にいる日本人なので都合いい情報だけ入ってきてる様な気がして…

どなたか詳しい方
きっと日本にも悪いところがあると思うのですが
こちらの言い分と向こうの言い分包みまったく隠さず教えて欲しいです。

回答No.15

iamyou · ベストアンサー

鯨というのは元々世界の水産資源の一種でした。昔は鯨漁をしていた国はヨーロッパを中心に沢山あります。しかし、日本以外は鯨油をとることだけが目的でしたので、油を絞った後は廃棄していました。一方日本は、油はもちろんのこと、鯨肉、骨、髭（食物を漉しとる櫛のような歯）、内臓、皮など余すところ無く利用していました。髭は文楽人形を操る為のバネとして今でも貴重品ですし、肝臓は昔は駆虫剤（人間の寄生虫である回虫を駆除する薬）や、滋養強壮剤として戦後の食料難による栄養不足を補う薬として日本人の命をつなぐ貴重品でした。要するにヨーロッパは鯨のごく一部を利用していたに過ぎないのですが、日本人は本当に大事に大事に利用していた訳です。ところが石油が利用されるようになるとヨーロッパでは鯨の利用価値は無くなってしまいました。そういうことで彼等は鯨漁は不必要になった訳です。確かに一時は鯨を捕りすぎて、種の保存に支障があると言われるほど減少していましたので、これを保護することが必要でした。そのためにＩＷＣ（国債捕鯨委員会）という国際組織が作られ、鯨資源の保護と個体数の回復が図られるようになりました。そのこと自体は大変良いことですし、この組織が公正・合理的に運営されれば資源保護にとって理想的なことです。

　上のような努力の結果、今では鯨の個体数は、鯨の種類によっては増えすぎていると言われるほどに回復しています。増えすぎて何が困るかと言えば、鯨が他の漁業資源を食い荒らすと言うことが判っているからです。昔は鯨の餌はオキアミというエビに似たプランクトンだと思われおり、オキアミは南極洋などに無尽蔵にいるものと考えられていました。ところが「調査捕鯨」などによって研究が進んだ結果、鯨は種類によっては魚類を餌にしているものが多いと言うことが判ってきました。とりわけイカ類を好んで捕食しているそうです。そして鯨が増えすぎた結果今では鯨の捕食に拠って漁業資源の一部がかなり脅かされているという事まで判ってきているようです。こういう事は全てＩＷＣは判っているはずです。鯨の個体数が増えていることも、魚類を大量に餌として捕食することもすべては調査捕鯨の成果です。

　さて、ではなぜ日本の捕鯨が非難されるのでしょうか？　これは偏に偏見と、異文化排斥（非寛容の精神文化）以外の何ものでもないと私は思います。
　（1）ＩＷＣの構成国には捕鯨国と反捕鯨国があります。反捕鯨国はもともと捕鯨の習慣のない国が殆どです。従って、彼等の発言には捕鯨国に対する文化的理解は皆無です。例えば、キリスト教徒がイスラム教徒に対してスカーフ着用の意義を認めないのと同じ感情だと思います。
　（2）元々捕鯨国であった国も鯨油の必要が無くなった今では特に捕鯨に拘る必要はありませんので、まあ、反捕鯨という国際世論に迎合しておけば自国の評価も良くなるだろうという程度の意識しか無いでしょう。そうでなければ「国益」と言うことを真っ先に主張する西欧国家が、もし自国にとって捕鯨が必要ならば安易に反捕鯨などと叫ぶ事は無いと思います。
　（3）要するにＩＷＣ内の雰囲気は論理的な議論よりも感情論の勢力が幅をきかせているという状況だそうです。このような非理性的なＩＷＣの存在意義に疑問が無い訳ではありません。日本はそんな中で脱退もせず、必死の努力で調査捕鯨のデーターを積み上げ何とか正当な論理で調査捕鯨を承認させています。つまり、正当性は日本が積み上げたデーターのみにあるといえましょう。
　（4）シーシェパードの行動には何の論理性も、正当性もありません。ただ感情論だけの、一種の狂信徒です。つまり宗教的感情に溺れてしまっていると思います。従って彼等はたたかれればたたかれるほど燃え上がります。日本としては怪我をしないように（つまり感情的な国際世論を身をかわしながら）過ごすしか仕方ないでしょう。

　つまり、「捕鯨」という一国の文化に、捕鯨という文化を持たない国が口を差し挟んでいると言うことです。あなたは麦の文化の国から、「米を食物にするのは止めろ」と言われて納得しますか？　我々日本国民が「牛には知能があるから牛肉を食物にするのを止めろ」と言って彼等は納得するでしょうか？

なお、国債捕鯨委員会については次のＵＲＬに入って「国際捕鯨委員会」で検索すればかなりのことが判ります。
　　　　　　　　　　　http://ja.wikipedia.org/wiki/

回答No.14

so-that_

悪いかどうかはわかりませんが・・・調査のためという名目での捕鯨をやる意味が知りたいところです。
そもそも毎年そんなことをする必要があるのかなというイメージはありますがきっと突っ込んじゃいけないお約束ｗ

事故という風に見れば悪いことをしているのはシーシェパードだと思います。

こちらの言い分・・・つまり日本政府
日本は鯨を食べる食文化がある。
だから毎年こうやって鯨の頭数と増加等のために調査捕鯨している。
もちろんあまったぶんは持ったいないから食べる！

シーシェパード
日本はする必要のない捕鯨をしている！
あんなかわいいものを殺して食べるなんてどうかしてる！
断じて許さん！

こんなところじゃないでしょうかね。

回答No.13

at9_am

> こちらの言い分と向こうの言い分包みまったく隠さず教えて欲しいです。

最初は鯨の数が争点でした。つまり絶滅危惧種であるから取ってはいけない、と。
資源保護のために商業捕鯨が停止され、現在の調査捕鯨が始まりました。
現在では、南極海には充分な数の鯨がいることが、日本を含む多数の国の調査によって科学的に明らかにされています。
確かに北半球の幾つかの種類の鯨は今でも絶滅危惧種であり、それらについては、一応調査捕鯨もありますが、基本的には非殺傷型の調査が行われています。これは南極付近のそれとは全く別の話です。

充分な数がいると判明した結果、オーストラリアなどが持ち出してきたのは「鯨類は頭がいい」「鯨類はかわいい」から食べてはいけない、という感情論でした。
鯨類の知能が高いかどうかについては諸説ありますが、少なくとも牛は、動きこそ緩慢ですが、かなり賢い動物です。しかしながらオーストラリアは牛肉の世界的な産地の一つだったりします。またカンガルーやコアラはかなりかわいい部類に入ると思いますが、オーストラリアでは毎年かなりの数を「駆除」しています。
要するにこれらの理由は、単なる「言い訳」の範囲を出ません。

また、時折今でも絶滅を危惧するような声明を出すことがありますが、鯨類の数に関しては、全く科学的な根拠を示したことはありません。

> きっと日本にも悪いところがあると思うのですが

ありません。

SSは元々はIWCのオブザーバーでしたが、追放されています。その時も、船をぶつけて沈没させたためでした。

今回の一件も、衝突の瞬間の動画を見るとわかりますが、波の形から、ほぼ停止状態から日本船に向けて前進してぶつかっていることが分かります。
日本船の艦首の波の形から、微速で直進または左に曲がろうとしていることは明らかであり、AG号からぶつかってこなければ右からぶつかることは絶対にあり得ません。

また、沈没せずにSSに曳航されていっていますが、SSはそのままロープを切って海に廃棄処分したようです。漂流しているAG号が発見されています。

回答No.12

jacta

日本が悪いことをしているとすれば...

シーシェパードのような海賊をのさばらせていることです。
このような海賊が出る海域には、本来であれば海上自衛隊の護衛艦を派遣してしかるべきです。
ソマリアと違って、日本だけで海賊退治をしなければなりませんので、当然、シーシェパードが敵対行動に出れば、敵艦の撃沈を含めた対応が必要になります。

回答No.11

129982

私の　個人的な　意見ですが…

捕鯨に反対してるから　捕鯨だけを　考えるとは　ならないと思います。
あそこまで　執拗に　捕鯨の邪魔をするのは　おかしいと思います。

つまり　なんだかんだと　理由をつけて　"日本バッシングをしたい"
というふうに　見えます。

(1)欧米人から見れば　日本人は　何を考えているのか　わかりにくい
　でも　先進国→気に入らない
(2)日本人は　ディスカッションに　慣れていない
　→ナメられやすい

純粋に　動物愛護の思想だけで　あれだけの　妨害をしているのでは
ないような…

あくまでも　個人的な意見ですが。

回答No.10

sudacyu

＜参考１＞　
　私が小学生だった頃、学校給食の肉と言えば、鯨でしたけれどね。

　戦後日本の食糧不足、特にタンパク質確保のために、日本はアメリカからも南氷洋の大型クジラ類の捕鯨を勧められました。
　また、日本近海のマッコウクジラを乱獲した（使うのは鯨油だけで肉は全て海洋投棄。日本人は骨から皮まで全て利用していました。 「鯨一頭で七浦潤う」乱獲せずに大切に利用しました。）のはアメリカの捕鯨船ですし、ペリー艦隊によって日本開国要求をした理由の一つが、アメリカ捕鯨船の基地として日本の港を使いたいというものでした。

　日本の伝統芸能である文楽の人形には、シロナガスクジラのひげがバネとして使われています。
　北極クジラの捕鯨が、イヌイットに認められているように、個体数が増えないシロガスクジラですが、１０年に１頭くらいは捕獲する必要があるかもしれません。

＜参考２＞
　調査捕鯨の性質

　日本が行っている調査捕鯨は、英語による報道ではResearch Whalingという言葉よりはScientific Whalingと呼ばれる場合の方が多い。 IWCの用語ではScientific Permit（科学許可）やSpecial Permit（特別許可）と呼ばれる範疇に属する。国際捕鯨取締条約（ICRW）の第8条第1項により、加盟国政府には自国民に対し科学調査のために鯨を捕獲する許可を与える権利が与えられており、それに基づいた鯨の捕獲調査をいう。調査計画の名称は、南極海で行っているのがJARPA（Japanese whale Research Program under special permit in the Antarctic）、北西太平洋で行っているのがJARPN（Japanese whale Research Program under special permit in the North Pacific）である。

このように、条約上の正当な権利ではあるが、日本の調査捕鯨の自粛を求めるような決議が毎年IWCで採択されている。

附：
　調査捕鯨頭数は日本が決定し、ＩＷＣに報告しているだけと思っていました。
　頭数をＩＷＣが決定しているという事実があるのなら、事実を確認の上、認識を改めたいのですが、今のところ確かな情報ソースを見つけていません。

回答No.9

boikof

＞きっと日本にも悪いところがあると思うのですが

これはありませんね。国際捕鯨委員会から認められた頭数以上の調査捕鯨をしていないわけだし、反捕鯨を掲げているのは欧米諸国（アイスランドとノルウェーを除く）と鯨を食べる習慣のない国が反捕鯨の欧米にそそのかされてるだけです。そもそも鯨を過剰に保護したおかげで数が増えすぎて生態系に悪影響を与えてるという話も聞きます。それでも反捕鯨国が日本を目の敵にするのは、鯨が高い知能を持ってると言う科学的根拠だけだと思います。知能がある生物は食用にするなという考えですね。

また豪州やニュージーランドの野党は騒いでますが、与党は日本との関係悪化を避けたいのでシーシェパードの取締りを行うと思います。国際海洋法上を始めとする法律に基づいて、彼らの行為は罰せられなければなりません。彼らが日本大使館の前でデモを行ったり、日本製品の不買運動を行うのは合法ですが、明らかに船に対して攻撃する行為はテロリストと同じであり、彼らの船籍がおかれてる国ではメディアからは賛辞されても政府からは厄介者として見られてる一面もあります。

ちなみに太平洋の鯨が激減したのは主にアメリカの責任だと言う事を日本人のどれ位が知ってるのでしょうかね。数十年前までアメリカは主に食用ではなく燃料となる油を採取する為に鯨を乱獲していたのですからね。その需要がなくなれば保護に廻るというのもアメリカ政府の矛盾の一端を表してると思います。

回答No.8

翔（@sil_master）

日本は、IWC（国際捕鯨委員会）という所で承認を得、そこで決められた頭数だけを捕鯨し、その捕鯨した鯨を「もったいないから」という事で食しています。何ら日本の行動に問題はありません。不確定な情報ですが、FBIからはSSはテロリスト認定もされているようです。
　今回の衝突事故に関しても、本日放送のミヤネ屋での映像を見る限り、SS側が撮ったとされる映像では調査船が左舷に舵を切って回避行動を行っているのが見てとれます。しかし、SSのAG船の後方からは気泡が見て取れる事から、

　「調査船は左舷へ回避行動を取っているにも関わらず、AG船は進行しており、結果事故となった」

　となります。

　また海洋での運行法についても、AG船は追い抜きと判断され、今回の場合は調査船側に優先権があるとの事でした。

回答No.7

acasa

http://www.youtube.com/watch?v=b7dmXwB8LBA

http://www.youtube.com/watch?v=kr9TpvkPd-M

http://www.youtube.com/watch?v=ETaHPEjSYQA

参考に・・・

回答No.6

coxym

>捕鯨について日本は悪いことしてるんですか？
以下、個人的「回答」デスが、日本人が「悪いコト？？！をしてル、とは思いません！！」世界的（IWC）ルールにのっとた、国際的にも合法な行為！だと、思いマス。

ソレを金儲けのために「環境・動物保護」をキャッチコピーとシテ謳う「エコ、環境商売テロ集団・シーシェパード」が利用してル、だけのヨウに思いマス。

1億数千万円の高速艇をぶつけて、母船が回収スル。スポンサーにプレゼンテーション・アピールしてル？！とシカ思えません。アピールするコトで「お金がもらえる」のでしょうネ。

現在はヨクわかりませんが、大口スポンサー代表は、米国の「パタゴニア」オーストラリアの「ビールメーカー」のヨウです。

鯨に関しては、増えすぎて「生態系を壊す危惧もアリ、調査捕鯨は続けルべき！だと、思いマス！！

http://www.whaling.jp/qa.html

世界には長年培われた「食文化」がアリますよネ。支那・朝鮮の「犬食い」などナド、人と長年イイ関係を築いて来た犬を食っても抗議せず、クジラに対シテだけ、抗議・テロ」過去、コーカソイド（白人）が、どれほどの人々、動物を虐殺シテ来たか「歴史を見れば明らか！」デスね。
イヌイット・エスキモーはOK!!で日本がダメな根拠を示して欲しいですネ。

オーストラリア人は、クジラの前に「自国のカンガルー虐殺」を説明スべき！！だと、思いマス。

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1T4GFRC_jaJP315JP315&q=%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%BC%E8%99%90%E6%AE%BA&lr=&aq=f&oq=

ご都合主義の大義名分で「金儲け」！！…ヘドがでマス！！

回答No.5

rimurokku

冷静に考えてみれば、何らかの違法行為をしている者であっても、一般人が勝手に妨害をしたり攻撃することは、何処の国の法律でも許されていません。

ましてや、国際的に同意された範囲内で国際法に則って行なっている仕事を、自分たちだけの判断で妨害することは許されてはいけません。
これが許されるならば、日本国として都合良い考えだけで他国の行動を妨害出来ることになってしまいます。

たとえば、世界中で行なわれているテロ行為は、テロ側としての言い分に添っていても、その考えに同意出来ないおおかたの他国の人には大変迷惑で危険なことです。

百歩譲って、日本側に何らかの横暴があっても、国際的会議で議論すればよいことで、それが通らなかったからと言って実力行使に出ることは野蛮人のする事でしょう。
とても文化的知能や知力がある人達のする事とは思えません。
極端に言えば、金持ちのお金かまわずの道楽で、悪趣味な遊びとして行なっていることです。
本当に鯨を保護しようとしている人達ならば、他にもっと知的な方法が有るはずです。
それを陰で支援したり、その行動を黙認している国が有ることも驚きで、その人種の人間性にも疑問を感じてしまいます。